![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6467249/rectangle_large_d5ac5a6f17e378254eb800b51d38bfc7.jpg?width=1200)
ライブハウスの話など。
ご縁とは不思議なもので、同じような嗜好の方とつい出会ってしまうという経験を何度もしてきました。これは、念ずれば花開くというものではなく、まったく念じても欲してもいないものですが、実は意識下に密かに存在する欲求というものがあって、そういうものを逃さずキャッチして導いてくれる何者かなのではないか、と何十年も人間をやってきて思うわけであります。それを仮に神様と呼ぶのもおこがましいのではありますが、いずれにしても何らかの力が働いているとしか思えないことってあるものです。前置きが長くてすみません。またしても、バンドをやり始めました。しかも、メンバーは全員うちの会社の社員です。面白いですよね。練習を重ねるとライブ、となるんですが、一通り経験がある僕がある程度方向性を指し示して、確認を取ると、皆さんやはり同じようにしたためてきたのでしょうか、拒否する方もいなくバンドは僕が思い描く方向へと向かい始めています。そこで、今日はライブハウスの話を。ある老舗のジャズ系のライブハウスへ出場依頼を兼ねて尋ねました。今回は東京でプロとして活躍している弾語りの女性をメインに、うちのバンドはオープニングアクトとして打診してみました。結果はブッキングはNG、箱貸しOKというちょっと残念な結果となったわけですが。この店は、ジャズ系ということでジャンルが違うこともあるのかもしれません。メインの彼女の力量から他を当たればいいのかもしれませんが、その時のライブハウス側の対応があまりにもだったのです。店の嗜好に合わないのならそれなりの言い方もあるやに思います。しかしながら、こき下ろすならまだしも全否定されて、じゃあ箱貸しならいくら、というこちらからの問いかけに値段の提示もなく、雑談に終始されもはやこれまでと失礼した次第です。合わないなら合わないと、しっかり説明して貰えば良いわけです。ここで、この店は僕というお客を無くしたわけです。つまり、出れなくても気持ちよく帰れたら、出れなくても店にはジャズを聴きに行こうかなと思うわけですが、もはや二度とここの敷居はまたぐまい、と心の中で確実に思いながら出てきたわけです。どれだけライブハウスって偉いのか、と思います。全てはお客様あっての商売であり、お客様がチャージを出していただいて、酒や料理を頼んでいただいて店は成り立つわけですから、明日の客、見込み客をないがしろにするこの店のオーナーの方針というか考え方はありえないですね。