中途半端な立ち位置
暫く休みがなくなるからと家で独り。
炊事、洗濯など家事一般をこなすも何をやったか覚えてない程に無気力にこなす。11月10日はTVも同じ中継ばかり。いつも通り気分転換という偽名の現実逃避。
でも、貴方は結局、何も選んでなんかいないんです。
転職活動も上手くいかず、ただ時間が過ぎいいように使われるだけ。このままどーするか決めれず、そこから先は何もしてへん。
陽の下へ戻る訳でもなく、闇の中へ沈む訳でもなく、ただそこで、立ち止まってるだけ、なんですから。
そう、現状のままなら昇ることも落ちることもない。………そして、何も変わらない。変われない。
貴方は、捨てたはずの日常を失いたくないやただそれだけ。
そう、これから出る賽の目は希望と絶望が1/2。
ホンマにそうとは限らんけど、目に見えない先はそういうもん。
だから夕闇に留まる。でも、中途半端に留まる事にも苦労はあり、苦痛はある。でも安楽はあってもきっと希望とか期待はない。でも、動けない時はある。
………なんで?
___残した追憶の、最後の欠片まで、失ってしまうから。
そうやで、それ以外にそこに留まる理由なんてない。理屈はない。
___選ぶということは、何かを捨て何かを残す、そういうこと。貴方は負おうとしない、自分で捨てたはずのものにさえ、まだ憧れの一欠片を抱いている。そんなことで、いったい誰を守れるんですか。
せやな。
そういう事はわかってる。誰を守れるか…。ただ、今は誰を守れるかまでいかない。誰を守りたいかも。わからない。
宵闇に住む亡霊のよう。
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