アーリー90_830

3331特別企画展「アーリー90's トーキョー アートスクアッド」展 チケットを購入できます!


アーツ千代田 3331では2020年3月18日(水)〜4月29日(水・祝)の期間、アーツ千代田 3331特別企画展「アーリー90's トーキョー アートスクアッド」展を開催する運びとなりました。本展は、キュレーターに西原珉氏を迎え、1990年代初頭から後半にかけて東京を中心に活動していた若い世代のアーティストたちが、路上やオルタナティブスペースを横断的に駆使し、新たな文化の土壌を再開拓したエネルギッシュなアクションを振り返り、検証し直す展覧会です。当時の関連資料・映像のほか、各所にあらわれた作品の再展示や関係作家・関係者に対するインタビュー映像の展示等、当事者を中心とした貴重なアーカイブ資料による展示構成が予定されています。まだ未開拓とも言える90年代初頭の東京のアートシーンに焦点を当てた画期的な展覧会となります。

出品作家

会田誠、飯田啓子、伊藤敦、岩井成昭、宇治野宗輝、大岩オスカール、オクダサトシ、小沢剛、鈴木真梧、曽根裕、竹内やすひろ、中ザワヒデキ、中村邦夫、中村政人、八谷和彦、ピーター・ベラーズ、福田美蘭、松蔭浩之、MOJO WORKS

インタビュー・資料提供協力者

アズビー・ブラウン、池内努、神谷幸江、黒沢伸、小山登美夫、謝琳、白石正美、高石由美、林保太、パルコ木下、眞島竜男、米山馨

展覧会に寄せて

1989年ベルリンの壁が文字通り崩壊した。日本では80年代とともに昭和が終わった。1991年3月から1993年10月——日本でそれは戦後生まれ世代が初めて遭遇する社会の挫折、バブル崩壊期を意味する。高度成長期のGDPグラフの右肩あがりの、上へと伸びるその線に乗って大人になったこの展覧会に含まれる多くの作家たちにとって、いざ社会に足を踏み出そうとするそのとき、足下の地面はあまりに不安定だった。

その時期、90年代の前半、東京では何が起きていたのか。この時期に現れた一群の作家は、グループとして活動しているわけでもなければ、ムーブメントでもなく、いまだに適切な名称を持っていない。そこから現れた、現在、国内外で活躍している作家たちも、このときはほぼ何も持っていなかった。ただ、この時期、集っては議論を繰り返した。我々は何をしているのか、何をすべきなのか、どれほど遠くまで行けば良いのか、アートって何なのか。

本展は、90年代前半の、熱に浮かされたような路上や街中でのアートの実践を可能にしたものが何であったのかを検証すべく、出会う人々、関わるすべての人々にアートに向かう火を点そうとした彼ら、「スクアッド」の群像をポートレイトする試みである。

ーアーツ千代田 3331特別企画展「アーリー90's トーキョー アートスクアッド」展 キュレーター 西原 珉

基本情報

□会期:2020年3月18日(水)〜 4月29日(水・祝) 会期中無休

□時間:3月18日(水)17:00 - 20:00
    3月19日(木)〜 4月29日(水・祝)12:00 - 20:00
    *最終入場 19:30

□料金:800円(税込)
    *前売り券 500円(税込)
    申込URL:https://artsticker.app/share/events/detail/148
    *高校生以下無料
    *千代田区民は身分証明書のご提示で無料 
    *障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料

□会場: アーツ千代田 3331 1階 3331 Gallery・ 地下1階 B111
    〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

□URL: https://90s-archive.3331.jp/

□助成: 令和元年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業
    公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

□主催: 3331 Arts Chiyoda

関連イベント「昭和40年会 in 3331 令和バージョン」

□日時:3月18日(水)16:30 - 18:00

□会場:3331 Arts Chiyoda 地下1階 B111(本展会場内)

□出演:会田誠、有馬純寿、大岩オスカール、小沢剛、曽根裕、パルコ木下、松蔭浩之 (敬称略・50音順)

□定員:40名/事前予約制/受付開始 16:15 〜

□参加費:1,000円

□申込方法:こちらのURLよりお申込みください。https://artsticker.app/detail/150

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