
僕をここから連れてって
Twitterのタイムラインみたいだ。
気づけば3月になっていて、君と出会ってからは一週間が過ぎたらしい。
なんとなく流れていく。なんとなく脳死で流れ作業のように見てたら、なんとなく流れていくTwitterのタイムラインみたいだ。
だがその一瞬一瞬は決してなんとなくなんかじゃなかった。
死にたいくらいに生きていた。
君は僕のことを無理矢理外に連れ出した。
退屈ばかりの日々に、彩りが生まれた。
朝方、カーテンの隙間から全く純粋無垢な希死念慮が差し込んでくる。
Twitterのタイムラインみたいだ。
音も立てずにすべてが過ぎ去っていく。
悲しみは歌にしたくないんだ。恥ずかしいから。
君の声が聞こえる。
僕たちだけの生活感を抱きしめて、今日も生きる。
君の声が聞こえる!
世界が終わってしまうその前に、僕は僕になる。
君の声が聞こえる!
僕のTwitterのタイムラインには陰茎とかSEXの話しか流れてこない。そんなに、深く考えなくてもいいのかもしれない。