【中間報告】ここまで行動して感じたこと。そして、これからのこと。価値観に変化は?【海外ワーケーション】
◆スタートからここまでの行動は?
● ベトナム・ホーチミンとダナンでワーケーション(6/7-6/16)
トータル10日間でホーチミンに4泊、ダナンに3泊。街歩きをし、グルメを楽しみ、執筆し、料理教室に参加しました。ハードな移動もありましたが、基本的にマイペースな日常を過ごす充実の日々でした。
ワーケーションの様子はこちら ↓ から
● noteとx(twitter)の発信(6~9月)
投稿実績は以下の通りです。
8月にnoteの記事自動化を試し執筆記事数が飛躍的に伸びました。体感で3倍くらい仕事が早く進みましたが、ファクトチェックや不自然な言い回しの書き換えが煩わしく、途中で普通の執筆に戻しました。プロンプトやサービス拡張(課金)に改善の余地がありそうです。
ある程度書き溜めて投稿したので、出だしより後のほうがスムーズな投稿になっています。
x(twitter)は読むだけ派だったのですが、徐々に投稿にも慣れていきました。
●あたらぼコミュニティ内の活動(6~9月)
海外ワーケーションミーティング・オンライン参加
海外ワーケーションインタビュー参加
あたらぼ8月定例会ラジオ参加
各種オンラインイベントへの参加(広報、デジマほか)
【6月に書いた研究計画書はこちら】
スタート時に書いた研究計画書を読み返すと、おおむね順調に計画を進めていると思います。
◆あたらぼの活動で気づいたこと・感じたこと
●ワーケーションで起きた変化
まず自分の内側から生じた変化でいうと、これからの働き方や生活を考えたことで、1日の時間の使い方を見直しました。時間の使い方・ゴール設定を明確にしようと、タスク管理で評判の良いnotionで整理しました。
短期目標(スケジュール管理も含む)、中期目標(やることリスト)、長期目標(目標を書き出し、中期・短期目標に落とし込む)を書き出し、自分の現在地を認識するのに役立てています。
この作業中 notionにはまり、キャリアの棚卸もかねてポートフォリオサイトを作成しました。これからも随時更新していく予定です。
次に外側の環境から受けた変化では、普段と違う環境に身を置くことで、ベトナムの人たちのエネルギー値が高い働き方の様子を垣間見ました。
路上の片隅に即席の店を建て食べ物を売るおばあちゃん、バイクで近寄りどんどん営業をかけるGrabのお兄さん、家業の飲食店を手伝い英語で接客する男の子などなど。
捉え方次第では「大変そう」とも受け取れますが、悲壮感よりも私はただただ生きるエネルギーの熱量を感じました。
頭であれこれ考え勝手に疲れてたけど「私まだ何もしてないし、もっとやれることあるんじゃない?」と思いました。
●「あたらぼ」の交流で発見したこと
300人超が在籍する「あたらぼ」メンバーの面々はバラエティに富んでいます。自分の道を確立している人もいれば、新しい一歩を踏み出した人、これからの方向性に悩みもがいている人も。
それぞれ自分の進みたい道の途中で、お互い応援しあえる存在は心強いです。実際にメンバーの方々と交流することで、思ってもみない発見もありました。
特に海外ワーケーションの応援企画インタビュー。「海外ワーケーション」と「あたらぼライター部」コラボ企画でみねともさんが私のインタビュー記事を書いてくださいました!
出来上がった記事を読み、自分の一面を再発見しました。私はあれこれ考え過ぎると何もできなくなるので、まず直感で行動し、動きながら考え、問題が起きたら論理的に処理していくほうが馴染むタイプのようです。
つまり直感×行動×論理の順番で動く性質があり、その順番のほうが早く物事が進みます。これに周囲のサポートや時代の波があると、実現スピードは大幅に加速します。分かっていたはずなのに、なぜかずっと忘れていました。
こうして改めて自分を知ることは、重要なポイントになると思います。
こちらの記事はnote公式のワーケーション記事まとめに追加されるという、ありがたい出来事も!ぜひ読んでいただきたいです。
◆今、感じていること
海外ワーケーション、あたらぼを通して多様な働き方を知り、知らず知らず硬直していた私の「働き方」の概念が緩んできたように感じています。
今後の働き方については、あたらぼスタート時同様、転職もしくは自分で仕事をして、現在とは違う新しい仕事スタイルを確立したいと思っています。この3カ月で自分の望む働き方のビジョンを深めることができました。
これからの行動指針に関して、ポイントは3つ。
ポイント1つ目は
これまでのスキル・経験を生かしつつ、未経験分野のチャレンジをしたいです。興味がある観光・食文化の業界に転身できないかと考えています。
いきなりゴール到達とは行かないかもしれません。ですが、考えてばかりで準備に時間をかけ過ぎても、なかなかゴールに近づけません。
まずその方向に向けた一歩を踏み出し、キャリアを創り出すところからです。
ポイント2つ目は
私は「稼ぐ」に苦手意識があります。世間で言われる「お金のブロック(稼ぐことやお金への罪悪感)」はないのですが、たくさん稼ぐ=たくさん働く=たくさんの時間を割くと考えると、スタート前からそのラットレースのイメージに疲れてしまうのです。
