『あとからくる者のために』
坂本真民さんの
『あとからくる者のために』という詩です。
『あとからくる者のために』
あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ
あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ
あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ
ああ、あとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々(それぞれ)
自分で出来る何かをしてゆくのだ
日本は自らを犠牲にしても
『他』に尽くすという精神を
美徳として成り立ってきた国です。
しかし、今では自分さえ良ければ
良いという考えの日本人が多くなり、
物は豊かになっても、
心が貧しい国となりつつあります。
目先の利益ではなく、
未来ある子供たちのために、
自分が何ができるのか。
後から来る者のために、
どんな日本を残していくのか。
今、一人一人が
自分に何ができるのかを真剣に考え、
行動を起こす時です。
美しい日本精神を取り戻すために
取り組ませて頂いています。
少しでもご関心がある方は
是非、ご覧ください。
お待ちしております。