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GIVEから始める「助け合いのある社会」作りたい。【 THECLO 】
始めに
はじめまして
服のシェアリングサービス「THECLO」
代表の藤波です。
3月より仙台フォーラスにて店舗をオープンしました。
≪THECLOについて≫
THECLOは服のシェアリングサービスです。
クローゼットに眠っている服をお預かり・管理、
必要とする人がその服をレンタルすることができます。
「なんでシェアなの?」
「安い服を買ったほうが楽じゃん。」
と何度か言われてきましたが、改めてどうしてこのサービスをやりたいのかを文章にまとめてみました。
またTHECLOでは今、
服を預けてくれる人を絶賛募集しております。
お預かり・管理は無料です。
記事を読んで興味が湧きましたら是非ご検討ください。
シェアもしてくれたら嬉しいです。
https://theclo-bysharesence.studio.site/
私が服のシェアリングサービスを始めた理由
私にはやりたい事がありました。
オシャレを楽しみたかった
というだけの話ではありません。
一言でいえば、
「助け合いが起こる社会をつくりたかった」
ということです。
例えば、
・兄弟姉妹の服の貸し借り
・隣に住むおばあちゃんの代わりに買い物をすること
・地域のごみ拾いに参加すること
なども助け合いです。
助け合いをしようとするのではなく、
「起こる」ということが大事です。
アマゾン・グーグルを始めとする安価で便利なサービスの誕生により、住む場所や地域のコミュニティーに所属する必要性が著しく低下しました。
もっと言えば、人の助けを借りる必要性が無くなりました。
今では、隣の部屋に誰が住んでいるのか、分からないという人も多いと思います。
この状況は、良い面も、もちろんありましたが
1人で生きている(気がする)。
自分さえ良ければ・・・。
という空気を間違いなく助長しました。私はこの空気に強い危機感を感じています。
グローバル化した世界では全ての国・人は繋がっていて、相互に支え合うことで今の生活が成立しています。人とのつながりが無ければ、ご飯を食べることだって満足にできません。そうであるはずなのに、1人で生きている気がしてしまう。社会問題や環境問題よりも自分のためになる事を選んでしまう。まずは自分さえよければ...。そんな空気を感じます。
「服が環境破壊をしている」
少し話は変わりますが、ここでアパレル廃棄問題についてちょっと触れさせてください。
日本では年間100万トン。数にして33億着の服が毎年廃棄されていると言われています。私が、この問題を知ったのは約3年前、バーバリーの廃棄ニュースがきっかけでした。全ての記事の正誤は置いておいても、服の大量生産・大量廃棄が、環境問題や社会問題を引き起こしている一因であることは紛れもない事実です。
服の問題を例に挙げて、何が言いたいかというと
こういった環境問題や社会問題を事実として認識しても自分事として捉えて行動できる人は、多くないと言うことです。
なぜなら私たちは自分や家族の命を守ることで精一杯だからです。
緊急事態宣言に始まり、身の回りでも日々様々な問題が起こります。少子高齢社会も深刻です。その中で環境問題や社会問題まで個人の責任にされても困ります。
もっと正直に言えば、、、
目の前にある服がどんなに悲惨な社会問題に関与していたって、安くて良質な服があれば買ってしまうし、生活費を切り崩してまで環境配慮の高い服ばかりを買う事は躊躇してしまいます。
私自身、サスティナブルやSDGsと言われても、自分や家族を犠牲にしてまで社会問題や環境問題解決に協力することは違和感を覚えますし、何より自分だけやっても何も変わらないと感じてしまいます。
誰だって社会問題や環境問題をどうでもいいと考えているわけではありません。しかし現に今私たちが、社会や環境・周りの誰かのために行動ができないという事実が生れています。この事実を繋がりの希薄化が助長させているのではないでしょうか?
それならばどうすればいいのか?
行動できない人が望んで動ける”仕組み”を作ってしまえばいい。
と私は考えました。
「GIVEすることが、自分の幸せ」になる仕組みを作る
困っている「誰か」を助けたいとみんな思っている。
しかし、自分や家族を犠牲にして行動することは悩ましい。
それならば、
自分にとって得になる行動そのものが、
誰かの為になる仕組みをつくろう。
と私は考えました。
その考えから生まれたのがTHECLOです。
THECLOは服のシェアリングサービスです。
クローゼットに眠っている服をお預かり・管理し、
必要とする人が服を借りられるような仕組みです。
≪預け手≫は、
➀収納を圧迫している捨てられない服を無料で預けることができる。
➁時間を掛けて服の断捨離・分別をしなくて済む。
➂誰かに使ってもらえる。(私はこれが嬉しいです。)
≪借り手≫は、
➀誰かの服を借りてオシャレの幅を広げることができる。
➁本当に欲しい服や靴に、よりお金を使うことができるようになる。
≪THECLOが使われる社会≫は、
➀服の廃棄量が減る。
➁無駄な大量生産が無くなる
始めたばかりですが、預けてもらった服・借りてくれた人の表情を見て
やっぱり間違っていないと感じています。
<利用時にいただいた声>
「使う前は想像しにくかったけど、使ってみるとコーデの幅を何倍にもできる。」(21歳女性)
「友達とご飯行く前にさらっと借りたい。」(23歳女性)
「買わないけど着たい服はいっぱいあって、逆にかわいいけど最近着ていない服もある。それを貸し合えるのは凄くいいなと思いました。」(26歳女性)
「着たい服をここで借りて、持っている服は好きなものだけ。その世界観はとてもワクワクします。」(21歳女性)
最後に≪服を預けてくれる人を絶賛募集中です。≫
THECLOは、皆さんに服を預けていただく事が始まりです。
冒頭でもお話ししましたが、ただ今服を預けてくれる人を絶賛募集中です。
(※預入れ・管理は無料)
THECLOに服を預ければ、
・誰かのオシャレを助けることができます。
・服の大量生産・大量消費の流れ止める行動になります。
・私たちとレンタルする人が感謝します。
是非THECLOにお力をお貸しください。
預け入れについてはコチラ
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。