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”支える”の押し付け
一時期、無性に人を
「支えたい」
衝動に駆られていた事がある。
その時は、”支える”って言葉を、
連呼していた。
すると、
”支える、支える、うるせーんだよ”
外からSNSを見ていた元カノに、
そう言われた。
”支える”を連呼していたのは、
支えて欲しがっていた、元カノの影響で、
別れて、”支える”が他の人に向けられる
腹立たしさから、出た「うるせーんだよ」
そう、”うるせー”も元カノから出た言葉。
別れたとは言え、付き合いが長かったから、
お互いに影響しあっていた。
でもさ、”支える”って、
人から押し付けられる物じゃないよね?
何かを一人で、一生懸命やっていて、
ある時急に、ふっと軽くなる事があって、
後で考えると、
「あ、あの人のお陰かな?」
って、思い当たったりして。
そんな、ふわっとした物の感じ。
それが、”支えてもらう”事って、
思った。
決して、目に見えるもの、
ごりごり、がりがり、
押し付けられる物じゃないな、
って思った。
今思う。
あの時、僕も必死で、
「支えたい」
を、押し付けていた事に、
「ご迷惑をお掛けしました」
”ごめんなさい”
今はもう、伝えられない君へ。