【裏話】演奏会中止の本当の理由
こんにちは!
ABYSSの海月です。
先日、演奏会中止のお知らせを
投稿させていただきました。
応援してくださった方には
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
僕たちにとって、この選択こそ最善でした。
これを聞いた方の中には
もしかすると、
「演奏会やりたいって言ってたじゃん!」
「どうして、中止することが最善なのさ?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
なので今回は、演奏会が中止に至った経緯と、
その裏で起きていたことについてお話しします。
チームで何かをやっている人にとって、
きっと参考になる部分があると思いますので、
ぜひ読み進めてみてくださいね。
演奏会を開催するにあたり、
僕たちはブラスのメンバーを
最低でも3人集める必要がありました。
今いるメンバーも必死に声かけを行いましたが、
助っ人を集めるのはとても困難を極めました。
期限間近ではありましたが、SNSでも呼びかけを行い、
反応は良かったものの、参加に至ったのは0人でした。
11月22日(日)練習後
メンバーとの話し合いの結果、
演奏会の中止を決定しました。
もちろん、演奏会を開催したい気持ちはありましたし、
無理やり開催する手もないわけではありませんでした。
しかし、話し合いの中でメンバーが発した言葉に、
まるで脳天に親父のゲンコツを落とされたような
そんな衝撃を僕は受けました。
「正直、練習してて楽しくない」
「先のことも大事だけど、
今いる人でできることの方が
今は大事なんじゃないかと思う」
そりゃそうだ。
ブラスやガードのメンバーは
ドラムと違って人数が少ないから、
一人で練習することの方が断然多いのだから。
もちろん、僕はそれに気づいていましたし、
そんな様子を見てドラムの練習をすることに
心苦しさを感じていました。
でも、その現実に向き合わず、
新しいメンバーを増やすことばかりに気を取られ、
今いるメンバーを大事にできていなかったのです。
無理に演奏会を開催しようとして、
今いるメンバーが
「ツラい…」
と思ってしまうようなことがあっては、
それはABYSSの活動目的と合致しません。
それに、そうやって外面だけ取り繕っても、
そんなチームに入りたいと思う人はいませんし、
仮にいたとしてもすぐにやめてしまうのがオチです。
危うく破滅の道を歩むところでしたが、
メンバーとの話し合いによって
それを回避することができました。
(みんな正直に話してくれてありがとう!)
というわけで、
今回、演奏会を中止したのは、
『今いるメンバーを大事にしたい』
というのが本当の理由です。
で!
ここで終わってしまうと
なんか暗い感じになってしまいますが、
そうならないのがABYSSです。笑
演奏会の開催は断念しましたが、
今後の活動をより良いものにしていくためには、
やっぱりメンバーを増やすことは必須です。
具体的には、
ブラスとガードの人数が足りないので、
そこのメンバーを増やさないと面白くなりません。
ですが助っ人を集めることも困難でしたし、
新しくメンバーが入ってくるのは
いつになるのか全くわかりません。
今すぐに人を増やしたい。
でも、すぐに人は増やせない…
このどうしようもない状況の中、
どうやったらこの問題を解決できるか?
僕らは考えました。
すると突然、ある画期的な案が浮かびました。
それはまるで錬金術のように、
人数を一気に3倍に増やす方法でした。
『そうだ、みんなで全パートやればいいんだ!』
つまり、こういうことです。
ブラス 1人
ガード 1人
ドラム 4人
(昨日の練習終わりにいたメンバー)
これだと合計で6人しかいませんが、
みんなが全パートを担当すると、
ブラス 6人
ガード 6人
ドラム 6人
となって、合計18人になります。
この神秘の計算式に、
この日の練習に参加していたメンバーは
酔いしれました。
………
というわけで、これからABYSSは
3倍のメンバーで活動していきます。
本当に3倍になっていることを証明するため、
たまにLIVE配信もやっていく予定です。
ぜひ、楽しみにしていてくださいね!
それではまた!
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