東京ビエンナーレ2023でデザイニウムのAR作品を展示中です!(〜11/5)
東京を舞台に2年に1度開催される国際芸術祭「東京ビエンナーレ2023」のアートプロジェクトNot Lost TokyoでデザイニウムがAR作品の制作を担当しました。築地の中銀カプセルタワーの跡地で展示されています。
会期は9月23日(土)〜11月5日(日)まで。日本橋・八重洲・京橋・銀座エリアには他にも様々な展示があります。作品は無料で見られるのでぜひ足を運んでください。
体験の概要
1.跡地でカメラを立ち上げる
2.新陳代謝するカプセルタワービルが出現
3.写真を撮影してシェアできる
開催概要
2023年7月〜9月の夏会期には、ワークショップが実施されていました。9月23日〜11月5日の秋会期には、中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした展覧会、ARなど多様な展示があります。
(詳しくはプレスリリースを参照)
中銀カプセルビルとは?
「中銀カプセルビル」は1970 年代のカプセル型集合住宅。カプセル型家具付きのの部屋が中央の建物に差し込まれた構造体です。2022年に惜しまれつつも解体されました。在りし日の中銀カプセルビルはGoogleに多くの写真が残されています。
本展示のテーマ
Not Lost Tokyoは東京の失われゆく建物を3Dデータ化、「建造物DNA」をもとに未来に向けた新たな価値を探るプロジェクトです。今回の題材となった中銀カプセルタワービルは、メタボリズム建築の代表。メタボリズムとはメタボリズム(新陳代謝)の思想は、「生命の原理に基づき、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長する都市や建築」。
AR展示に使用された3Dモデルでは血管や透き通った細胞が表現されており、それらがアニメーションで動きます。技術的な新規性としては8thWallとImmersalを併用しました。webARにNitntic社の8thWallとImmersal社のVPSを用いています。なおデザイニウムは両社とパートナーシップを締結しています。
最後に
ARの制作をはじめてから年数が経ち一般にも広く普及してきました。当初はまだまだ、実験的な技術として受け入れられているように感じていました。いまだに記事などではAR(拡張現実)と書かれたり、補足説明が書き加えられたりしているのをよくみます。
しかし近年ではARも市民権を得て、アートの領域でもARやVRの技術が受け入れられています。このようなテーマ性、社会性のある実験的な作品の制作に携われたことを大変誇りに思っています。
デザイニウムは位置情報と連携したARの制作を得意としており、広告やアプリ、ゲーム、アート作品など多岐にわたる分野での制作実績があります。こんな体験を作ってみたいというご相談があれば、ぜひ気軽にホームページやSNSにお寄せください。
私たちはいつでも、新たな体験を創るための試行錯誤を繰り返しています。
制作したプロトタイプなどがリアルタイムで見られるX(Twitter)はこちら
@thedesignium
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