海外ドラマ:メンタリストシーズン4-7感想
まず初めに、この先の感想はネタバレ全開です
これを読まれてる方が、メンタリストっておもしろいのかな?って参考程度に読もうとしてるならば、すぐさま左回りクリックでお戻りください
ただただパトリック•ジェーンが好きだという感想を連ねて行く自分用の備忘録でもあるのであしからず
もちろん、パトリック•ジェーン好きの同士はぜひ読んでもらって一緒に好きの海に悶えて欲しい
シーズン4-7:点滅するレッドランプ
ある道路脇にジェーンの車が止まっているところから始まります
携帯電話の音が鳴り、ジェーンが車からひょっこり顔を出し
「リズボン」
と電話に出ます
タイヤがパンクしてると伝えるジェーン
リズボンは
「じゃ着いたら話す」
と切ろうとしますがジェーンは
「遠くにいても手伝えるよ」
と言って電話を切らせません
リズボンは現場でチョウに被害者の名前を聞きます
被害者はミシェル•カープ
ジェーンは「スピーカーに」
と言い交換したタイヤに携帯を置きチョウの説明を聞きながらタイヤの交換を始めます
パンクした方のタイヤに座ってタイヤ交換するジェーン
なんでも出来すぎてはぁぁぁ
リズボンはジェーンに現場の状況を説明します
リズボンの話からジェーンは
「時間をかけたな」
とつぶやきます
リズボンはそれを聞いて沈黙します
ジェーンは
「ああ その通り」
「何も言ってない」
「でも考えたろ”犯人は何度も人を殺してる”」
「断言はできない」
「直感を信じろ」
そこにチョウが1年半で同じ手口が4件とリズボンに伝えにきます
それを聞いてリズボンはうすら笑います
ジェーンは
「ほらね 当たりだよ リズボン
当たり!」
そう言われて電話を無言で切るリズボンw
ジェーンの「直感を信じろ」は2-4で犯人の少年に言ってたセリフですよね
ここに来てリズボンに言うとは
CBIでリグスビーは白いボードを使って事件説明をします
犯人は若い女性を拉致し、手足をワイヤーで縛ってのどを切り遺体を遺棄
さらに目の上に殺害現場の物を置くとのこと
被害者が女性なのと、のどを切ると言うレッド•ジョンとの共通点もありかなりの凶悪犯
手強い犯人の匂いがします
容疑者は8人おり、チョウと1人1人当たるようにリグスビーに指示するリズボン
しかしジェーンはゔぅ〜と言って不満声を漏らします
犬かwかわいすぎる
リズボンに勘で当てるように促すジェーン
しかしリズボンはわからないと乗り気ではありません
ジェーンは
「長年の経験による洞察力があるはず
推論して」
「分かった」
こう言う時のリズボン扱うのうま男w
ジェーン師匠直々の指導久しぶりですね
リズボンは3人にまで絞り込み、そこからさらに1人に絞ります
ジェーンは
「上出来だ」
と言ってリズボンの元を去ります
このシーンはジェーンが腕組みしながら指導しているんですが、ジェーンの腕組みってあまり見ないポーズなのかなと思います
リズボンが絞った1人はリチャード•ハイバック
リズボンとヴァンペルトはハイバックの家の前に車で来ます
リズボンは車を降り、髪を縛り1人ハイバックの家へ向かいます
めちゃくちゃ気合い入れてるww
簡易ボスコ縛りだし
ハイバックと話しリズボンは確信を得ます
すごく良いシーン
リズボンがあーこいつなんか怪しいわぁと確信を得ているのがわかります
勘が当たって嬉しかっただろうな
リズボンはリグスビーに連絡しハイバックの目撃情報がないか確認するように指示を出します
CBI前ではカレン•クロスがウェインライトと、もう1人の男性に収録の段取りを説明しています
カレン•クロスは3-4に登場していた元州検事のニュースキャスターですね
カレンは近くにジェーンがいる事に気づき近づきます
飲み物を飲みかけようとしてるジェーンがかわいいのよ〜
しかも絶対ワザといたよねw
新しいまじめな報道番組を始めたと名刺を渡すカレン
ジェーンはカレンの靴がスニーカーだと気づき
「靴を人質に取られた?」
「笑える」
カレンは例の連続殺人事件の特集を木曜に放送するから出演してくれないかジェーンに打診しますが、ジェーンは断り建物に入って行こうとします
この連続殺人事件の犯人にサン•ホアキンと言う
あだ名がついてるとわかります
カレンは撮影を始め、ウェインライトともう1人いた男性が、記者のジェームズ•パンザーだとここでわかります
ジェーンはその様子を階段上から眺めています
パンザーは2年前の最初の被害者が殺されてからホームページも開きこの事件を記者としてのライフワークにしています
ジェーンは早速CBIのパソコンでパンザーが開設しているホームページを確認します
1本指でポチポチ押してて激かわ…!!
