【Symbol Blog】オンチェーン名刺(2022/11/24)
この記事は2022年11月24日に出たSymbol Blogの記事「ON-CHAIN BUSINESS CARDS」を翻訳したものです。
2022年9月、GRAPEsは初のブロックチェーン名刺を発表しました。Symbolをベースにした彼らのプラットフォームでは、ユーザーが連絡先やカードのデザインをアップロードして、フルオンチェーン・マルチリンガルNFTを作成し、リンクやQRコードを通してデジタルで連絡先と共有することができます。私は短い記事を書きましたが、投稿する気になれなかったので、遅ればせながら、ここに掲載します。
MY SIMPLE(TON) DESIGN
インターフェースは日本語と英語に対応しており、ユーザーは最大3ヶ国語で連絡先を入力することができます(図1)。すべての項目は任意入力なので、FAXを持っていない人(誰が持っているんだ!)や、個人情報をあまり教えたくない人も心配いりません。
連絡先を入力したら、次はカードのデザインに取りかかります。色やフォントをカスタマイズしたり、会社のロゴやヘッダー、フッター、背景の画像をアップロードすることができます(図2)。
カードはウェブページとして表示され、HTML 形式で保存されます。私はデザイナーではありませんが、5分ほど試行錯誤してカードを作りました(図3)。
デザインや名刺の内容は途中でも編集でき、納得がいくまでプレビューを続けることができます。最終的なデザインが決まったら、HTMLファイルとして保存し、ダウンロードすることができます。いったん終了して、後日また戻ってくる場合は、名刺の詳細を含むJSONファイルをダウンロードし、サイトに戻ったときに再インポートすることができます。
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ビジネスに取りかかる
HTML名刺をダウンロードした後、NFT-Driveを使用して独自のオンチェーンNFTを作成することができます。「NFT-Drive Mainnet」ページにアクセスすると、ノードの選択、シンボルアドレス(NFTの送信先)の入力、そしてHTML名刺のアップロードが求められます。この部分は日本語で表示されるので、Google翻訳を利用するとよいでしょう(図4)。ファイルのアップロードが終わると、NFTを作成するための代金を支払うように要求されます。ネットワークによる標準的な50XYMのモザイク作成料があり、その後、アップロードしたファイルのサイズに応じた料金が課金されます。私の場合、ファイルは39Kbしかなかったので、37XYMの手数料が発生し、オンチェーンNFTの保存にかかる総費用は9月の価格で3.10ドルということになりました。
NFT Driveは、ブロックチェーン上で取引が確認されると、自動的に決済を登録します。そして、名刺NFTを作成するプロセスを通じて、進捗状況をお知らせします(図5)。このリンクは同僚にメールで送信したり、QRコードにエンコードしてウェブサイトで共有したり、名刺の物理的なコピーに印刷したりすることが可能です。
本当に簡単で、10分もかからずにオンチェーン名刺を作ることができました。決してきれいなものではありませんが、ぜひ試してみてください。
著者(NineLives)について
私はシンボルとNEMの愛好家であり、英語圏でこのプラットフォームの認知度を高めるためにこのブログを運営しています。もし私にレポートしてほしいシンボルのニュースや、掲載したい記事があれば、ぜひ教えてください。
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