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【スタートアップ資金調達レポート】(24年9月版)

スタートアップ資金調達レポートとは?

こんにちは、TheCXO株式会社です。
スタートアップ資金調達レポートは、PR Times等で公表されたスタートアップの資金調達情報をもとに弊社が作成・編集し、毎月発信しています。

正確・詳細な情報については、出典元であるPR Timesもしくは企業のプレスリリース等をご確認ください。

資金調達実績推移

9月の合計調達件数は前月から27件減少となり、合計調達額は前月に対して約69億円ほどの増加となった。調達件数は減少したものの、合計調達額は前月と比較して増加する結果となった。

シリーズ別資金調達実績推移

前月と比較したシリーズ別の調達実績を見ると、シリーズA以外の調達件数は全て減少となっている。また合計調達額に関しては、シードとシリーズB、未分類以外において全て減少する結果となった。

資金調達額ランキングTop10

9月資金調達ランキングのトップ10は下記図表の通り。

1位の株式会社Rutileaは、シリーズDラウンドでのエクイティファイナンス及びデットファイナンスに向けた手続きを完了した。これによりRUTILEAグループは、新たに総額約86億円(借入枠含む)の資金調達を実施することになった。エクイティファイナンスについては、本ラウンドでリード投資家の大和ハウスベンチャーズ、既存投資家のAbies Ventures、グローバル・ブレイン、Shimadzu Future Innovation Fundをはじめとして、りそなキャピタル、京都キャピタルパートナーズが参画する。併せて京都銀行、りそな銀行、三井住友銀行、東邦銀行、七十七銀行を借入先としたデットファイナンスも実施し、無担保・無保証・希薄化無しによる資金調達を実現することになり、この結果、RUTILEAグループのこれまでの累積資金調達額は約100億円となった。
2位の株式会社ダイニーは、Bessemer Venture Partners,Hillhouse Investment Managementをリードインベスターとして、Flight Deck Capital,Eclectic Managementの計4社を中心に、シリーズB総額74.6億円の資金調達を実施した。2018年から飲食店の売上アップに貢献する「ダイニーPOSレジ」「ダイニーモバイルオーダー」を提供開始した同社は、2024年中にHR事業を展開し、飲食店のインフラになるべく、Tech×Fintechの力でこれからの外食産業を変えることを目指している。

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