マカオ4日目とまとめ
帰国
飛行機が朝8時半なので、5時に起きて、6時にタクシーを呼んでもらった。大学から空港までは20分で、86パタカだった。
あまった現金で、澳門英記餅家のエッグタルトを買う
マカオから関空まで3時間25分。機内食はまあまあ
マカオのまとめ
歴史
ポルトガル側の視点から見ると、マカオに拠点を築き始めたのは1513年で、1550年ころに居留権を得た。マカオは中国や日本との貿易やカトリック教会布教の拠点となった。ポルトガルは、生糸と銀による日本と明の三角貿易で大いに栄えた。しかし、日本の鎖国により衰退し、香港が栄えるようになる。衰退には、ポルトガルの国力低下や、香港と比べて港が浅く大型船が入港しにくい地理的不利もあった。
1887年にマカオはポルトガルの植民地となる。1999年に中国に返還され、特別行政区となる。
文化
ポルトガルの居留地・植民地だったこともあり、建物などには美しい西洋の名残や東洋の融合が見られるが、ポルトガル文化が色濃く残っているかと言われれば、そこまででもない。
なお、日本にとってもマカオの影響は大きく、キリスト教や火縄銃などは一部はマカオ経由である。また、かつてポルトガルは海洋覇権国家だったということが、マカオや日本への文化移入からしのばれる。ケンブリッジに住んでいたとき、ケープコッドに行くと、そこはかつてポルドガル移民が多かったらしく、一部に料理などが残っており、ポルドガルの反映を感じた。
地理
半島と、タイパ島とコロネア島とその間を埋め立てたコタイの島からなる。歴史地区やグランドリスボンホテルは半島、カジノホテル群はコタイにある。
カジノ
経済はカジノに依拠している。日本もカジノを含めたIRを計画しているが、特に大阪では反・親維新により党派化しているのが残念である。ラスベガスに行ったこともあり、カジノだけでなく、スポーツイベント、ショーなどもあるのでそれなり文化的には向上するし、少子化と経済低迷で産業の無い日本には、巨大人口と経済力の中国に近いという地理的特性からも、カジノは悪くないと思うのだが