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「アダルト・チルドレン 癒しのワークブック」に取組み中 第Ⅰ章自分の過去を知るワーク(読書感想文#64)

最近は専ら自分の内側に向き合うことに取り組んでいて、読書感想文のアップ頻度がぼちぼちになっています。

どうしていこうかな?考え中です。


さて、本日の感想はこちらのワークブック。アダルトチルドレン関連の書籍を読んでいた時に参考文献で出てきて気になっていました。

たまたま書店で見かけたので、手に取りました。

▼「アダルト・チルドレン 癒しのワークブック」/西尾和美著

アダルトチルドレンは過去の流行り?

アダルト・チルドレンという言葉が一般的に認知されるようになったのは、約20年程前だと思います。

私は、最近はあまり取り上げられなくなってきている言葉なのかな、と思っていました。でもこの本は、2022年で第26版。


「アダルト・チルドレンというキーワードで、問題を定義づけて取り組んでいる」方が多いからなんだろうなぁという印象を受けました。

みんなどこで集まっているのだろう・・・?医療機関やカウンセリングに繋がっていない、なんとなく生きづらさを抱えている人たちは。

人知れず、こういう本で地道に癒しに取り組んでいるのかなぁ。

第Ⅰ章「自分の過去を知る」のワークをやってみた

この章では、【いまの自分を知る→過去の家族・自分に何が起こっていたか】と探っていく流れになっています。


私は、過去に自覚している虐待経験などもなく(幼児期の記憶が少ないので抑圧しているだけかもしれませんが・・・)家庭環境にそれほど問題ないと認識しています。

それでもこのワークブックで振り返っていくと、精神的な面で辛かったことは結構あるんだな・・・と感じます。

親から受けた影響というものは、本人の感受性によるところもあるし、身体的虐待がないから軽い、とかそういうものではないとも思いました。

そう考えると、このワークブックってもはや、世の中の人全員(極端だな)取り組んでもいいものかもしれないな・・・。

過去の自分、家族に向き合うことに何の意味があるのか?


私はもともと未来志向が強く、先の自分を思い描いてそこに向けて走り続けてきた節があります。過去に向き合うことは、あまり意味のないこと、なんとなくネガティブなことと思っていた時期が長くありました。

でも、過去に目指してきた「輝かしい自分(と思っていた条件にいる自分)」になったときに、結局中身が何にもない自分に愕然としたんですよね。

それって過去の自分を置き去りにしているからだった気がします。

それなら、やっぱりこうやって過去の自分に向き合うことも必要な時期があるということでしょうね。ずっと自分を大切にしていれば、こうならなかったというか。

だって、今の自分って未来と過去の間にいるんだもんなぁ。
我ながら遠回りしていますが、自分のことは自分が諦めちゃいけないですね。

また続きをやってみて、感想レポします。
ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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