コーチングは、自信をなくした自分を救ってくれた。THE COACH Meet登録コーチ 古澤英輔さん
THE COACH Meetに登録する、古澤 英輔(ふるさわ えいすけ)コーチは営業マネージャーなどを歴任しながら、コーチ歴13年、総セッション時間約3200時間という経験豊かなコーチ。あたたかな笑顔と快活な語り口が印象的です。今回のnoteでは、そんな古澤さんにもあった若手時代のモヤモヤからお話を聞いていきたいと思います。
*自分に合ったコーチと出会うなら「THE COACH Meet」
コーチングの世界に飛び込む。
実は、逃げるように
新卒で入社した銀行で受けた2年目の研修が「ビジョン研修」でした。キャリアを考えるために参加しましたが、特にコーチングに興味を持ち、講師の方から講座の無料セミナーを勧められ参加してみると、とても面白かったのです。学びながら実戦練習を後輩にさせてもらったところ反応が良く、さらに私自身の仕事の成果にもつながりました。
この経験から、コーチングのプロセスは、人に変化をもたらすための最も効果的な方法の一つであると確信しました。最初は銀行員の仕事と並行して学びたいと思っていたのですが、やがて本気でコーチングを追求したいと感じるようになりました。
実はその頃営業成績が伸び悩んでおり、コーチングで改善できればと藁にもすがる思いで学んでいたように感じます。その後、徐々に営業成績が向上したことで、コーチングはマネジメント層に限らず、自分みたいな若手でもいい価値を出せそうだな、むしろ希少だし面白いんじゃないかと思いました。そこで、学んでいたコーチングスクールの運営会社への転職を決意しました。私には700人の優秀な同期がいたので、そこと比較し劣等感を抱いていました。コーチングを学ぶことで自己価値を高めて逆転し、ここから逃げて新たな方向に進みたいという気持ちもありました。
「古澤さん、その迷っている状態をいつまで続けたいですか?」
これは、銀行員を続けるかモヤモヤしているとき、自分のコーチから受けた質問。最初は「そりゃ、続けたくないですよ」と即答しましたが、徐々に「迷っている状態自体を、結局は自分が選んでいるのではないか」「他人のせいではなく、自分が好んで迷い悩んでいるのではないか」と気づきました。そこから「これは自分が変えられるんだ!」という確信が芽生えました。出社前の早朝に受けたセッションだったのですが、朝一から強烈な一撃を食らったことを今でも覚えています。コーチの言葉が人に与える影響の大きさに感銘を受け、多くの人が私のような経験をすれば、世界がさらに面白くなるだろうと思いました。
コーチングとの出会いは偶然と直感でしたが、もし出会わなかったら「自分はダメだ」とタグをつけ、「自分は変わらない」と思い苦しんでいたと思います。私にとってのコーチングは、自信がなくなっていた20代前半の自分を救ってくれた大切なものです。
チャンスと変化。そしてコーチングの醍醐味を感じる
転職後、私は法人向けにコーチングの営業を担当し、受注後はコーチングセッションを提供する役割を担っていました。最初の1年半は本当に苦労の連続。銀行での営業経験があるため自信を持って入社しましたが、現実は厳しいものでした。アポが取れても、売れないのです。経営層から「もっとコーチングのことを学んでこい」と言われ、悔しい思いもしました。しかし、私の野心は決して消えなかった。
ある時、50人前後の管理職に対する大規模なコーチング案件が受注され、そのうち2名の管理職へのコーチングを担うことになりました。当時、顧客へのコーチングは未経験でしたので、この機会に応えたいと、覚悟を持って取り組みました。自分にできること、リサーチ、仮説の構築などあらゆることをしました。その結果成果を上げ、社内での評判が上がり、たくさんの機会をもらえるようになりました。
本当にこの経験は大きかったです。努力すれば何とかなり、営業の本質を理解でき、何よりも若いからできない、ということはないと実感しました。そこからたくさんのクライアントと会って本音を聞き、多様な考えや価値観に触れることがとても面白かったです。人を後押しする分、自分も頑張らないと釣り合わないと思っているので、私もたくさんチャレンジしてきました。
気づきを超えて、成果を出すことにこだわるコーチ
私は成果にこだわる人間です。クライアントには、成果を出してほしいと思っていますし、私自身も成果に向けたコーチングを意識しています。営業での目標達成のような分かりやすい指標だけではなく、その人が心から実現したいことが叶う、それが成果です。コーチングの気づきで一時的にスッキリするのは疑いようがないけれど、持続性は永遠ではありません。成果を出すと自信がつき、いいサイクルに入れます。コーチがいなくても、自分で自分をマネジメントできるのが理想。クライアントに「古澤さんの力はもういらないです」といわれるのが一番うれしいです。だから私にとってコーチングはヒリヒリする真剣勝負なんです。「本当にそう思っていますか?」など、ズバッと言いにくいことを伝えるのは緊張するけれど、クライアントにとって耳の痛いことだったとしても、必要なら感じたことを伝えフィードバックするのが私のモットーなんです。
実はコーチング会社を辞めてからは、コーチングをしていなかったんです。ただ、私にとってコーチングは大事な存在であることに変わりはなくて。当時、接点はなかったのですが、SNSの発信を通して気になっていた、THE COACHの創業者 こばかなにSNSで連絡をとりランチにいったんです。それをきっかけにコーチングを再開することにしたんです。コーチングでしか経験できない時間ってありますね、やっぱりいいなと思います。ぜひクライアントには、気になることがあれば、それを信じて飛び込んで欲しいです。たとえ小さな一歩だとしても、私がそうだったように、価値のある未来に繋がることもあるから。
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