見出し画像

#7 iOSエンジニア(リードエンジニア)が語る入社理由とこれからのFanicon

こんにちは!
THECOO開発エンジニアブログ管理人のなかじま(@kazuki_nakajima)です。

一気に秋模様かと思いきやまた夏模様と気まぐれな天気が続いていますね。
今回はそんな気まぐれでミステリアスなだけど「まえまん」の愛称で親しまれている前田にインタビューをしてきました。
過去の経験や失敗談、普段の様子からはちょっと想像できない真面目な話しまで聞いてきましたので是非最後まで読んでください!

 前田 凌利 プロフィール

前田 凌利 / RYOTO MAEDA
麻生情報ビジネス専門学校卒業。2014年に新卒で富士通SSLに入社。その後、YouTuberのマネジメント会社を経て、Supership株式会社等でiOSアプリ開発に従事。フリーランスを経て、2017年11月よりTHECOO株式会社に参画。エンジニアとしては、iOSクライアントアプリの開発を得意とし、アプリ上での派手なUI演出を好む。

1.前田の経歴

画像3

-まずは経歴を教えて下さい。
4年制の専門学校を卒業後、富士通の子会社に入社しました。
そこでは大企業向けのセキュリティコンサルとして働いていたので、どちらかというとExcelとかWordを触っている時間が長かったです。

-今ではイメージつかないですね。
そうですね(笑)
2社目はYouTuberのマネジメント等をしている会社に転職しました。ゲーム実況を見るためのアプリを作っていたのですが、社内でトラブルが起きてしまい、リリース前にチームが解散してしまったので、そのまま退職しました。退職後はSupershipに転職し、チャットコミュニケーションサービスの開発に携わっていました。ただ、約2週間でサービスクローズが決まってしまいました。

-2週間ですか?早い。そんなことあるんですね。
タレントさん(Faniconでいうアイコンさん)に動いてもらい、ファンの方がリアクションする様なサービス設計だったのもあり、あまりうまくいきませんでした。DAUも10人前後でした。
サービスクローズ後に転職活動を始め、転職先も決まっていたのですが、入社3日前に会社都合で別部署の配属になってしまった為、入社を辞退しました。
入社辞退後、フリーランスとして活動を始めた際に、「ヤベェ、ニートだ、、」とFacebookで呟いたら、THECOOにいた前職のSupership時代の知り合いから「うちの仕事受けてくれない?」と声をかけてもらったので、フリーランスという形でTHECOOで働き始めました。

-Faniconでのスタートはフリーランスだったのですね。
そうですね。
他にも2,3社程、toCの案件を請けていました。開発案件だけじゃなく、新卒iOSエンジニアの質問をslackで答えるメンターみたいな仕事もしていました。

-なるほど。半年程のフリーランス期間を経て、その後2017年にTHECOOに入社されて5年目とのことですが、入社の決め手を教えてください。
もう5年目。初めてこんな長く働いてますね。
入社の決め手は、「なんか楽しそうだな」くらいでした(笑)

-そうなのですね(笑)他にはありますか?
iOSエンジニアとしては1人目の入社だったこともあり、使いたい技術が使える事やアプリの根幹から自分で考えて作れる、サービススタート時の自由度の高さには魅力を感じていました。元々ファンクラブアプリのようなものをやりたかったのもあり、入社を決めました。

ーFaniconも好きだし、設計も好きだし、根幹から作れるし、使いたい技術も使えるし。最高ですね!
そうですね!あとは、THECOOにいる人が面白かったのも入社を決めた理由としてはあるかもしれないです。

2.今の仕事内容

画像4

-ここからは今の仕事内容についてお聞きします。今のメイン業務を教えてください。
今は、iOSエンジニアとしてSwiftを使用してFaniconの開発をしています。

-1日の業務比率を教えてください。
最近は調整事とかも増えていますね。他チームとの細かい調整や意見の吸い上げなど。その裏でコードも書いています。
iOSエンジニアは私一人なので、全体を俯瞰しつつSlackなどでアラートが上がったバグの早期発見などもしています。「あっ、これやばそうだな」と思った場合は早急に対応しています。
QAライブの様な新機能開発やバグ修正作業をバランスを意識しながら仕事しています。ただ、新機能開発の方が好きなので、そちらのがウェイトは大きいくなってしまいます。