多くの人は時給や月収で働くので、生産性や有益性と関係なく、時間で働く感覚がしみ込んでいます。ですがこの概念を打破し、役に立つ仕事に主眼を置かないと、本当の意味で稼げないのではないかと思い始めています。
ちなみに、あたらぼがスタートした時点の考えではデジタルツール(AIやRPAなど含む)やコミュニティの力を借りて稼ぐことを考えました。こちらも引き続きキャッチアップしていきます。
ポイント3つ目は
これは私が実現したい理想のワークライフバランス実現に関連します。継続的に働くためには働く環境が自分にマッチしているかがポイントになります。
あたらぼスタート時に考えた「働く環境」は場所(オフィス・リモート)や、働き方のスタイル(正社員・非正規・副業・フリーランス)に注目していました。
しかしここまで「働く環境」を考えてきて、私自身は完全自己完結よりも、人との交流があってこそ仕事を楽しいと思えるタイプだと気づきました。
つまり私が望む環境は良好な人間関係の中で働くことです。まさに「理想」ですね。現実はなかなかそうはいかないかもしれません。でも自分の抑えたい優先ポイントは場所やスタイルではなく、誰とどう働くかだったと気づいたことは、大きな収穫です。
◆これからの行動計画
当初のスケジュールは10月以降に「韓国でワーケーション」、あたらぼコミュニティでの活動(特に広報)、「海外ワーケーション情報発信をする」でしたが、ここまで活動をする中で、変更点と新規目標が出てきました。
【10月以降のスケジュール(変更あり)】
■ 秋の韓国ワーケーション
渡韓は検討中ですが、ワーケーションと呼べる規模では難しそうです。まず長期休暇の都合がつかない、そして円安の影響で予算が厳しい、この2つに起因します。
ただ韓国にいる友人と会って話したいので、渡航は前向きに検討中です。可能であれば短期の間でも韓国ワーケーションを実行したいです。
■ 海外ワーケーション、働き方+α の情報発信をする
ベトナムでのワーケーション記事はいったん終了しましたが、みねともさんとのお話の中に出てきた「旅行ライター」というワードに心惹かれました。
そこで、海外ワーケーションや働き方関連の記事にプラスし、旅行、食べ物に関する発信をしようと思います。
■ 稼ぐことについて
Lancersの初案件獲得に苦労すると思っていましたが、そもそも稼ぐための活動ができていないのが現状です。
動画仕事獲得が目標ですが、需要のある動画案件と、私のこれまでの動画実績との間にズレがあるように感じています。
まず需要の高い案件の実績を作るため、受注をし、動画を作成、実績を上げることが目標ですが、ひょっとしたら軌道修正が必要かもしれません。
【新たに加わった目標】
■ 英語力をキープする
細く長く、時に休みながら英語学習をしてきましたが、使う機会は少ないです。今は英語力キープが課題です。使わなければさびていくのが言語です。そこで英語を使う仕事に就けないかと考えています。
■ アジア圏の言語を学ぶ
なぜアジア言語か。英語はほぼ世界共通語ですが、今回ベトナムを旅し、地理的文化的経済的に近いアジアの言語にもっと目を向けたいと改めて思ったからです。
今回のワーケーションもそうですが、そもそも私がアジアに目を向けるきっかけをくれたのは、通訳ボランティアで知り合った中国と韓国の同世代の友人たちでした。
そのため「中国語、韓国語」を覚えようとラジオを聞いていた時期もあったのですが、英語学習もと欲張ったため、すべて中途半端に。
流れ的にベトナム語(習得が非常に難しい)と言いたいところですが、今回は韓国語を勉強することにしました。
理由は、過去に英語と日本語を教える代わりに韓国語を教えてもらっていたことがあり、ほんのわずかですが、下地があるから。日常会話、読み書きができることが目標です。
■ 来年の旅行業務取扱管理者試験合格を目指す
今後自分がやりたいことの方向性を考えたときに、旅行業務取扱管理者の資格をとるという選択肢が浮上してきました。
正直、資格がなくてもできることはたくさんあります。それでも資格をとろうと考えたのは、足りないスキルを埋めるだけでなく、未経験の私がやりたい方向に歩んでいると対外的に示すことも大事と考えたからです。
そして何より、資格取得を目標に進め「その先に広がる可能性と展開を広くしたい」と思っています。
◆さいごに
あたらぼ最初のレポートを書いてから約3カ月。順調に進んでいること、変更になったこと、思いもよらなかった展開と様々ありました。
スタートからこれまでの期間で「価値観の変化」はありましたし、その結果がいくつかの行動につながっています。
はじめ動画編集をメインスキルにキャリアを進めようとしていましたが、やりたいことの解像度が上がった結果、目指す職業の方向性が見え、いくつかのプランは軌道修正することに。
こうしたライブ感のある進め方は、自分の中にある即興性みたいなものとも親和性が高く、ガチガチの計画よりも心地よいと感じます。ただ自由に動きまわって現在地を見失わないよう、振り返りは大切にしていきたいです。
これからも試行錯誤は続きますが、現時点で感じていること、これから進みたい方向性などを記してきました。
あたらぼ3期がひと段落する12月には、この方向性を進めていき、その先の一歩をしっかり踏み出していると嬉しいです。