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映画「キャラクター」とグロテスク表現と「鬼滅の刃」

√-1です。
今日は有休だったので、映画「キャラクター」を観た。おもしろかった。(小並感)
ネタバレは以上。
PG12なだけあって、なかなかグロいシーンも多かった。しかし、平日の昼間にも関わらず、結構お客さんが入っていた。男女問わず。
少し意外で、帰り道でこんなことを考えた。

考察:鬼滅の刃の影響

グロテスク表現のあるPG12映画といえば、そう、日本の映画興行収入トップを更新した、「鬼滅の刃 無限列車編」である。子供から大人まで(筆者は含まない)見ている作品だ。


これが日本人のグロテスク表現に耐性(または集団免疫=みんなで観れば怖くない)を与えたのではないか?あるいは「グロいものを好む=変人」という偏見を払拭し、観ることへの躊躇いを感じなくさせたのではないか?と。
そんな経緯から、PG12にも関わらず、お客さんが多かったのではないかと考えた。

補足

ただし、主演が菅田将暉であることは無視するものとする。

映像表現のこれから

さて、グロテスク表現に市民権を与えた鬼滅の刃であるが、この作品はとくに小学生の間で人気が高い。そう「グロテスク表現耐性エリート」が大量に産まれたのである。そんな彼ら、彼女らが大人になり、消費者あるいは生産者となったとき、映像表現のグロテスクの基準は今と同じであるだろうか。
そう考えるとグロテスク表現の未来は明るい。
いいぞもっとやれ。

サムネはia19200102様からお借りしました。

               R3.6.11 √-1

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