第11回講座【2024/09/28】
🌷はじめに
月に一度のペースで行っているシアターハナイロの【演劇トレーニングで高める、表現力&コミュニケーション力UP講座】(以下、コミュ講座)の過去講座のレポートです。
🌸シアターハナイロとは・・・
名古屋市で活動する演劇ユニット。
「演劇に触れたことのない人にも演劇の面白さを伝えたい」
「趣味の演劇を広めたい」
「演劇を通して自己成長してほしい」
「演劇を通して一緒に何かが出来る繋がりを作ってほしい」
そんな目的から生まれた人と人を繋げるための演劇集団です。
2024年8月よりメンバーは4名となりました。
講師&当ブログ運営は主催者の中野浩作となります。
中野浩作のプロフィールはこちら↓↓↓
https://note.com/sorairoinn/n/nc898247fdb33
当ブログでは過去の講座レポートを掲載いたしております。
演劇に興味のある方や何か新しい物事に挑戦したいと考えているあなたの参考になりましたら幸いです。
ちなみに、公式LINEもございます。更新頻度は遅いですが、シアターハナイロの活動を適宜配信しておりますので、よろしければ友達追加、お願い致します!
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🌼2024/09/28 第11回講座開催
🌼講座概要
参加者数:9名(男性:3名 女性:6名)+アシスタント3名+レッスン生1名
■ワーク内容
●講座概要
●アイスブレイクゲーム
・あなたを一文字で表すと?
・順番に並んでみましょう
●コミュニケーションゲーム
・ウインクマーダー
・拍手回し
●体を使ったワーク
・円形ストレッチ
●演技のワーク
・体会話レッスン
・単音エチュード
🌼講座詳細
Hanairoのコミュ講座では毎回、参加者さんの様子を見ながら、細かく内容を変化させながらワークやゲームを決定しています。
ですので、何度参加いただいても、初めてのワーク&ゲームがありますし、新しい刺激があり、新たな感覚の発見をすることもできます。
11回目の開催となる今回はリピーターさんとご新規の参加者の方々が混ざり合っての講座となりました。
また、当日の9/28は日中に新規開催の講座「感情表現講座」の開催もありましたので、ワークの中に演技的なワークや初めてのコミュニケーションゲームも取り入れ、これまでの講座とはやや雰囲気の違う進行となりました。
以下、今回で初めてのワークとなります。
★コミュニケーションゲーム
【ウィンクマーダー】
コミュニケーションゲームとして以前から取り入れてみたかったゲームです。
ルール・
①鬼を決める。(他の参加者にはわからないように決めてください)
②参加者の皆さんは山荘やパーティー会場など、限定的な空間に居るという想定です。
③全員で好きなように移動します。
④鬼にウインクをされたら、ウインクされた人は少し時間を空けて「ギャー!!」と叫んでゲームから離れます(死んだということですね)。
⑤参加者全員で鬼を探し当てることは出来るでしょうか?
演劇の現場で盛んに行われているコミュニケーションゲームの一つです。
鬼はウィンクをしている瞬間を目撃されてはいけませんし、同時に、鬼は参加者を装わないとすぐにばれてしまいます。
参加者も受け身に様子を伺っているだけだと自分もそのうち殺されてしまいますから、積極的に観察しなければなりません。
物事を俯瞰で見るということや、装うという部分は実際に演技に通じるものがあります。
そして、今回、鬼の役割を振られた方々は皆さん結構強くて、バタバタと叫び声が上がって逃げる人が減っていく様子はゲームとはいえ、どこかドラマチックで大変面白いものでした(笑)
【拍手回し】
ルール・
①円形に並びます。
②順番に手を叩きリズムを刻んでいきます。
とてもシンプルなゲームですが、シンプルならではのバリエーションの豊かさがあるのも、こういったコミュニケーションゲームの醍醐味でもあります。
最初の段階はただ手を叩いて(拍手をして)、回していくだけですが慣れてきたら、「出来るだけ早く拍手を回したり」「声を付けたり」「隣以外の人に拍手を投げたり」など様々な方法で拍手でリズムを回していくことが出来ます。
参加者の皆さんも最初の内は少し戸惑われていましたが、だんだんと盛り上がって楽しんでいただけました。
★演技のワーク
【体会話レッスン】
最初は日本語で普通に挨拶などをして、「指だけ」「顔だけ」など、身体のパーツでコミュニケーションを取るワークです。
実際にやってみて、
「何を言いたいのかはわからないけどコミュニケーションが取れた」
「言葉のやり取りはないのに、わかり合えた気がした」
等、新しいコミュニケーションの感覚を得ていただきました。
【単音エチュード】
「エチュード」とは即興演劇のことを指します。
この単音エチュードは初心者の方でも比較的参加しやすいもので、
セリフを言う代わりに、「あ」や「ぱ」などの一つの音だけで演技をするものです。
セリフを言わなくてもいいので、自分のしたいと思った気持ちを結構直接的に伝えることが出来ますし、演技をしたことがない方でも、思い切って自分の感情を表現できたりすのでお勧めです。
🌻演技とは「双方向(インタラクティブ)」であること
演技をする役者さんは常に誰かと関わっています。
観客や共演者、スタッフさんなど演技をしているときにも必ず誰かと関わっているのです。
その関りは必ず役者さんに影響を与えてきます。
ノリのいいお客さんの前で演技をするのは気分が良いですし、共演者で体調不良の人がいたら演技が変化することもあるでしょう。
それらの周りのいくつもの因子を受けて役者さんの演技というのは日々変化します。
「他人によって影響される」
というのは私達の日常の生活において似たようなことは多々あります。
毎日の仕事の中で、家事や家の仕事、友達と遊ぶ時・・・。
他人と関わるということは他人の影響を必ず受けてしまうということに他ならないのではないでしょうか。
ということは自分の行動次第で他の人にいい影響も悪い影響も与えているということになります。
出来たら、いい影響を与えたいですよね。
今回の講座ではそういった双方向のコミュニケーションについて参加者の皆様に考えていただくような構成でお送りいたしました。
今回は、こんなところで。
どうぞ、今後ともシアターハナイロをよろしくお願いいたします。
シアターハナイロ
中野浩作
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