生き方と姿勢
noteを書き始めて3年ぐらい経ちます。
書く事がないのが常でして、日々頭を悩ませているのです。
なので、体調が悪いと頭が回らず、無理して回そうとすると本当に熱がでそうになるので、最近はお休みばかりしていました。
そんなnoteですが、3年もやっているとなかなかの積み重ねがありまして。
全部で1000記事ぐらい書いています。
先日、ちょうど2年前に書いた記事にイイねがついて、その通知が届きました。
なんだこの記事は。
書いた本人は平気で忘れているのです。
その記事では、ココイチの創業者の記事を引用して書いていました。
思い出しました。
それは自分との闘いであり、生き方の問題であり、経営者としての姿勢の問題である。
この一文が刺さったのです。
最近の体調不良は、大人になってから初めて経験するほどの絶不調でして。
何もしたくない、誰とも話したくない、何も情報を入れたくない。
嫌だ嫌だの毎日で、お店に行くのもきつい日々でした。
でも、いつもどおりの営業をしていまして。
ここで折れてしまったら、立ち直るのに時間がかかると思ったのです。
常連さんから差し入れをいただいたりして、どうにかこうにか営業出来ました。
これは飲食店あるあるなのですが、お店に何か不具合がある時ほどお客さんは来るものでして。
絶不調の日々を送ってる間は、平日なのにどうしたんだってぐらいお客さんが来てくれました。
その中には久しぶりに会う常連さんがいたり。
自分の誕生日のお祝いに寄ってくれる人がいたり。
忙しい中、お店に寄る時間を作ってくれる人がいたり。
僕の体さえ置いとけば、それはそれは幸せな日々でした。
これがまさにさっき紹介した言葉に繋がるわけです。
自分との闘いであり、生き方の問題であり、経営者としての姿勢の問題である。
甘えようと思えばいくらでも甘えられます、自営業は。
休んでも怒る人はいないし、営業時間を変える事も簡単に出来ます。
でも、それは自分の中で許せなくて。
他がやってるとかは関係ないんです。
他がやってて嫌だったから、自分はやらないって決めたので。
いつ来てもやっていて、いつもと同じ人がいる。
これに救われる人がいて、僕はその人に救われている。
それが僕の生き方で、経営者としての姿勢なのです。
ようやく回復の兆しが見えてきて、今は60%ぐらい。
折れずにやってこれたのは、この数日間、「なんでこんなに来るんだよ」と内心毒づいていたお客さんのお陰です。
いやはや、なんて勝手な店主なんでしょう。
来週には完全回復してると思うので、遠慮なく来てください。
ちなみにこれが2年前の記事。