2/26 稽古日記
お疲れ様です、役者の久保田です。
本日は初の対面稽古でした。
今回の公演、役者をするのが私久しぶりなので、対面稽古も久しぶりです。
稽古場に向かう途中、はて昔はどんな風に稽古していたかを思い返すなどしていたのですが、部屋の隅で好きな曲をただ歌っているだけだったり、表のシーン練習中、作演から求められていない変なことをしたりしていたような気がします。
ろくでもないですね。
ですがそんな私も稽古場につくと、今日は終始穏やかに、真面目に稽古をしていました。
少し遅れて着いてしまったのでその罪滅ぼし、というわけではなく、他の役者さんが皆とても真摯に取り組まれていたから、自然としっかり場づくりに向き合えたのです。良いことですね。
皆が動くことで場が作られていくのを見ながら、ああ稽古場の稽古だなぁ、としみじみ思ったりなどしていました。
役者練習では公演に向けシーンや演技を練ることも大事ですが、同じくらい、あるいはそれ以上にお互いの存在を感じること、空間を共有することも大事だと思っています。
下の写真のように、空間構成という基礎練が稽古の合間に挟まれたのですが、その練習を通じて、それぞれの役者の発想や、場所の取り方などを探るきっかけになって、興味深かったです。
こういうことは対面じゃないとなかなかできないですね。
そうした芝居をよくするきっかけ、エッセンスのようなものをこれからも積み上げていきながら、引き続きオンラインの稽古も、対面の稽古も頑張っていけたらと思います。
以上、宜しくお願いします。