100ワニ読んだ？

［3/13追記］
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こんにちは！
アビスの海月です。

9日前の記事で、アビスの
“新たなチームコンセプト”
を発表させていただきました。
（その記事はこちら↓↓）

その中で、
「本気を楽しめる人を目指す」
と言いましたが、正直

「意味がわからない…」

と思った人も
多かったんじゃないでしょうか。

しかし、これは何か
「特別なことをできるようになろう」
と言っているわけではありません。

これまでにやってきた（できていた）ことを、

「大人になっても継続していこう」

というだけの話なのです。

部活に本気で打ち込んできた人なら、
「本気になる」ことは
当たり前にやってきたでしょうし、
部活を引退した時に

「いろいろあったけど、
　なんだかんだ言って3年間楽しかった！」

と思えたなら、それは
「本気を楽しめた」と言えます。

つまり、「本気を楽しむ」とは、
あなたが部活で経験してきたことを
“ひと言に凝縮したもの”なのです。

そんな風に言うと、

「じゃあ、部活と同じことをやるんですか？」

という疑問が浮かぶと思いますが、
まったく同じというわけではありません。

部活では、基本的に

「全国行こう！」
「金賞取ろう！」

などの目標がありますよね。

その目標を達成するために、
仲間と本気になって練習に打ち込んだり、
活動の内容を考えたり、決めたりします。

つまり、

「目標達成（結果）を軸とした活動」

になっている場合がほとんどです。

しかし、アビスでは
目標達成を軸にはせず、
目標に向かう最中、つまり

『過程（プロセス）を軸とした活動』

を行います。

練習している時や、
仲間とコミュニケーションを取る時など、
いま、目の前のことに

「本気で向き合えているか？」

を常に意識していき、
本気で向き合った結果得られる

『変化（成長）を楽しんでいく』

これが、アビスの掲げる
「本気を楽しむ」です。

もちろん、活動していく上で
チームとして目指す目標の設定はしますが、
目標を達成することがゴールではありません。

たとえば、“大会で金賞を取る”
という目標を設定していたとして、
金賞を取ることができたとしましょう。

目標が達成できたので、
チーム全体としては喜ぶことができます。

ですが、個人の視点で見た時、
本番で力が発揮できなかったり、
大会に至るまでの練習を振り返って

「もうちょっと頑張れたなぁ…」

みたいな感じで、思い当たる節があったら
あんまり達成感がないじゃないですか。

ですが反対に、
金賞を取れなかったとしても、

「全力でやり切った！」

と思えるような本番で、
それまでの練習も全力でやってきたのであれば、
どんな結果であったとしても、
十分に達成感を得られるはずです。

せっかく時間をかけて活動する週末を、
大会の結果に左右される過去にしてしまうなんて
もったいないじゃないですか。

それよりも、
どんな結果であっても揺らぐことのない、
貴重な経験を積み上げていく活動をする方が
価値を感じられるとは思いませんか？

というわけで、
アビスは目標達成のために
毎週の活動を消費したりせず、

『過程にこそ価値を感じられる』

ような活動を心がけていきます。

（というか、昨年はコ口ナの影響で
　まさに過程（日常）の価値を実感できた、
　そんな1年だったのではないでしょうか）

誤解のないよう言っておきますが、
目標を設定することや、結果を求めることを
否定しているわけではありません。

あくまで、アビスでは
目標達成をゴールに据えるのではなく、

「“毎週の活動を充実させるため”に、
　目標設定の効力を活用していく」

といった具合に、目標との
向き合い方を見直しているだけです。

なので、当然ですが
マーチングバンドとしての活動が
まるで別物になるわけではありません。

「部活とは違う」とも言いましたが、

『やることは同じで、視点が変わる』

という感じで捉えてもらうと
いいかなと思います。

じゃあ、

「アビスでは、何をゴールにするのか？」

という話になりますが、
それはまた改めてお話ししたいと思います。

では、今回はこの辺で。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

追伸：
余談ですが、昨年
Twitterで話題になった

「100日後に死ぬワニ」

は、まさに日常に価値を感じる作品でしたね。

100日後に死ぬと結果が決まっているので、
何気ない日々（過程）の価値を
“グンッ”と引き上げてくれています。
（ほぼ過程に全フリしていますが）

もし読んだことがないようでしたら、
一度目を通してみることをお勧めします。
（4コマなのですぐに読み終わりますよ）

追追伸：
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