龍とそばかすの姫。ゴッドファーザー最終章。(ちょっとネタバレ)
龍とそばかすの姫
最近アマプラに追加されたので見ましたよ。「龍とそばかすの姫」。
細田守監督のアニメはほとんど見てると思います。「時をかける少女」は劇場に観に行って、その後絵コンテ集も買いました。「デジモン」も「ワンピース」も見てますし、一時はファンだったこともありました……。
しかし「バケモノの子」まで、劇場に観に行ってたんですけど、それから後はすっかり興味を失ってしまってました。つい最近「未来のミライ」をアマプラでようやく見たって感じです。
残念なことに細田監督の作品って、どんどんつまんなくなってきてます…。「龍とそばかす…」は、ヒットしたらしいので、もしかしたらこれから復活していくのか…とか思ったんですけど。
もうね、「龍とそばかすの姫」のどこにも共感がありません。
主人公の女の子は「自己評価の低い」自信の持てない子だそうなんですけど、ネットでは自己顕示欲の限りをつくしています。もう、その時点で共感ゼロっていうか。
それに、ラストにしたところで、
「マジで、これで解決なん?」
って、ものすごくモヤモヤしました。
唐突だし、肝心の問題点は何の解決もしてないし、その割には「めでたし!」って終わってるあたり、ちょっと良識疑うレベルです。こういう問題を扱うんだったら、もっと丁寧に描いてほしかったし、そうすべきだと思いました。
それにベルがあんまりにもディズニーすぎて、なんでディズニー・キャラが日本語しゃべってるん?って感じです。
もうこれ、もしかしたら妥協と妥協と妥協の産物なんじゃなかろうか。原案はもっとマトモだったんだと信じたい。
ただ、映像とかだけは一流でした。
まあ、「見放題」で見ただけなのでこれ位にしときます(笑)
ゴッドファーザー最終章
結局、「ゴッドファーザー」が面白かったので3部作全部見ましたよ。最初のアルパチーノが若くてびっくりしてたら、2部で「だれ?」って思ったのがロバートデニーロでした。
デニーロがあんまりにもツルっとして、シュッとしてたんでびっくりでした(笑)
そんなわけで、2部からずっと時代が下って、「最終章」です。これまた大昔にテレビでみた記憶があるんですけど、まったく覚えていませんでした。
ひとつだけ、アンディ・ガルシアがニョッキを作ってる場面だけ覚えてました。当時、イタリアのレストランでニョッキのチーズクリーム和えみたいのを食べて、美味しすぎてハマりまくってたので、
「ニョッキってどうやって作るのかなあ~?」
とかずっと思ってたせいだと思います。
その後ニョッキの作り方はわかったんですけど、あのときのニョッキほど美味しくはつくれないでいます。
そんなニョッキしか覚えてなかった「ゴッドファーザーpartⅢ」なんですけど、「最終章」は、それを大幅に編集しなおしたものらしいです。
ま、前の映画自体をよく覚えてないので、どこが違うのかよくわかりません。
ⅠとⅡのアルパチーノが名俳優とか言われてる割には意外と棒演技だったんですけど、Ⅲは格段に上手くなってました。
それに、昔見た印象だと、ただの「暴力団の抗争映画」だったんですけど、マイケル・コルレオーネさんはず~~っと、暴力団を辞めたかった人だったのね。ということに気が付きました。
ほんとに全然ちゃんと見てなかったんだわ。
ちなみに内容は、ただただ娘が可愛くってしょうがないよ!!って映画でした。あんまりにも「娘が可愛いよ!!」って映画なせいで、マイケルの娘役で、かつ監督の娘のソフィア・コッポラさんが叩かれまくったそうです。
監督が贔屓しすぎたせいですかね?
うちの親父さんも、亡くなる前に私にそんなことを言ってたことを思い出したりしたせいか、最後、コルレオーネさんが可哀そう過ぎてもらい泣きしてしまいました。
まあ、生きてるうちはウザい親父の愛、って感じですかね。
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