【渡航4日目】遅延は当たり前?飛行機国内線移動とダナンの花火大会【海外ワーケーション】
国内線を使ってホーチミンからダナンへ移動
朝から買い置きのヨーグルトとパンを食べ、パッキングを済ませてホテルをチェックアウト。お昼前に空港へ移動です。3日目にして少し慣れたホーチミンを離れ、今日から4日間はダナン滞在です。移動のためタンソンニャット空港へ向かいます。
10時過ぎにホテルを出発。フライトは12時05分発。ドライバーさんには国際線(International)ではなく国内線(Domestic)だよと伝えます。少し伝わってるか不安だったので、空港に近づいたときもう一度「ダナンに行くんだよ~」と伝え、乗りたい場所の近くでちゃんと降ろしてもらえました。
空港に着くとフォーを売っているフードコートや、パンを売っているお店があります。飛行機ではなにも出ないので、軽く食事をとっておきたいところです。
まずは手続き。利用するのはベトナム空港 VN0136便。ベトナム空港のカウンターへ行き、搭乗手続きと手荷物預かりをします。
このホーチミン-ダナン間のチケットは、事前にベトナム航空公式ページから購入しました。何の問題もなく手続き完了。
フードコートも気になりましたが、検査手続きにどのくらいかかるか分からなかったため、そのまま検査場へ行くことに。大混雑とは言わないものの、そこそこ時間がかかりました。
検査場を通ってしまうと、特にやることはありません。搭乗ゲート近くの飲食店でランチのフォーを食べます。「Wagyu(和牛)フォー」なるものがあったので面白がって注文。高かったけど…。
ベトナムは縦に長く、南に位置するホーチミンから、国土の中ほどにあるダナンまで飛行機で1時間半かかります。
列車も人気ですが、なかなかの移動時間になるため今回は飛行機一択です。
1時間遅れで出発
スムーズに飛行機に乗り込み、おなかも満腹。あとはダナンを目指すだけです。特にやることもないので、少しうたたね。起きてみるとちょっと様子がおかしい。
15分くらい寝ていたと思うのですが、飛行機がまったく同じ場所にいます。
込み合ってるのかなあ…と思っていると、さっきまで晴れていた空が、暗く大きな雲に覆われ、みるみるうちにものすごい横殴りの雨。そして雷まで。
これは動けないな…。離陸ポイントの場所まで少しづつ移動はするものの、いつ離陸するのかわからないまま時間が過ぎていきます。ずいぶん時間がたったころ機内アナウンスでようやく遅れのお知らせ。
みんなシートベルトをしたままお手洗いにも行けず、膠着(こうちゃく)状態が続きます。飛行機で出てくる水をあてにしていたので、のどが渇いてしょうがなくなり、持っていた飴でしのぎました。ああ、お昼だけでも食べてて良かった…
結果的に1時間遅れで離陸。到着ももちろん1時間遅れ。予定では13時40分の到着予定でしたが、ダナンについたのは15時前。
LCC(格安の航空会社)でないベトナム航空でも、割と遅延は多いという情報を見ていたので、そんなものかと思いつつ、ホテルへ向かいます。ベトナムではあまりぎちぎちに予定を詰め込まないほうがいいかもしれませんね。
ホテルに到着。PC作業も快適な環境
ダナンの空港からホテルまでは10分ちょっと。街並みはホーチミンと比べると、南国ののんびりムードを感じます。
この日はダナン国際花火大会が開催されるため、特定のエリアに交通規制が入ります。
初めは別のホテルを予約していましたが、花火大会のことを知り、ホテルの予約を取り直しました。こちらは花火大会会場に近い場所で、観覧したいひとにおすすめです。
Melira Vinpeal Danang Riverfront
https://www.melia.com/EN/hotels/vietnam/da-nang
ちなみに今回の旅の中でいちばんお高いホテルです。部屋は18階で眺めも良いのですが、残念ながら部屋から花火は見れません。宿泊の数日前に、花火の見える部屋は特別料金で、2連泊以上だよ!とメールが来ました。
特別料金は桁が1つ違っていたので、私に変更するという選択肢はありません。花火の見えない部屋にそのまま宿泊です。まあしょうがないですね。
このホテルのすぐ近くには、お買い物に便利なビンコムプラザダナンがあります。
宿泊客のみなさんがたは、ビンコムプラザで大量にお酒やおつまみを買って、部屋で宴会してるみたいです。団体で来ている韓国の方らしき人をたくさん見かけました。私はホテルで食べるための夕飯を買いに行きます。
キッチンもあったので自炊しようとしたのですが、鍋もないし火もつかないので、フロントに問い合わせたところ。キッチンは利用不可で、湯沸かし器など最低限のものしか使えないことが判明。
泣く泣くカップ麺を買ってきました。しかしなんだか物足りなかったので、ルームサービスも頼みました。結局高くついてしまった。でも部屋も快適でしっかり作業できたし、良しとしましょう。
現地のグルメをめちゃめちゃ楽しみにしている私ですが、可能な限り部屋食や自炊もします。日本から簡単な携帯食を持参する場合も。
理由としては、どうしてもその国の食事に胃が疲れてしまう、または舌があきてしまうといった理由から。あと外食が高すぎる、量が多すぎるといった理由もあげられます。
そうした過去の経験から旅行の際は、携帯用のスプーン・フォーク・ナイフを輪ゴムで括り、ティッシュペーパーくらいの大きさの紙ナプキンを持参。
このセットに何度救われたかわかりません。今回も活躍しました。
そして結局ホテルで注文したスパイシーサラダ。タイ風の味付けで、お肉もたっぷり入ってました。スパイスの味が複雑に絡み、すごくおいしかったです!
ハン川で繰り広げられる国際花火大会を楽しむ
夕方に散歩していると、ちらほら行商目的の人たちが路上に即席の店を構え始めていました。さらに時間が近づいてくると警官もやってきて、ほんの少し物々しさも出てきました。
今回私は花火会場に近いハン川沿いのホテルに宿泊しているため、その目の前にある川沿いの公園まで足を延ばせば花火を見ることができます。川岸まで、徒歩2分といったとこでしょうか。
花火のためにホテルを取ったととなると、花火ガチ勢のように思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
私の住む家は花火大会の会場近くで、子どものころはすごく楽しみにしていましたが、家が揺れるほど近くに会場があったこと、混雑でマナー違反の人が出て迷惑なことなどがあり、イベントとしては避けたい思い出になってます。
花火大会の日はむしろ遠くに外出して静かに過ごしたい派です。
ですが、今回は旅先の花火ということで、どうせこの混乱に巻き込まれるのなら、ど真ん中にいすわってやろうという気持ちになりまして。
花火大会のクライマックス近い時間から外に出て、旅先での花火を楽しみました。
案の定ものすごい人、人、人。私は花火が終わったらさっとホテルの部屋に戻り、何もなかったかのようにPCに向かいました。
部屋からもベトナムのエナジーを感じた
花火と同じくらい目を見張ったのは、ホテルの部屋から見る人の波の光景。
ホーチミンと比べると穏やかでのんびりとした印象のダナンですが、おなじみのバイク集団ももちろん健在。多くの人たちが動いている様子は、すごくパワーを感じます。
私のいた川沿いの公園は、人は多かったですが、そこまでぎゅうぎゅう詰めになることもなく、みんなが花火を楽しんでいてすごく感じが良かったです。
PC作業も捗り、よい滞在になりました。
明日はダナン近くの町、「ホイアン」を訪れます。
(5日目につづく)