-なるほど。色々やられているのですね。ちなみに修正とかバグが見つかった時はどの様なモチベーションなのですか?
一言で言うと、「やりたくないな〜」「嫌だな〜」って感じです(笑)

-良いですね。シンプル(笑)
バグ修正と新機能開発では、作業スピードが全然違いますね。例えばQAライブの様な新機能だと2週間くらいで大枠を作れるのですが、細かい修正作業ばっかりだと集中力が続かないですね。なのでよく猫と遊んでます(笑)

-猫飼われてるんですね。
猫飼ってます!
 ※猫トークが盛り上がりましたがそれはまた別の機会に。

3.Faniconを作る上で大切にしていること

-猫とリラックスしているお話も聞けたところで話を戻します。Faniconを作る上で大切にしていることや意識していることを教えてください。
プログラム的なお話しをすると、できるだけ綺麗に早く出すことです。綺麗に書かないといけないところはかなり気を遣って、コーディングしています。

-その区別はどうやって?
感覚な部分もあるのですが、根幹に関わる部分や決済に関わる部分は綺麗に書くように意識しています。UIやデザイン部分は割とスピード重視で書いています。

-綺麗に早くを実現するのは難しいと思うのですが、必要なスキルや意識していることはありますか?
小さいことでも共有する事を意識しています。仕様が全体に伝わらず、後から出戻りなのは嫌なので、細かくコミュニケーションをとるようにしています。

-コミュニケーションはやはり大事ですか?
めちゃくちゃ大事ですね。コードを書ける事よりも大事かもしれません。
出戻りが絶対に嫌といった訳ではなく、納得ができない出戻りをゼロにしたいと思っています。
実際に触ってみて「これはもっとこういう風にした方がいいのでは」みたいな出戻りはいいと思っています。ただ、仕様変更が共有されておらず、最初の仕様のまま実装してしまい、開発チーム全員でテストしている時に「仕様と違うじゃん」みたいな出戻りは絶対に避けたいです。
そのため、コミュニケーションは大切にしています。

-コロナ禍でフルリモートがメインになりつつあると思うのですが、コミュニケーションについて意識していることを教えてください。
違いは特にないです。ただ、対面のがコミュニケーションは取りやすいと感じています。細かい仕様変更があった時に、リモートだと上手く伝わらないと感じる時もあります。

-そのような時はどうされていますか?
Slackのハドル機能が便利なので、よく使っています。細かい仕様変更の時はハドルやZoomを組み合わせて、コミュニケーションを取っています。

-なるほど。サーバーサイドやAndroid側との連携は必要になるのですか?
必要です。デザインが変わると、サーバーも変えるので、担当領域関係なく連携しますね。デザイナーとすり合わせをした結果をサーバーサイド側に連携するといった事は日常茶飯事ですね。
UIの部分を統一して実装する為に、Android側との連携も多いです。なので、誰とも話せずにコーディングだけして一日が終わるなんて事はないですね。

-コーディング出来なくてストレスが溜まる事はありますか?
ないですね。プログラミングは好きですが、それよりもプロダクトを作る事のが圧倒的に好きです。新しい技術を使ってみたいといった気持ちはありますが、それよりもプロダクトの成長やマネタイズが出来るかどうかといった視点のが大事だと思っています。

4.THECOOのエンジニアとして働く魅力

-前田さんにとってエンジニアとしてTHECOOで働く魅力を教えてください。
裁量を持ってサービスを作れる事だと思います。自分の裁量で仕様調整などが出来たりするので、仕様に不満を持ったまま実装することはほとんどないです。

-「なんかこれ違うな」と思った時にちゃんと言えるのは、会社の文化でしょうか。
どうでしょうか。人数が少ないからというのもあるかもしれません。
THECOOのエンジニアは自分の意見を大事にしているので、意見のぶつかり合いはあります。プロダクト作りにみんな本気だから「言ってたことと違うじゃん」といったコミュニケーションは多く発生しますね。