やっぱり機械系苦手なんだぁ〜
かわゆい〜〜〜
愛しさMAX
そこにリズボンが来て
「コンピューター?次は光線銃でも使う?」
とからかいます
めっちゃ笑うw
ジェーンはまたゔぅ〜んと声を出しますがリズボンの電話が鳴り出るリズボン
わんちゃんパート2
何回聞いてもわんわんジェーンかわいいのよ
はぁ今回めちゃくちゃ可愛いジェーンばっか見れて嬉しすぎる
チョウはハイバックが現場近くのマーケットにいたとの情報を伝えます
リズボンが電話している間にジェーンは席を立ちどこかに向かいます
リズボンが電話を切り振り向くと誰もいないw
4-5でもあったなww
ジェーンは公園のベンチでパンザーと会い、握手します
捜査に協力すると言うパンザーにジェーンは
「ジェームズ あなたは殺人犯の逮捕に人生を捧げてる 聖人か変人だ」
「そう言う君だって同じだろう?」
「僕はレッド•ジョンに家族を殺されてるがあなたにとってモリーは?」
パンザーはモリーとは話したこともないと言い残虐的な事件が衝撃だったと言います
続けて
「人は何にでも理由を探したがるがさしたる理由はない ところでおめでとう」
ジェーンは
「どうも 何が?」
「レッド•ジョンを」
「殺したこと?」
ここで初めてパンザーから目を逸らし下を向くジェーン
パンザーは
「気分は?」
「ご想像のような満足感はない あなたのサイトを見て思ったのが…」
とジェーンは話を変え、事件の犯人について聞きます
パンザーは
「この犯人の動機は普通の連続殺人犯とは違う」
と言い始め犯人について語ります
ジェーンは最後
「捜査を手伝ってくれませんか」
と申し出てパンザーも承諾します
もう一度強く握手する2人
リズボンとヴァンペルトはハイバックの家に行き捜索令状の元、ハイバックの家を調べます
リズボンはハイバックを見張り、ヴァンペルトは家の中を捜索します
ヴァンペルトは少女を盗撮している写真を見つけリズボンを呼びますが、リズボンはハイバックの動きから暖炉の中が怪しいと見抜き灰かき棒で漁ります
CBIに戻りヴァンペルトと話すリズボン
見つかった中に被害者の写真はありませんでした
ジェーンはハイバックがいる取り調べ室を別の部屋から見ています
そこにリズボンが来てハイバックが黒だと主張します
久しぶりのリズボンの言うこいつ犯人説に笑ってしまう
リズボンが黒って言えば絶対ハイバックは犯人ではないんだと見ていて思いましたw
ジェーンはパンザーに電話しハイバックをどう思うか聞きます
犯人じゃないと断言するパンザー
ジェーンは
「連続殺人犯の真の動機は最初の犯行にある」
と言います
パンザーと最初の被害者モリーの家族と会う約束をつけるジェーン
この時のパンザーの後ろの背景大事
ジェーンはパンザーとモリーの両親に会います
母親はなぜ犯人が捕まらないんだと感情をあらわにします
もうじきだと言うパンザーと一瞬目を合わせるジェーン
母親は
「そうかしら」
とジェーンに聞くもジェーン真顔でただ母親を見つめるだけです
母親を慰めるパンザー
ジェーンはパンザー、母親と交互に目線を送ります
モリーの部屋を見たいと言うジェーンに冗談じゃないと昂る母親ですがすぐにごめんなさいと言いジェーンは部屋を見ます
父親は部屋を片付ける勇気がないと言い、ジェーンは棚から”発表会の練習”と書かれたDVDを見つけます
父親はモリーの部屋でそのDVDを流します
ルイ・アームストロングさんの”この素晴らしき世界”が流れる中、バレエの踊りを練習するモリーが映ります
それを見つめるジェーン、目線を父親にやると父親は無心にその映像を見ており
「一度やると決めたら決してやめない
一途な子だった 母親に似て この曲を何度も…」
と娘を語ります
ジェーンは父親の肩に手を当て、部屋を出ていきます
ああ…もう辛すぎる…
リズボンは取り調べ室でハイバックの弁護士とやり合い、弁護士は
