最高ギター プレイリスト

ビンゴ記事です。詳細はこちらに。

今回のテーマは「最高ギターn選」です。

古今東西かっこいい曲はあると思うが、特に人々を惹きつけてやまないのが、ギターのメロディである。

なかでもエレキギターの歪んだ…でも鋭く尖ったメロディは、世のロック好きのハートを掴んで離さない。

最近はギターソロ不要論なんて出ているらしいけど、そんなやつらは俺からしたら本物のグルメを知らないエセグルメマニアと一緒です。

ちゃんとしたギターのかっこいい曲を聴いた上でそんなことはほざいて欲しいものです。

まあ好き嫌いなんてそれぞれなので強制はしませんが、そんなギターの良さがイマイチわかってない人でも、一発でそのカッコよさに目覚めるような…珠玉のプレイリストを用意しました。

記事を読んでいるそこのあなた、読んだらすぐにサブスクでプレイリストを組んでください。耳が幸せになる30分をお約束します。









1.ツキアカリのミチシルベ/ステレオポニー

1曲目はステレオポニーの「ツキアカリのミチシルベ」です。

このバンドはすでに解散していますが、自分にとってはガールズバンドの原点みたいなもので、ボーカルの絶妙な声の高さが好きで、学生時代はよくエンドレスで聴いていました。

この曲の最高ギターポイントは、

"延々と鳴り響いているはずなのに息切れしないメロディ"

です。

曲を聴くとわかるのですが、前奏から最後までほとんどの時間でギターが鳴り続けています。

ときにはメインで、場合にとっては歌声や他の楽器が鳴り響いている裏で…常にギターの歪んだメロディが流れているのがわかります。

それなのに、聴いていてもまったくクドさを感じません。その絶妙なバランスはまさに芸術の域です。

メロディもまた絶妙で、攻める場面ではギターのカッコよさを前面に、落ち着かせる場面ではしっとりと静かに演奏しています。

まさに何度聴いても飽きないギターの申し子のような曲で、ギターが良い曲は?と言われれば、まず最初にオススメしたい曲でもあります。入門編にぜひ。






2.一途/King Gnu


2曲目はKing Gnuの「一途」です。今回紹介する曲では、唯一最近の楽曲でもあります。時代柄しょうがない部分もある。

King Gnuは名曲ぞろいですが、ギターが最高といえば、まず間違いなくこの曲だと思います。

最高ギターポイントは、

"おどろおどろしいけれど一本芯のある音"

に限ります。

映画「呪術廻戦」の主題歌ということもあって、どこか恐ろしさも感じるような前奏から始まるのが印象的です。

けれども、タイアップ元の物語と同様にどこか信念めいた芯のある感性も垣間見えて、恐ろしさ以上の驚嘆を感じるメロディとなっています。

前奏だけでなく、疾走感ある楽曲とともに走り抜けるメロディは、止まることのないジェットコースターのようで、心臓の高鳴りが収まらないまま終点へと行き着くはず。

そんな危なっかしい魅力を味わいながら、ギターに身も心も焼き焦がれてしまって欲しいものです。






3.女子校戦争/ SILENT SIREN


3曲目はSILENT SIRENの「女子校戦争」です。ネタ枠じゃないです。いや、マジで。

確かに歌詞は女子校あるある(ホントにあるあるなの?)な感じで、かっこよさはあまり感じないかもしれない。


でも、そんななかでも最高ギターポイントはあって、

"歌詞とシンセとギターとの絶妙な三重奏"

なんだなぁ。

まずは開幕のギターソロがかっこいいのは言うまでもないんだけど、歌詞も気の抜けた感はありながらも、語感は良いから耳心地は良くて…そこにキーボードのシンセ音の折り重なる感じが独自の良さを生み出しているように感じます。

