同じ失敗を繰り返すことは避けられないけども。
同じ失敗を何度もする人をどう思いますか?
私は、それはその人がいけないのではなく、脳の仕業か、地球の磁場がおかしくなったからだと考えます。
なぜなら、私が同じ失敗を繰り返す人間だからです。
今からこれについて持論を展開します。
同じ失敗を繰り返すというのは、反省に意味がないことを意味します。(とんちみたいな言い回しです)
反省なんて猿でも出来るように、何の役にも立たないのです。シュンとするだけのこと。
壁に手をつけば完了するスタイル、それが反省です。
そして、反省を忘れた頃に、また同じ失敗が待っています。「反省を忘れる」が脳の仕業です。
または、全くもって、なぜそんな失敗をしたのか皆目検討もつかない、これが地球の磁場がおかしくなったということです。
それかパラレルワールドかもしれません。
前置きが長くなりました。
朝から電車を乗り間違えました。しかも特急に乗って反対方向に向かいました。
気持ちがいいほど、まっしぐらです。私の中のイノシシもこの時ばかりは「清々しいな!」と言っていました。
イノシシは、まっしぐらを好みます。
人生の中で、通算20回目くらいの乗り間違い。通学で7年しか乗ってないのに。
都心の方はわかりにくいかもしれませんが、地方にとって電車の乗り間違いは、すなわち大胆な遅れを意味します。
ただし、反省して同じ失敗は繰り返せど、人間は経験によって構築される生き物です。
私は慌てませんでした。慌てたって、反対方向にまっしぐらは変わりませんので。
すぐに電車を再度調べて、遅れがカバーできることがわかりました。
こんなこともあろうかと、1時間弱の余裕をもって家を出たのです。
自分を信じないこと、そして多くの乗り間違えの経験が私を次のステージへ持ち上げていたのです。あっぱれ。
人間、何で成長するかなんてわからないものです。特別なことなんかしなくたって、誰かに「その程度?」と思われたって、自分が成長と思えば、それでいいはずです。
そんなことまで他人を信じなくていいのではと、新幹線の待合室で思っているところです。
そう、リカバリーできるほど余裕を持って家を出て、反対方向への乗り間違えもクリアして、たどり着いた新幹線ホームは、50分の遅れとのこと。
noteを書く時間ができたと喜びましょう。
あとは、夢中になりすぎて、新幹線に乗り遅れませんように。