「今すぐ彼を釈放しなければ行き過ぎた捜査に対し訴えを起こしますよ」
と言います
これによりハイバックは釈放されます
弁護士も痛いところ突いてくるなぁ
ジェーンはパンザーの家へと行き、事件資料の山の部屋を見てすごいなと言います
パンザーは水を取りにその場を離れます
ジェーンはコーヒーか水なら水なんですね
リズボンは絶対コーヒー
ジェーンは部屋にあるiPodに気づき再生ボタンを押します
すると”この素晴らしき世界”が流れ、そこに水を持ったパンザーがジェーンを見つめていました
ジェーンは
「音楽があると頭が働く」
「どうぞ 水はここに置く」
めちゃくちゃ怖い
この瞬間ゾッとしました
自分だったらジェーンみたいにこんな綺麗に言い訳できず殺されてたと思う
ジェーンはパンザーに仕掛けて行きますが
パンザーは犯人のことを
「彼は天才だ 警察をもてあそんでる 思うままに人を殺す 恐るべき人物だ 哀れみは無用だよ」
ジェーンの電話が鳴り出るとリズボンです
リズボンは
「サンフランシスコで別の遺体が 手口が同じよ」
電話を切ったジェーンにパンザーはまた犯人がやったんだろと言います
現場に着くジェーン
今回は被害者の目がないと言うリズボン
ジェーンは被害者を見て動揺します
リズボンは前回の被害者から間がないと言います
そこにウェインライトも合流します
ジェーンは
「より大きな街でより残虐にエスカレートしてる」
と言い、死亡時刻は今朝だとわかります
ハイバックを疑うリズボン
ジェーンは
「いや 犯人は分かってる パンザーだ」
彼が犯人だと断言するジェーン
しかしウェインライトはFBIが乗り出そうとしていると時間がない事を伝えます
ジェーンは明日の朝までに捕まえると約束します
ウェインライトは去り、リズボンはどうやって捕まえるか聞きます
ジェーンは
「奴の望みを奪う」
と言い、現場に来ていたカレン•クロスの近くに行きます
カレン•クロスを使い罠を仕掛け始めるジェーン
カレンから明日の夜の番組に出ないか打診されますがジェーンは断ります
リズボンの元に戻りジェーンは
「パンザーはこの殺人犯を神話化したいんだ
ウェブサイトを作ったのも皆に崇められたいから」
と言い、今回の罠をリズボンに説明します
リズボンの理解した時のああと言う顔好きw
リズボンはハイバックの元に行き徐に逮捕します
ヴァンペルトのいいんですか?とリズボンがハイバックに手錠かけた後のヴァンペルトのニンマリ顔いいねw
ジェーンはパンザーの元に行きハイバックが犯人だったと伝え、トイレを借ります
洗面所の棚を開け驚愕するジェーン
そっと鏡扉を閉め、部屋を出ます
パンザーは執拗に飲み物を勧めてきますがジェーンは断り部屋を出ます
ジェーンは去り際パンザーに
「お互い読み違えてた 目当ては快楽でも注目でもなく犯人は少女の盗撮が好きなだけの変質者だった」
家を出たジェーンはリズボンとパンザーの家を見張ります
「動け」とつぶやくジェーン
パンザーは家を出て車に乗りどこかに向かいます
ある建物に入っていくパンザー
ジェーンとリズボンも向かいます
ジェーンが早足で先陣切って行って珍しいと思ったら最後建物の扉の前でレディーファーストでって言ってリズボン先に行かせるのジェーンらしさ爆発してるw
パンザーを見つけジェーンに合図を送るリズボン
ジェーンは
「我慢できない?」
とパンザーに呼びかけます
リズボンも入っていくとそこにはカレン•クロスとスタッフ達がいました
パンザーはカレンに頼まれ初めてここに来たと言い、カレンは真犯人からここの住所が書かれたメールが来たと言います
カレンやスタッフ達を出ていかせるリズボン
ジェーンはパンザーの元に近づき、パンザーのカバンを勝手に開けて中身を確認します
パンザーを睨みつけるジェーンに痺れる
パンザーは
「やはり誤認逮捕だった」
「我々が尾行してると知ってたな」
