ナイフとフォーク
こんにちは!ちひろです。
今回は第5回シアターゲーム研究所で取り組んだ『ナイフとフォーク』というゲームを紹介します!
☆想像力・瞬発力・観察力などを使い、発想を体で表現していくゲーム。
☆2人1組のところがミソ!!
是非最後までご覧下さい🙌🏻
・ゲーム内容
2人1組を作り、お題を体で表現する。
お題は、例えば「ナイフとフォーク」のような対になるものを設定し、それぞれがどちらか一方を表現する事で一つの組み合わせを作る。
お題が出た瞬間に行い、打ち合わせはしない。
(ちなみに上の画像は、「コーヒーとドーナツ」を表現しています)
・対象年齢
体感として、小学生くらいから大人まで楽しく取り組めそう!
・実施人数・所要時間
今回は、6人全員がお題出しも経験できるよう、6ターンやって15分ほどでした。
もし全体の人数が奇数や集団の場合も、お題を工夫すれば取り組めそうです
(3人1対にする、「運動会」などの群像をお題にする、など)
・こんな効果を得られそう
〇想像力を豊かにする
お題に対してどういった表現ができるか想像する事はもちろん、実はお題を出す側もとても想像力を使います。
「対になるもの」って日常では実はあまり意識しないから、普段の生活の中の記憶を掘り起こして考えを巡らせる必要がありました。
〇観察力をつける
ペアの相手の状態を、お互いによく観察する必要があります。
なぜなら、相手がどっち側を表現しているのかお互い知らないから!
相手をよく見る事、瞬間的に息を合わせる事が必要でした。
〇発想をその場で瞬発的に表現する
お題から得た発想を、すぐに自分の身体で表現するのは難しい。
また、隣で別チームも同じお題に取り組んでいるので、「同じお題でもそういう体の動かし方もあるんだ!」と新たな発見を得られるのもこのゲームの特色かも。
・予測できるトラブル
お題をだすのに詰まってしまう恐れがあります。
対になるものが出なくなった時のために、お助けボックスなどにお題を用意しておいても良いかも。
・ファシリテーターの声掛け
〇プレイヤーのポーズが決まってしまったとしても「もう少し動きを付け足して!」などの声掛けで、今一度自分の状態を客観視し、新たな表現を生み出すことにつながりそう。
〇それぞれのポーズが決まったら、そのポーズのポイントを聞いてみる事で発見がたくさんありました。
・新しいアイディアや応用
〇集団で取り組む際、「①職場」や「②運動会」など、テーマに数字をつけ、数字を呼ばれたら該当するポーズを取る。
→テーマごとに全く違う位置・違う動きを交錯させていく事で、大人数でもメリハリを持って楽しめそう。
そのままエチュードを始めても面白いかも!
・思ったこと
個人的に、自分と違う考えを沢山目の当たりにできるゲームだなと思いました。
同じ「ドーナツ」というお題でも、私は頭の上で丸を作っちゃいましたが、おなかの前で丸を作るとまた見え方も違うよね。
また「対になるもの」というお題に対して、「コーヒーとドーナツ」って発想は私には完全にないものだったので、「おしゃれ!!」と思うと同時に人の新たな価値観にちょっぴり触れたような気になりました。
いろんな場面で使いたいゲームです。
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