【スタートアップ資金調達レポート】(24年5月版)
スタートアップ資金調達レポートとは?
こんにちは、TheCXO株式会社です。
スタートアップ資金調達レポートは、PR Times等で公表されたスタートアップの資金調達情報をもとに弊社が作成・編集し、毎月発信しています。
正確・詳細な情報については、出典元であるPR Timesもしくは企業のプレスリリース等をご確認ください。
資金調達実績推移
5月の合計調達件数は前月から19件増加となり、合計調達額は前月に対して約174億円ほどの減少となった。投資チケットサイズが前月と比較して小さくなったため、このような結果になったと考えられる。
シリーズ別資金調達実績推移
前月と比較したシリーズ別の調達実績を見ると、シリーズDと未分類以外の調達件数は全て増加となっている。また、合計調達額に関しても同様に、シリーズDと未分類以外において増加する結果となり、主にアーリー期での大型調達が実施されたと考えられる。
資金調達額ランキングTop10
5月資金調達ランキングのトップ10は下記図表の通り。1位のTXOne Networks Japan合同会社はBラウンドのリード投資家であるTGVest Capitalに加え、Pegatron Group、CDIB Capital Group、CDIB-Innolux II L.P.が投資を継続している。新たな投資家としては、Taiwania CapitalとApplied Ventures, LLCとITIC-Taiwanの共同ファンドであるApplied Ventures ITIC Innovation Fund, L.P.(AVITIC)が参画し、本シリーズにおいて5,100万ドル(約79億円)の資金調達を行なった。
2位のTeammate Pte. Ltd.は5月に新たなサービスを3つリリースし、且つ東京オフィスの開設も進め、日本及びグローバルでの生成AIの社会実装を加速させていく為、ANOBAKAおよびサイバーエージェント・キャピタルが共同で主導するシードラウンドにて40万ドル(約6,260万円)の資金調達を実施した。