「何の話だ だが私は傷ついたよ 助力を求められたと思っていたが君はウソをつき私を利用してた どうしたらそんな裏表のある人間になれる?」
と言いパンザーはその場を去っていきます
この時の背景がモリー家族と会う約束をしていた時のパンザーの背景と同じなんですよね
いやー怖い
ウェインライトの元にジェーンとリズボンが来ます
FBIのダーシー捜査官を紹介される2人
事件はFBIに引き継がれると言うウェインライト
証拠は
「薬棚が整然としすぎてる」
と言うジェーン
あまりの事にリズボンを見るダーシーw
そして何か?と言う顔のリズボンww
ダーシーは捜査資料を精査し対処すると言いますがジェーンは
「無理だね 精査してる間に奴はまた殺す」
暴言を注意するウェインライト
ダーシーはいいのと言い
「彼がまた殺したらそれは私の責任」
と言い事件がFBIの管轄になったと断言します
それを聞いて
「どうぞ」
とすぐ部屋を出ていくジェーン
部屋を出てすぐの廊下の壁に手を当て何かの紙を見てるジェーンの元にリズボンが来ます
「ジェーン」
と呼ばれすぐさま紙をしまうジェーン
もうどうにもできないと言うリズボン
ジェーンは君にはねと言いどこかに行きます
この持っていたのがカレン•クロスの名刺ですね
このシーンはジェーンが一瞬口に名刺を当ててるんですよね
慎重に罠を考え巡らせてるジェーンさんと言うのがよくわかります
2度目の失敗はあってはならないとジェーンの思いが伝わる
3-6のジェーンのセリフが思い出されます
「だが僕が2回連続で間違えると思う?」
テレビ局で”カレン•クロス•ショー”と言う番組が放送されています
そこではパンザーとカレン•クロスが今回の事件について対談を行なっています
CM前にカレンはジェーンが特別ゲストで来るとカメラの前で言います
パンザーは聞かされていなかった為驚きます
そこにジェーンが登場しパンザーの隣に座ります
CMが明けジェーンを紹介するカレン
パンザーをあおるジェーン
反論するパンザー
しかし反論の途中、一瞬間ができるパンザー
カレンが再度CMを挟みます
ジェーンとパンザーは無言でしばし見つめ合いますがパンザーが口を開き
「狙いは分かってる」
ジェーンは微動だにせずパンザーを見つめます
パンザーは続けて
「私がバカだと?」
「ええ」
「台無しにはさせん」
ジェーンはパンザーを見つめたままCMがあけます
カレンはパンザーに話を振りパンザーはまだまだ犯人は人を殺していき、捕まるとも思わないと明言します
ジェーンはパンザーの話を聞きながらカメラの赤い点滅ランプを見つめていきます
どう思うかカレンに聞かれるジェーン
ジェーンはうわの空の表情から真顔でパンザーを見つめます
カレンがジェーンに再度呼びかけると
やっと表情が少し動き
「レッド•ジョンと同じ思考だ」
パンザーはハッと笑い
「この犯人はレッド•ジョンほど簡単に殺されまい」
「それは違う」
とジェーンはすぐさま否定します
が、パンザーはヘラヘラしながら
「レッド•ジョンは危険人物だ 倒してくれて感謝する だが本件の犯人と比べたらレッド•ジョンなどツメの甘い人格破綻者にすぎん」
「とんでもない レッド•ジョンは…」
「彼は死んだ」
と言い切るパンザー
ジェーンの固まった表情が映り、パンザーは
「捕われ殺された その程度の男さ」
そのセリフを聞きジェーンは水の入ったコップを手に取ります
パンザーは
「本件の犯人の足元にも及ばん 素人だ 過去の人間さ」
と止まりません
ジェーンは水を一口の飲みパンザーを見つめます
番組が終わり控え室にいるパンザー
そこにジェーンが来ます
「さっきはお見事だったな」
吹き替えだと「さすがだ あなたには参りました」と言っています
パンザーは
「それはどうも」
と返します
ジェーンが去った後、鏡を見つめ
「そう 見事だ」
とつぶやくパンザー
この控え室にある花がめちゃくちゃ気になります
何の花なんでしょうか?
