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人が死ぬ時に

人が死ぬ時は
何が残っているのだろう?

毎日を、無駄に過ごしてはいないだろうが?

たまには無駄に過ごしているかもしれないが、
それでも毎日を、非難される人はいないと思う。

だからこそ、人が死ぬ時は
何が残るのか気になる。

死ぬ時は独りぼっちでも、
残る人達に何を残せるか?

人生を生きて何が大切か?

それって、他の人のために、
何かを残す事だと思う。

その”何か”は経験かもしれないし、
単なる失敗の事柄かもしれない。

だってそうしないと、
人が、自分の人生だけを生きるなんて
神様が許すはずが無い。

生きとし生けるものすべてが、
自分以外の者のためにも生きている。

本人は自分だけのために
生きていると思っても、
結果的にそれが、
人の役に立っていたりする。

そう、悲しいかな、時に自然は残酷で、
自分の命さえ、他人のために存在していたりする。

だからね・・・

今僕が、誰かのために何かを残せたか?
そんな事は、わからない。

僕は、少なくても子供のために、
何かを残して、伝えなければ。

生きとし生けるものすべて、
生きた最後は、死ぬのだから。

命が消えるその日まで、
他人に伝えられる何かを求めて、
今日も、全力で生きてみよう。

それが、一人でできる、
精一杯のこと。


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