「完全カラー図解 よくわかる臨床心理学」を読んで(読書感想文#50)
・・・を読んで、と言いつつ、この本に関しては目を通したという感じです。まぁ読書記録も兼ねているので、ご容赦ください。
▼完全カラー図解 よくわかる臨床心理学/岩壁茂監修
この本は私は図書館で借りたのですが、手元に持っておきたいので購入予定です。なんというか、網羅的で教科書のような本です。イラスト満載だから、どちらかというと資料集的かな。
主な心理的障害、おもな神経発達障害・・・と見ていくと、今まで興味の赴くままに読書をしてきた分野が、一気に鳥の目で俯瞰して見れた気持ちになりました。そして、知識の足りないところも分かる。なんだか、うっすらワクワクしてしまう。
心理療法も同じく。雑多に学んできているので、このあたりで体系的に整理することが必要だと分かります。正直、この本に書いてあること全ては理解できていない。でも、本を読んだら、ここに立ち戻るようにすればいい感じかも。
そうかこの本、地図みたいな位置づけなんだな。(教科書と言ったり、地図と言ったり、忙しい)
10年以上前、心理学に興味を持っていた頃、こういった本を手に取ったことがあった気がします。でもちっとも理解できなくて、すぐに諦めてしまった。あの頃の私に伝えたい。これは入門書ではなくて、教科書の太字を全部まとめましたという要点だらけ本なんだよ・・・
だから、理解するのではなくて、トピックスとして掴むのが大事。
そして今、いろいろな経験をして、少しずつ学んでまたこういった本に出会ったら、うっすら分かるところもあるのがじんわり嬉しい。徐々に解像度を高くしていきたいです。
(あと、関係ないけれど、表紙のカウンセラーの人が足を組んでいるのが地味に気になる。臨床ではこんな感じなのだろうか?)
ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
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