わかる方いたら教えて欲しい〜
ジェーンはCBIの屋上のいつもの自分の部屋で携帯が鳴り電話に出ます
窓の様子から外は雨模様だとわかります
ある現場に愛車で到着し、リズボンとダーシーに何があったか聞くジェーン
リズボンは
「パンザーよ 見て」
と先に行くように促します
ジェーンは角を曲がり、横を見た瞬間ゆっくりとした歩きになります
カメラはジェーンを写したままです
ジェーンは視線を変えずゆっくりと前を見て歩き、カメラがジェーンの横を映すとそこには血まみれのパンザーが横たわっていました
しかしジェーンはパンザーを見向きもせず正面を向いたままです
カメラがジェーンの背後にまわるとそこには血で壁にレッド•ジョンのマークが書かれており、それを映して今回は終わります
今回は演出がバキバキに映えてましたね
多分ちゃんと全部理解して見たらめちゃくちゃ面白い回だと思う
曲のチョイスだとかフクロウだとか赤い点滅とか色々
確実に1回目より2回目のが面白い回
しかしパンザー恐ろしい
レッド•ジョンとの共通点がいくつか見える点からしてかなりの知能犯
気になったのがパンザーがゾディアックという実在する殺人鬼のあだ名を出していましたね
これ3-8でジェーンの机から出てきた新聞の切り抜きにも書いてあったんですが
いやーここでもこの名前が出てきたとは驚きでした
パンザーは最後にレッド•ジョンにやられてしまいましたが、レッド•ジョンにしてみれば犯罪歴2年ちょっとのひよっこ程度何でしょう
しかしジェーンの最後の番組内での表情はすごすぎる
最初はいつものジェーンなんですよね
それがこいつには全て見破られてどうにもできないとわかり、どうするか考えあぐねる辺りからの表情は秀逸
ジェーンって基本的には善人だと思います
人には分かりにくいところはあっても行動は善人なんですよね
でもこのパンザーに対しては善人が故に悪人へと変貌している様が見れてなんだかすごい回
だってジェーンの行動はまさに悪人は死んでもいいと捉えてもしかたない思考です
レッド•ジョンの場合は自分に実害が出ているから納得できます
でもパンザーは逮捕できない悪人だから悪の力を借りて葬る行為です
だけどこれはリズボンもそうなんですよね
2-6でリズボンはボスコが行なった悪事を
「死んで当然の奴だから彼を見逃した」(ジェーンのセリフ)
と見逃してるわけです
そしてまたジェーンが間接的にでもパンザーをやったとわかってるリズボン(絶対リズボンもテレビを見てたはず)
ボスコと同じようにジェーンを見逃してるわけです
もちろんジェーンは自ら手を出してないから逮捕される理由はないんでしょうけど、そこに故意があった事は必然です
あと触れたいのは今回ジェーンとリズボン
同じ行動をしていたと言う事なんですよね
ジェーンは毎度の事ですけど、リズボンも自分の”勘”で怪しいとの判断からハイバックを追うわけです
ジェーンに促され行動を始めたリズボン
しつこいようですが、やっぱり何度でも言いたくなる
もうこの2人は一心同体、唯一無二の存在にお互いなっているんだと思います
シーズン4がここまで濃く2人のガッチガチの関係性を描いてるとはつゆ知らず
ジェーン&リズボンカプ推しの私は歓喜
そして私的には今回みんながみんななんでそんな行動をするのか、リアクションをするのかがわかりやすい回でもありました
見ていてたまになんでそんな事言うんだろ?とかなんでそんなリアクションなんだろ?とかあるんですよね
その都度こうかな?って考えるのも楽しいんですけど、今回はスッとこうだからだと思えるような行動やリアクションばかりなんですよね
その点も演出もさることながら脚本の素晴らしさに唸ります
誰が言ってんねんですけどねw
しかし、こんなすごい回でFBIのダーシーとハイバックが初登場回でもあったとは
そしてこの事件によってジェーンはレッド•ジョンに借りを作ったと言っても過言ではないです
まぁその前にレッド•ジョンはやはりまだ生きていたと言う証明にもなったわけですが
この後レッド•ジョンがどう動き出すかも気になるところ
と、ここまで書いて1日経って少し考えたのですが
今回のパンザーをレッド•ジョンに殺させると言う選択をしたジェーンについて
上に書いたような善人が故の悪人の行動ではないのでは?と思い始めました
“ジェーンがレッド•ジョンを利用した”
これが結構自分の中で引っかかっていたんですよね
ジェーンが借りを作ってでもただパンザーを殺させたかっただけなのか?
