cigarkiss
そうだよ。わかるハズがない。俺はお前じゃないからな。聞くけどよ…。お前に俺の、何がわかるんだよ。
人が分かり合えるのは非常に難しい。それがどんだけ近い人でも。しかも、近さはあくまで一方通行で〝たまたま“同じような距離感であっても…。
どんな暮らしをしてたって、生きてりゃそれなりに辛い目にも遭うもんだ。だろ?そいつを理解するつもりもないくせに、答えに詰まりゃ都合よく悲劇のヒロインかよ。_______うるせえっ!都合よくモノ見てんのはてめぇのほうだ、くそったれ!ここはな、お前の憧れてるような……ハリウッドの安ピカレスクたあ違うんだよ‼︎
人の口論は不毛なモン除けばこういうモノ。理想と現実。理想と現実の狭間は1人でもある。でも、冷静になるとそのふたつの立ち位置を0が10で決める必要はないのにね。でも、なかなか難しいモンやねん。
ロビン・フッドがいねぇなら、ロビン・フッドになればいい。泣き寝入りして文句たれて生きてるよりゃ、よっぽどマシな生き方だ!
そう…それがええ……けど…。なかなかそんな事、現実的に言えない。言うのも簡単ではないがやるのはもっと困難。
そう、せやから狭間にいる時、人は進めなくなる。昔は立ち止まると死んでまうくらいに考え、足掻いた。でも、今は無理に歩く必要もないんちゃうかなって思う。自分は止まってても、地球は回り時は進む。それがええんか悪いんかわからへん。
俺は、俺が立ってるところにいる。それ以外のどこでもない。
そこにしかおれんねん。人間は…少なくとも自分は…。
この台詞のシーンのラスト。煙草の火を分け与えるシーン、昔憧れたなぁ。
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