空で待ってる（歌詞）

同じ顔に同じ服で　平和呆けてる軍服で
今日も行列行進して　同じ話題で盛り上がってる
逸れ者の僕なんかは　息をすれば苦しくなって
道中に転がり込んでも　下手くそな芝居のようだね

ああもう誰にも　理解されないんだな
ああもう誰とも　分かり合えないんだな
ひとりこっそり後ろ首を掻いてる

いつでも　会えるよ
魔法の輪っかで　空に飛び立てるから
必ず　会おうね
雲の上で　寝転がって話をしよう
いつかはみんないなくなる
真っ直ぐお家に帰ろう
愛しい誰かを空で待ってる

同じような生き方で　同じような生き様を
披露したり皮肉り合ったり　自己啓発本のようだね
満員電車の中で　吊革にぶら下がって
暗くなる視界の中で　砂嵐と戦ってる

ああもう誰にも　エスオーエスは出せないな
ああもう誰とも　関わり一切捨ててさ
ひとりひっそり嗚咽を飲み込む

いつでも　会えるよ
魔法の輪っかで　今に飛び立てるから
さよなら　ごめんね
虹の橋で　朝日を眺めていよう
いつかは僕もいなくなる
いつかが今日に変わってく
愛しい誰かを空で待ってる

空から　見下ろす　街は綺麗で
僕だけ　汚れてるみたい
愛しい　誰かってさ　誰なんだろう
結局僕は今もひとりきり

いつでも　会えるよ
魔法の輪っかで　誰でも飛び立てるから
必ず　会おうね
雲の上は　僕には広すぎるから
いつかはみんないなくなる
いつかが遠く離れてく
愛しい誰かを僕は待ってるんだよ
いつかはみんないなくなる
いつかが今でもいいだろう
愛しい誰かを今日も待ってる