落ちることで進む
コトッ。
サラサラサラ…
美しく
計算された
独特なその見た目
美しい曲線を描き
出すとこは出し
締めるとこは締まっている
え?理想的だって?
そんなことないさ
この見た目じゃないとダメなんだ
僕の仕事は
きっちり時間を計ること
時間は常に進んでいる
ある決められた時間がきたら
音が鳴るものや
コンパクトで
腕に付けれるもの
そう
みんな見たらわかるのだ
今がいつなのか
僕にはそれができない
ただただ
落とすだけ。
落ちることで時が進むのだ
でもきっちり
時間を計るのは
誰にも負けない
確実に
正確に
その時を計る
いつ使われるかって?
そーだなぁ
今だと…
サラサラ…サラ。
「あ!3分たった!」
「いただきます!」
僕が落ちたらできあがり。
そしてまた
誰かが僕をひっくり返して
使うのさ。
美味しさを求めてね。
~出演~
↓
☆ナイスバディな時計
・
・
・3分間の鼻歌少女