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絶頂を終えて(ロントリ感想)

お久しぶりのnoteです。
この度は、
劇的集団転機与砲第24弾公演
Long Trip〜現代転生〜
に、ご来場頂きまして、誠にありがとうございました。前日までの予想を遥かに上回る数のお客様にお越しいただき、びっくりやら嬉しいやら。胸が一杯で御座います。
次回からはどうぞ前売りをご活用下さい。

集合写真撮る時、栂崎に待たされた

芝居を始めて18年くらい、転機に入って12年くらい。今回のロントリは、僕の芸歴の中で最高の芝居、最高の公演でありました。
良い本、良い役、良い座組に恵まれ、大変に気持ちよく芝居が出来た。
舞台監督として、演出助手として、苦労した分学びも多く、頑張りは報われ皆が僕を助けてくれた。
終演後、会場を去るお客様の晴れやかな顔、共演者達の清々しい顔。

錯覚してしまう程だった。
この世界は、俺を幸福にする為に出来ていると

そんなわけで、終演後2日目を迎えてなお僕はエゴサしまくりいいねつけまくり、自分への褒めをRTしたり何度も読み返していたりするのです。

褒め、そう、褒めですよ。

めちゃくちゃ褒められた

今までザ☆ローリーという役者は、持ち前の人見知りさ、乏しい友人関係、チケット売り込みの下手さという3役が揃った『役の良さの割に客出して声をかけられない』という悲しい存在でした。
ところがロントリではどうだ!!!!!!
俺の演じた破堂くんの人気の凄いこと凄いこと!
初めましての方からお久しぶりの方、馴染みの方も老いも若きもお声をかけて下さって!アンケートやSNSでも沢山沢山お褒めの言葉を頂戴しました!!

OPでセンターを奪い取る蛮行


ローリーさんカッコいい、足が長い、蹴りが高い、股下2mある、スタイル良い、足が5mあった、ビジュアル三連覇、素晴らしい演技、血管切れそう、アクション凄い、素敵、蹴られたい、パーマ似合ってる、着こなし良い、ローリーさん沼、イケオジマジイケオジ、などなど、などなど…
他にも長めの細かい褒めなども抱いており、日に一度は読み返しております。アンケートのコピーとって部屋に飾りたい。

イタいよね…馬鹿にしてくれてもいいよ…

もちろん、褒めばかりでなく厳しいご意見も真摯に受け止めております。次に活かせるよう頑張ります。
まぁでもホラ、今はさ、今はいいじゃん?
ちょっと調子にノらせてよ?
ね?

嬉しかった褒め=意識してやった事

ビジュアル・肉体

昨夏のTENSAI、鬼巡りで褒められて以来ローリーはビジュアル優勝キャンペーン中。顔面の仕上がりには拘りました。
・現実世界の人なので装飾控えめ、目張りは切れ長タレ気味にグッと引いて、クールなシーンと本食って死にたい時の顔に差が出るように意識した。
・オジ感を髭で助長、健康的になりすぎないようアイシャドウ広めブラウン
・髪型は長め毛量多めと指示があったのでそのように。後ろ短いのは美容師さんのセンス。千秋楽ではセット失敗して袖に帰るたびになんとかなれー!と言う気持ちでいじってました。ちなみに天然の癖毛。
・衣装オール私物。蹴り多いから足長く見せたくて細身のパンツきゃんきゃんにあげてた。うごきやすいしね?
・太ってはいけない。正月やばかった。あと1週間早かったら太ってた。

終演後、この時ズボン履いてないです

殺陣・アクション

まず意識したのは強キャラ感。とにかく大きく振って全体重で叩き潰す打撃を目指しました。
・武道経験無いキャラだからパンチはテレフォン
・基本1撃必殺、相手に吹っ飛んでもらって振り抜く
・踏み込み大きく、振りかぶり大きく、捻り強く
・本気出してないから構えない、余裕のある立ち姿
・本気出したら獣、低く構えて拳を握らない

来な…

仮面ライダーアマゾンズ超面白いから見てね。

演技面

知り合いの役者にもらった感想とかみると、結構好みが分かれた印象。やり過ぎ感を狙った演出の狙い通り。
・基本余裕なので片手ポッケ
・背筋を伸ばして胸を張って立つ。
・距離感激近。友達いないから。
・人の話聞かない。友達いないから。
・すぐ遠くを見て自分の世界に入る。友達いないから。
・自己完結人格をより強調するために背中見せる演技多くした。
・命令、断定口調。添木くんだけ例外♡
・添木くんへのLOVEみは最初のプランではもっと露骨に多かったのだが、演出に止められてしまった

気分的には常にスポットを浴びて生きていた

破堂の物語

総じてやりやすい役だった。
めちゃめちゃ共感して誰よりも早く役に没入していたと思う。
感想をくれた中に「ローリーが力を持って生まれたらこうなってたと思う」と言ってくださった方がいた。
俺もそう思う。
この男は俺自身だと早い段階で確信した。
脚本家にはドン引きされた。
あと、自然体過ぎて一時期は芝居してる気がしなかった。
おかげさまで、「とんでもないキャラクターなのに妙にリアリティがあった」という感想を頂けた。
実に本望。

何よりも台詞がいい。
この男の語る創作論には同意しかない。
ラストバトルの口上でタイトル回収するの気持ち良すぎる。

タイトルは今決めたよ。ロングトリップ!

そう、ロントリは他の誰でもない俺のための物語。
この芝居の真の主役は俺。
主人公は俺。
俺のための芝居を見に来てくれてありがとう!
長くなり過ぎたからここら辺で一旦やめよう。

次回は、「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」
俺が勝手に考えた破堂くんの裏設定について書くよ。

楽日にはバラシより打ち上げを優先した服でくる男

↓俺が勝手に思ってる、過去伊佐美のテーマソング。なお呪術廻戦は知らない。

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