-気を遣わずに言い合う事が出来るのは、「良いものを作りたい」という共通認識があるからでしょうか。
そうだと思います。プロダクトやサービスを作るのが好きなエンジニアが多い気がしますね。そういった環境がTHECOOで働く魅力の一つかもしれません。同じ価値観を持ったエンジニアが多いので、楽しく働けています。職人の様な意見交換もあるのも魅力の一つかもしれません。

-今後入社する方にとっての魅力を教えてください。
Faniconには2700超のコミュニティが開設されています。その為、自分が作ったサービスや機能が多くの方に使用して頂ける点は魅力的だと思います。

5.一緒に働きたいエンジニアとは

スクリーンショット 2021-09-20 23.23.11

-現在、iOSエンジニアを募集していますが、どの様なエンジニアと一緒に働きたいと思われていますか?
一言でいうと、根性がある人です。仕事を仕事だと思ってない人。仕事を楽しめる方と一緒に働きたいですね。あとは、ものづくりが好きな方。

-ものづくりが好きで、コミュニケーションを取るのが好きな方でしょうか。
そうですね。技術のことやサービスのことを考えることが出来て、折り合いを付けることが出来る方。出来ない理由を考えるのではなく、要望に対してどうやったら実装出来るかを考えながら、周囲とコミュニケーションを取れる方と一緒に働きたいです。難しい壁が表れた時に「無理です」ではなく「やったるぜ!」といったタイプの方であれば、楽しんで働けると思います。
あとは、基本的な事になりますが、「報連相」を大事にしている人と一緒に働きたいと思っています。コードを書いて終わりといった仕事ではなく、プロダクト作りが仕事なので、「報連相」は大事ですね。

-2人目のiOSエンジニアがご入社されたらどの様なコミュニケーションを取りますか?
優しくしようと思います(笑)怒っていると思われがちなので(笑)
技術的な点でお話しすると、設計部分や作りたい方向性が共有できていれば、作るまでの過程は自由で良いと思ってます。

-デザインなどで意見がぶつかった時はどうでしょうか?
細かい部分に関してはコードレビューで議論すれば良いかと思っています。細かく言う事は考えていません。最優先すべきはプロダクトを良くしていく意見かどうかという点です。

iOSエンジニア募集詳細はこちら。

6.前田の考えるFaniconの未来

-最後に、Faniconをどの様なサービスにしていきたいか教えてください。
電車に乗りながら使ってる人をちらほら見る事が出来るくらい認知度のあるサービスにしたいと思っています。TikTokの様な、日常に溶け込むサービスへと成長させていきたいです。意味もなく見ちゃうみたいな。

-日常に溶け込むサービス、素敵ですね!
そうですね。でも、まだまだです。日常には溶け込んでいなく、Faniconの話しをしている人を電車ではまだ見かけないですね。

-これからですね。私はtwitterでFaniconに関するツイートを見かけると嬉しくなります。
いいですね。
僕は新しい機能を作り、リリースした時に反響があると嬉しくなります。最近だとQAライブを実装した時に、twitterでいいねやRTされているのを見た時はテンション上がりました!
これに関して言えば、慣れる事はなく、エンジニアをしている限りはずっと嬉しい気持ちになるのだろうなって思います。

-自分が作ったサービスや機能の反応が見れる事が好きなのですね。
そうですね。ただ、最終的にはお酒作りに挑戦したいと思っています(笑)

-ちなみに作りたいお酒は・・?
日本酒ですね!

-いいですね(笑)前田さんが作られたお酒で刺身を食べながら飲みたいですね。
是非!

-今日はお忙しい中、ありがとうございました!
こちらこそ。ありがとうございました。

画像2

--

いかがだったでしょうか?
プロダクト作りへのこだわりを持ちつつ、Faniconへの熱い思いも語っていただきました。

現在、iOSエンジニア以外にもサーバーサイドエンジニアを募集しております。
THECOOのエンジニアに興味持たれた方は下記よりご応募下さいませ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?