例えとしてわかってもらえるかわかりませんが、脚本と俳優が良いシリアスなドラマのコメディシーンは最高!みたいな心理と一緒です。

あとどんなにヘンテコな路線で行ったとしても、演奏がカッコよければ全て許せてしまう好例でもありますね。

ちなみにPVもバンドのカッコよさと映像のミスマッチ感が良い感じで好きなので、ぜひ見てほしい。


もう一つポイントをあげるとすれば、結局後奏のギターでおふざけも全てを許してしまうので、しっかり最後まで聴いてほしい気持ちもありますね。






4.シューゲイザースピーカー/UNISON SQUARE GARDEN


全国のUNISON SQUARE GARDEN…いや、「Catcher In The Spy」ファンの皆様、お待たせしました。

4曲目はUNISON SQUARE GARDENの「シューゲイザースピーカー」です。

ユニゾンもまた名曲が多いバンドですが、ことさらギターに関してのみを追求するとすれば、僕の中では間違いなくこの「シューゲイザースピーカー」です。

最高ギターポイントは、

"雷鳴轟くような前奏"と"破壊力抜群のサウンド"


です。2つある時点でちょっと別格感がありますね。

前奏については多くは語りません。とにかくカッコいいから聴いて。


サウンドの破壊力はもう凄まじくて、一音一音がギター好きを喜ばせるような治安の悪さを秘めています。

特筆すべきはそのメリハリです。

ギターが素晴らしいのは言うまででもないのですが、時折ギターの音を抜いて、ベースとドラムだけでメロディを成り立たせています。

それが逆にギターの衝撃を増幅させ、より破壊力を増しているような気もしています。

"どんなヒットソングも 救えない命があること いい加減気づいてよ、ねぇ だから音楽は今日も息をするのだろう"

僕も大好きなこのフレーズの部分は、逆にあえてギターのみのメロディとし、音自体もおとなしめになっています。

それが大サビの展開をよりドラマチックにすることとなり、鮮烈にその後のメロディを印象づけているように感じました。

最初から最後までロックバンドのギターのカッコ良さが凝縮された曲…文句なしに素晴らしいので、全部とはいわなくても、ぜひここまでは行き着いて欲しいところです。









5.衝突/NICO Touches the Walls


5曲目はNICO Touches the Wallsの「衝突」です。

NICOは最初に好きになったロックバンドなので、それこそ思い出もたくさんあるんですが、こちらもギターのみに特化するのであれば、間違いなくこの「衝突」が1番です。

知名度は低いですが、めちゃくちゃかっちょいい曲ですよ。

最高ギターポイントは、

"文字通り衝突してくるような威力のギター音"

でしょうか。

まず前奏から死ぬほどロックしてるので、そこから聴いて欲しいんですが、あの迫りくるようなメロディが迷いなく突き抜ける感じが間違いなく心を揺さぶっていきます。

その後も忙しなくギターのメロディが流れ続けているんですが、不思議と煩わしさみたいなものはなくて、耳心地の良いカッコよさだけが残り続ける4分間になるはずです。

たまたまなんですが、今までの曲はバンド構成上ギターは1人なんですよね。

ですが、NICOは2人のギタリストがいるバンドであり、その内1人は楽曲制作者でもあります。

つまりは単純計算でギター力も2倍なはずなので←

ここまで迫力あるサウンドも納得ですね。(単純すぎる理屈)

とはいえ、ギターの多層感がカッコよさを後押ししている気もするので、あながち間違いでもない気はしてます。

あと余談ですが、このプレイリストで聴く「シューゲイザースピーカー」→「衝突」、繋ぎが良すぎて感涙ものです。やはりCITSは最強。ぜひ聴いてみてくださいな。







6.ロストワンの号哭/Neru


6曲目は「ロストワンの号哭」です。まさかのボーカロイドからの選曲ですが、今回はギターメインなので、こういうのもありかなと思っています。

とはいえ、私も世代的にはボーカロイド全盛期ではあるので、wowaka氏の「裏表ラバーズ」や「ワールドエンドダンスホール」など、様々な楽曲を親しんできました。

そのなかでも、特筆してギター音に心惹かれたのが、この「ロストワンの号哭」です。

最高ギターポイントは、

"無慈悲なほど容赦ないギターサウンド"

