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【世界最速】Zoltraakのコンパイラを自作する方法【完全無料】
ZoltraakのコンパイラはつまるところGPTsなどにおけるシステムプロンプトなので、簡単に自作できる。
これはコンパイラというより、ライブラリに近いと思う。
方法は簡単。
「Lib\site-packages\zoltraak\setting\compiler」に追加ファイルを突っ込む。
例えばデフォのdev_obj.mdを少し書き換えて、UMLを絵文字ではなくMermaid記法で出力させるようにした以下を配布する。
(これの何が嬉しいかというと、mermaidに入れてしまえば、図画像として保存できることである)
これを上記フォルダに格納し、以下のプロンプトを実行するだけである。
zoltraak "適当な何か" --output-dir def_mermaid_test.md -c dev_obj_mermaid
注意点として、コンパイラを選ぶ「-c」コマンドには「.md」を入れてはいけない。
それをすると、「.md.md」を探してエラーになってしまう。
正直そんな記法の違いに気を配りたくないので、.mdが入っていても無視する改良が欲しいかもしれない。
TODO
とりあえずこれ全部突っ込んでみたら面白くなりそう。
主だったGPTsも、コンパイラ指定でClaude向けに動かせるようになる。
気付きや要望
GPTやローカルLLMにも対応してほしい。
Javaのように、うまくVM化して、すべてのLLMで走るようにしてみると面白いと思う。
今のZoltraakは、API代を垂れ流すという致命的な弱点がある。
それなら、各種コンパイラ.mdを張り付けて、ChatGPTやClaudeのweb上で実行してしまった方がお得である。
次の問題として、巨大化したライブラリを覚えなくてはいけない弱点も無視できない。
これのせいで、今のZoltraakはユーザー独自拡張がメインで、人気プロンプト以外はほぼ個人の私用で埋もれていく、GPTsと同じ未来しか見えない。
LLM自身に適切なコンパイラ(orライブラリ)プロンプトを選ばせる必要があり、-cコマンドなんてものは、あえて明示しない限り不要になるようにしないと、人間の記憶力が先に限界を迎えてしまうだろう。
余談
統一言語を目指すなら、UMLをうまく組み込むことが必要になると思う。
で、その推しは画像化しやすい記法である。
で、それ自体がプロンプトとして動かせる。そんな話がこちら。
良かったらご覧いただければ幸いである。