長男の伝説その3(legend of the first‐born son#3)
我が家(沖縄県宮古島)には3人の子供がいる。長男、長女、次男
長男は16歳の高校一年生。地元の高校に通うどこにでもいる男の子…
そうどこにでもいる男の子…なのか?
そう彼は数々の伝説の持ち主なのである。
He is Mr.legend!!!
このノートは彼の伝説をメモに取り溜めたものである。
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我が長男Mr.legendの特徴
【長所】
・仲間といる時が幸せ
・大体の事はすぐに熟せてしまう(自転車もすぐに乗れた)
・考え方が真面目(所謂大多数の意見に弱い)
・↑な割には大雑把な良い性格
・なんだかんだ言ってどんなところに行っても馴染めてしまう事
【短所】
・とにかくいい加減で超面倒臭がり
・物をなくす、壊す名人
・意外と周りの目を気にする(口癖が普通は〜)
・すぐに他人のせいにする、言い訳が多い
・変に消極的…
進路について親子で言い争いになった時の伝説
長男はかわいい奴である。
うるさい!とか言ったり全然話を聞いてなかったり態度では反抗しているように見えて学校であったことを話してくれたり、お母さんお母さんと親に頼り切ってたり、口癖が「牛乳ないさ?」「くだものないさ?」だったりw
そんな彼も高校生。ほとんどの時間は何も考えてないんだろうけど時々進路の事を考えるらしい。
ある日家に帰ってきておもむろに「世界史赤点かも?」「先生の教え方が悪い」などとほざいていた。基本我が家ではテストの点を何点取ろうが成績が悪かろうがあまり本人に口出しした事がない。その逆もあって点数が良くても「良かったなー」くらいで特段褒めちぎった事もない(まあ褒めちぎるような点数を取ってきた事はないが)だからなのか?いつもテストの点数が良かっただのクラスで何位だとわざわざ報告してくれる。聞いてもないのにだ。関心を持ってないと感じているのでそこら辺で自分の頑張りを認めて欲しいのかなーと思っていた。それがその日はそれに輪をかけてそこから自分から進路の話をし始めた。「俺琉大の〜学部に行こうかと思ってる。」「台湾の大学に急に行っても言葉がわからないから卒業なんて無理さ」(前に台湾の大学は勉強するものには学費の半分を出してくれる。人を育てるって事を大切に考えているなどと説明をすると乗り気だった)「行くなら琉大の〜学部でしっかりと語学を勉強してから行きたい」…ホホーなに普通にマトモっぽいこと言ってるなーと思ってたら母が一喝!「そんなん行ってもた方がええねん!」「行ったら行ったですぐに慣れる!」「そんなん言い訳やんそんなんやったら一生行かれへんで!」とココだけ聞くと何て親だ!!なんて思うかもしれないが彼の性格を考えると言い得て妙「考えるより行動してしまった方が早い」と言う勧めは当たってる気もする。そこで出ました!反抗期!長男の反論が「そんなの無理に決まってるさ!」「急に台湾に行って馴染めるわけないさ!」「気まずいだけさ!」と出てくる出てくる消極的な考えが。それを横で聞いていて「もう勝手にさせたらええやん」「なんでそうなるかなー」なんて思っていたら極め付けの言葉が出ました。
「俺にはそんなの無理さ!無理に決まってるさ!なんでお母さんの思うようにしないといけない訳?俺はお母さんとは違うさ!」
「お母さんは太陽みたいな人さ!」
ん?今なんて?多分彼は「お母さんみたいに能天気にはなれないさ!」とでも言いたかったんでしょう。なーんだ反抗期で家ではツッパって見せてるけどなんだかんだで母ちゃんをリスペクトしてんじゃん?違う?