ボカロの高めの可愛らしい歌声とのギャップが凄まじいのがこの楽曲の最大の特徴だと思うんですが、最初から最後までその攻撃性が影を潜めることはなくて。

硬軟織り混ざった様々なギターの手法が際限なく降り掛かってくるような…そんな恐ろしさを秘めています。

ハッキリとした恐ろしさを感じることはない「一途」とはまた違った魅力を持ち合わせた曲ですね。

ギターソロとしての目玉は、やはり前奏や間奏等の駆り立てるようなメロディですが、おそらくそれだけで世のギター好きの胸をグッと掴んでくれるはずです。

そうじゃなくても、こんなカッコいいメロディを嫌いな人なんていないはずじゃないですか。

ボカロという性質も、どんな状況でもギターの良さは変わらないという証明になっているようで、プレイリストのバランス的にも良さげかなと思っています。







7.ネオメロドラマティック/ポルノグラフィティ


プレイリストとしては最後の曲となります。

7曲目はポルノグラフィティの「ネオメロドラマティック」です。発売が2006年とかそこらへんなので、多分曲的には1番古いですね。

最高ギターポイントは、

"主役でなくても全てを持ってくギターソロ"

ですね。

この曲は電子音なども使っている関係もあって、冒頭でゴリゴリに鳴らしているものの、決してギターを前面に出した曲ではありません。

ドラムや管楽器中心の場面もあったりと、色んな音がミックスされて成り立ってる印象も強いです。ギターの役割が通常のベースとかに近くなっている時間もあるかもしれません。

それでも要所要所で流れるギターの印象が強烈で、個人的にはどのギターソロも強く印象に残っています。

これまた「シューゲイザースピーカー」で話題にあげたメリハリの話になるんですが、ほとんど目立たないサビやメロディがあるからこそ、間奏のギターがより際立って目立つ好例です。

圧巻なのはラスサビ前のギターソロ。

それまでのフラストレーションを一気に晴らすかのようなサウンドは、その洗練されたメロディも相まって、極上のカッコ良さとなって僕らを貫いてきます。

完全な主役ではないかもしれませんが、間違いなく聴き手に絶大なるインパクトを残していくと思います。

ギターの大いなる可能性を感じながら、ギターの最高さを謳うこのプレイリストの大団円を担ってくれること間違いなしです。








以上がプレイリストとなります。

一覧はこんな感じです。

1.ツキアカリのミチシルベ/ステレオポニー

2.一途/King Gnu

3.女子校戦争/ SILENT SIREN

4.シューゲイザースピーカー/UNISON SQUARE GARDEN

5.衝突/NICO Touches the Walls

6.ロストワンの号哭/Neru

7.ネオメロドラマティック/ポルノグラフィティ

以上の7曲となります。興味がありましたら、ぜひ作って聴いてみてください。

全体的なまとめとしては、掴みや見せ場でどれだけエネルギーある演奏ができるのか…っていうのは大きなポイントだったと思います。

あとギターが最高なのは当たり前として、それに見合うボーカリストっていうのも大切なんだと感じました。

良いギターには良いボーカリスト。ギターの魅力を倍増させてくれる存在も大事なんですね。

もちろんペースやドラム、他の楽器なんかとの関係性も。ハーモニーなくして最高ギターは生まれず。

最高すぎるギターの音をどう活かすか…演者やバンドの力量にも左右されることがよくわかります。

まあとにかくギターの素晴らしさを知ろうと思ったら、聴いてみるのが1番なので、まずは曲やライブで体験してみて欲しいかな。

きっとその魅力を再認識できるはず。

いつか"ギターソロ最高論"が出ることを信じて…今日も明日もその最高具合を広めていこうと思います。

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