と言うのも、もしかしたら3-23のティモシー•カーターが言っていたセリフがもし本当にレッド•ジョンの意向だとしたら…
そのセリフが
「そろそろやめ時だ」
「殺しは終わりだ もうやり尽くした
引退する 顔も名前も新しくして人生をやり直す」
これ、本当にこの時点でレッド•ジョンがそう思っていたとしたら今回のジェーンの行動はかなり怖い事になってきます
ジェーンがレッド•ジョンを倒したとパンザーが言うようにリズボン以外は皆そう思っています
(正確にはリズボンもパンザーが殺されるまでは、しいてはあのマークを見るまではティモシー•カーターがレッド•ジョンじゃなかったと確信は持っていないはずです
確信しているのはジェーンだけ)
3-23のレッド•ジョンの目的はジェーンを騙し、替え玉を殺させて自分はいなくなったと世間に思わせて新しい人生を始めようとしていた事だとしたら?
だとするならばこれまた3-23のティモシー•カーターのセリフ
「オロフリンから君のワナを聞いた 君に謙虚さを教えるいい機会だ だがやめた」
この「だがやめた」の意味合いが出てくると思うんですよね
何故やめたのか
それが上記の理由だったならと思うわけです
そうすると、先に書いたようにジェーンはこの先パンザーを捕まえられない事で起こる悲劇があると知っていて
自分経ちに捜査の権限が無くなることに耐えられず、レッド•ジョンと言う切り札を使いながらもパンザーを殺させた ではなく、
ジェーンが私と同じようにもしレッド•ジョンが殺人をやめたとしたら?と少しでも考えていたなら
パンザーを生贄としレッド•ジョンを呼び起こさせたと考えてもいいのかもしれません
とどのつまりレッド•ジョンが事件を起こしてくれなければジェーンはレッド•ジョンに近づけないわけです
なので死んだはずのレッド•ジョンを呼び起こす事がジェーンには急務だった
しかしそうする事で結局はパンザーでの被害は無くなってもレッド•ジョンの手により悲劇はまた起こり始めるわけです
なので今回の事件はレッド•ジョンに借りをつくるような形になってしまうと思いましたが
ジェーンはおそらくレッド•ジョンに呼びかけた意味もあるのではないでしょうか?
殺しを止めるなんて嘘だろ?
自分をバカにしあおるようなパンザーを殺さずにはいられないだろ?
名前を変えて暮らす事なんて許さない
レッド•ジョンをやめさたりなんてさせない
それもこれも全ては
自分がレッド•ジョンを捕まえる為に
レッド•ジョンが事件をまた起こしてくれればジェーンは彼を追う足取りが増えレッド•ジョンへと近づけるかも知れません
なんて傲慢で身勝手で自己中心的考えなのか
ウェインライトの言う通りサイコパス味すらあります
もしジェーンが本当にそこまで考えてレッド•ジョンを使ったんだとしたらジェーンの心境は計り知れません
だってジェーンは感情が欠落してるわけではなくて、そうするしか自分の生きる道がないとここまで来てるわけです
そうなってくるとやはり
3-10のジェーンのセリフ
「それで家庭を壊した でも話せない
話したくないんじゃない 本当は吐き出したいんだ でも話し始めたら…」
これがもう響く響く
ジェーンはさらなる闇へと足をかけたように思えます
この後レッド•ジョン事件がどう出てくるかで見えてくると思いますので楽しみです
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