小弟ナツが程よく喋りたい 20230129
企画「MODE MOOD MODE SENTENCE」が終わった。良い企画だった。
"楽しかった"がまず浮かんでくる感情ではあるが、これだけ大掛かりな企画をやり切った事実は、ひとつ達成感に浸っても良いのではないだろうか。少なくとも個人的にはそう思う。
文字書きたちが一同に介したとしても、好き勝手やることに変わりはない。
それで自然と企画の輪郭を表に出すことができる。
あとはもう各々がやりたいことを詰め込むだけ。
思惑としては自分のやりたいとことはできたので、非常に満足している。
前回の「Patrick Vegee」と同様、今回も自由に書くというコンセプト自体は変わらないのだが、投稿された作品の雰囲気はまったく違うのではないかと思っている。
より自由に、より熱量高く…また一味違った内容に仕上がった。
それが正しかったのかどうかはわからないが、再び企画を行ってみないと出会わなかった発見がたくさんあるのは素直に嬉しい。
12人の文字書きが「MODE MOOD MODE」というアルバムと向き合った結果がこの企画であり、まさに十二分と言っても良い程の気づきとワクワクを得ることができた。
いわば企画の強度といってもいい部分の厚みが今回は凄まじかった。
それぐらいに「MODE MOOD MODE」というアルバムの凄まじさを物語っているし、文字書きたちの思いの大きさを改めて感じられる。
別媒体で企画を練る上でまだアルバムで目を向けられていない側面をピックアップしているという話をしたが、た記事を読み進めていくと、また違った視点で自然と見てしまうようになる。
それは、どれだけロックバンドが好きであるかということ。
前回の記事でも述べたが、我々は別にプロではないし、読者が求める内容の記事を書く必要は1mmもない。
ただ、好きであれ。その気持ちだけで筆を進める熱量を保つことができる
そんな"物好き"な集まりであると自負している。
だからこそ、曲への思い、アルバムへの思いはとても重要である。
ユニゾン史上最高傑作と向き合うために、まずは必要不可欠な要素はこれであったと…今は胸を張って主張することができる。
その上で思いが見せる新たな境地…"わからずやには見えない魔法"を解きほぐした先に出会うものをカタチにすることができた。
経験と技術に裏打ちされた最高傑作に対して、思いで立ち向かう…最適解かどうかは別として、まぎれもなく私たちにしかできない企画となった。
そう偉そうなことを言っても罰は当たらないだろう、多分。
それだけのことやってのけたのだ、胸を張ろう。
あと私見ではあるが、今回は潜在読者が多かった印象もある。
感想などに関しては、前回とほぼ同じぐらいといった感じだったが、ブログの閲覧数や関係媒体の再生数など見ても、前回の企画以上に楽しんでもらえた側面があったのではないかと思う。
せっかくの文字だ。別にたくさんの人に読んでもらいたいと思わないが、色んな人に読んでもらう方がよっぽど健全だ。
そこで得た気づきが読者に新しい視点を与えるかもしれないし、なおかつ感想などを目にする機会があると、執筆者も今まで意識してなかった部分に焦点を当てることができる。
個人的にはけっこう良いことづくめだと思う。
別に無理にとは言わないが、読んだ気づきを文字にしてくれると嬉しい。
最近はSNSとかで短い文字数でもまとめられるしね。
そこから派生して文字書きになってしまうのもさらに良い。
バンドや曲に対する思いを言葉にするのは生きる上で有用な作業だし、自分だけの言葉で紡いだ文字を読むことはそれだけでも楽しい。
それを誰かと共有することで、よりその気持ちを強固なものにすることもできる。
こうやって一緒にできる企画もあるし、何よりパソコンやスマホさえあればはじめられるので、個人的には1番取っ付きやすい分野だと思っている。
とにかく文字を書くのは良いぞ。
今はそれだけを伝えられれば満足だ。
まだ企画を読んでない人は一度読んでみて欲しい。
タイトルだけでもめちゃくちゃワクワクするので、とりあえず一覧だけ載せておくよ。
1.名作映画『MODE MOOD MODE』の転機(a bridge between scenes)
2.彼はいつも挨拶に成り得るか
3.※この物語は幻です
4.安寧を夢見て眠ろう
5.直球、王道、ストレート
6.トリックスターは語らない
7.その瞳に惚れてみて、最大限の愛を魔法にして
8.ファイア、カメラ、アクション!
9.愛すべき駄作映画となり得るか
10.さあ、ワルツの続きを話そう。
11.ゴリラ・ピクルス・己
12.交響曲第Ⅶ番第Ⅲ楽章
気になったら文字を読んでみて。
さて、次の企画も大枠はもう考えているが、何にせよタイトルが決まらないと先に進まない。
良い6枚目の文字り方があれば私の方まで教えてほしい。
では、今日はここまで。またどこかで。