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発達凸凹とは

うちの火星人

うちの火星人と言う本をご存知ですか?沖縄県生まれの平岡禎之氏とそのパートナーであるワッシーナ氏とその家族にまつわるエピソードが描かれた本でそれはただの家族エピソードではなく平岡禎之氏を除くすべての家族が発達凸凹(いわゆる発達障害)だったのでしたーと言うまるで奥様は魔女的な話でエピソードを交えて発達障害とは何か?生活の中でどう言った工夫をしているか?などを4コマ漫画のエピソードともに語っています。

発達凸凹とは

厚労省のページには次のように定義されています。

発達障害
発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。
発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。

厚生労働省「知ることからはじめようみんなのメンタルヘルス」より

この発達凸凹のことを調べていると必ずと言っていいほど”あれ?コレって自分の事じゃあ…”とか”ウチの子に当てはまるな…”とか”あの人もそうなのかも…”と次々にいわゆる思い当たる節が出てきます。行動や性格の特徴などが多岐に渡り誰しも当てはまる部分があっても不思議ではありません。人はそれぞれ大なり小なり人は生きにくさや困り事ってあるもんだと思っています。ただその個性のせいで社会生活に支障が出てくるつまり社会的障害になるかならないかで発達障害と言われるものに当てはまるんでないかと考えます。誰にだって得意なことや不得意なことってありますよね?そして障害と言っても一概には言えない部分が多分にあって聴覚過敏や感覚鈍麻、多動など特徴的なものから相手の表情や空気を読んだりするのができないと言う目に見えないけれど社会生活を営む上で困る場面がある場合があります。

空気を読む

さて空気を読むってどう言うことでしょう?いわゆる察してと言うやつで前後の行動や相手の性格や話の流れはっきりしないもので判断して自分の行動を制御する事。コレって日本特有の文化かしら?と言うほど日本人は空気を読むことが長けている。あまりにもその能力に長けているため自己主張がなくて同調圧力により個性がないなんて卑下されることも少なくありません。

国民性

特に欧米やアジアのあの大国では自己主張するのは当たり前と聞いた事があります。確かに以前よく私の住む沖縄の離島に観光で訪れていた国の方などは声も大きくそこらへんを散らかして(日本人からすると常識はずれ)いたのを思い出しました。最近聞いたエピソードではブラジル人の友達はこっちの都合なんて考えずに電話してきて自分の話をすると言うもの。どっちがいいとか悪いとかではなくて国民性みたいなものがあるかと思います。その国の中でも個人単位ではそれぞれ行動が違うのでしょうが周りから見るとそれぞれの特徴がはっきりと見て取れます。これは国でもあるし国の中でも地域性みたいなものもあると考えられます。

仮説

発達凸凹を語る上でまず脳の働きの違うために起こるすれ違いなどと言われますがここで考えられるのはもしかすると所変われば?と言う仮説。この仮説を裏付けるように前記した「うちの火星人」の作者の家族は色々な工夫をしながら生活をしています。つまり環境や手段を考えてみながら生きにくさを解消しようとしています。うちの子供たちもそれぞれに個性的で面白い生き方をしていて(下記参照)台湾留学を勧めたのも日本では彼の個性が埋もれてしまうと思ったからで今はまだ結果は見えていないけれど個性が輝ける場所を見つけると言うのは人生の命題でもあるように感じます。

最後に

自分も辛いこと(生きにくさ)を感じたり困りごとがあるとリフレーミングにより見方を変えたり色んな方法を試したりしている人生だよなーと感じました。だいぶ話はそれましたが発達凸凹の本を読みながら生きるヒントを見つけたり人生の振り返りをしてみたり前に進んだり立ち止まったり人生いろいろです。

それぞれが笑顔になれる社会を望みます。


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