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キュートなスーパースター、テイラー・スウィフトにメロメロ(なんだこの昭和なタイトルは) Taylor Swift "You Belong with Me" from The Eras Tour film

そんなにマニアックにではないとはいえ、約40年前の中2の頃から洋楽を聴いてきた自分的には今更?のテイラー・スウィフトです。

しかも、"You Belong with Me"って、おいおい、56のおっさんが今更ハマる曲かよ。いやいやいやいや、曲にハマったんじゃないのよ。The Eras Tour filmの動画を見てハマったのよって余計、気持ち悪いわって、ほっとけ。

世界最大級のファンダムを持ち、しかもみんな結構熱狂的な感じ。正直これまで、あんまり関心持ってきませんでした(6枚目のアルバム"Reputation"、特に"…Ready for It?"はかなり好きでしたけど)。

それが、しばらく前から、Youtubeを見てると、ちょくちょく流れるのよDisney plus の"The Eras Tour (Taylor's version)"のCMが。それがよくできていて、しかも絶妙にいい感じに"…Ready for It?"が使われてて気になってたところに、最近YoutubeでThe Eras Tour filmの4K動画が流れてくるようになったんで、ついつい見ちゃったんですよね~。

最初は"Ready for It?”を見て「かっちょいい~」とか感心してたのが、そのうち、気が付くと繰り返し見ちゃってたのが"You Belong with Me"だったのですよ。

ハマりポイントは3つ。

0:20での、"Cause she doesn't get your humor like I do"の"I do"の後の「ジャジャッ」ってところでの一瞬のテイラーの表情。これはこの角度からのカメラワークとカメラを切り替える編集のタイミングがツボ。

0:41での"She's cheer captain"にあわせてのテイラーの片足上げポーズ。

0:51-0:54のサビに入って"If you could see that I'm the one who understands you"でのテイラーのダンスとビートにあわせてズームアウトしていくカメラワークでぐいぐい盛り上がる〜。

0:59-1:04の"…see you belong with me"の"see"のところでテイラーが前方に差し出した左腕を左側に開くのにあわせて、左腕を開く動きの逆回転でテイラーの周りをぐるりと回り込むカメラワークが最高に綺麗でうっとり。

2:05の"you belong with me"の"me"を引っ張る部分でのテイラーの腰の動き。この動きがテイラーはとっても綺麗でキュート。

2:29のギターソロ中のテイラーのダンス。これもこのタイミングでテイラーに寄ったカメラにスイッチする編集が素敵。

3:12の"…back door"のところのテイラーのポージングと表情。ここが、わたしにとっての極上どハマりポイント!よくぞ、このタイミングで上から引いて撮ってるカメラからスイッチしてくれました!編集した人、わかってる〜。

3:37の"you belong with me" の"me"を伸ばすところで、バックコーラスの人達と一緒にしゃがむ振り付け。

全然3つじゃないじゃん。8つもあるじゃん。で、簡単に言ってしまうと、とにかくテイラーがキュートなのよ!なんでかよくわからないけど、Fearless Tourの時の動画とか"You Belong with Me"が発表された当時の動画と見比べても、The Eras Tour filmの"You Beling with Me"の方が断然キュートに感じてしまいます。別に歌い方に大きな変化があったわけではないし、ダンスの振り付けも基本的にそんなに変わってない。

2009年のFearless Tourでのパフォーマンス。当時弱冠二十歳のテイラーの若々しく直線的なパフォーマンスと比べてみると、Eras Tourでのテイラーのパフォーマンスは悪くすると「あざとさ」満載のパフォーマンスとも言えるように思うけど、それを極上のキュートさに昇華してしまえるところが、スーパースター、テイラー・スウィフトのテイラー・スウィフトたる所以なんだろうなぁとか感じてしまいます。それと、上の各ハマりポイントを書いてて気付いたけど、The Eras Tour filmのカメラワークと編集が抜群に素晴らしいのね。たぶん、このカメラワークと編集が、テイラー自身の魅力をさらに増幅して伝えてるように感じました。

テイラーのキュートさという話からは外れちゃうんですけど、こうやってThe Eras Tour filmの動画をFearless Tourの動画と比べると、特にカメラワークと編集を中心とするThe Eras Tour filmの高い完成度に感心してしまいます。実際のライブはきっと素晴らしかったんだろうなぁと思いつつ、The Eras Tour filmって、これはこれで、素敵な体験だよなぁとか思ってしまいます。

それにしても、ほんと今更ながらに、こうやってThe Eras Tour filmの動画をいろいろ見ていると、"Tailor Swift"や"Fearless”の時代から最新作"Tortured Poet's Department"の時代まで、"Eras Tour"というツアー名にも凄く納得してしまうし、全てのアルバムごとに異なる10種類のアクト、3時間半で44曲(または46曲)というステージを世界中で繰り広げているテイラー・スウィフトというポップ・スターのスケールにただただ圧倒されてしまう今日この頃なのでした。




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