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「THE 洗濯洗剤」でおうちクリーニング

こんにちは、松尾です。

ついこの間まで少し肌寒く、ニットを着ていた気がするのですが、日中は半袖で過ごすのがちょうどいいぐらい暖かくなりましたね。
そしてもう少しするとやってくるのが梅雨の季節。

梅雨に入る前に衣替えを終えたいけど、冬に大活躍したウールやカシミヤを一気に全部クリーニングに出すのは大変。。と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときにおすすめしたいのがTHE 洗濯洗剤を使ったおうちクリーニングです。
この洗剤は中性洗剤なので、冬服に多いウールやカシミヤなどの動物性繊維も痛めずに洗うことができます。

ただ、繊維を痛めずに洗えるといっても洗濯する際にはいくつか注意点があるので、今回はカシミヤのマフラーを使っておうちクリーニングの方法や注意点についてご紹介します!

松尾は、ショップとオフィスの兼任スタッフです。店頭にてお客様と直接お話しながら、noteでも様々な角度から商品についてお伝えしていきます。
趣味は美術館・建築巡り、カメラを持って散歩をすること。最近は短歌に興味が湧いています。
Twitter:https://twitter.com/THE_osamu3


まずは洗濯表示を確認!

おうちクリーニングに取りかかる前に、まずは洗いたいものが自宅で水洗いが出来るものなのか、洗濯表示を確認しましょう。
私は一度、水洗いできないウールのセーターを洗濯機で洗ってしまい、着られないくらい縮んでしまった悲しい経験があります。

そんな悲惨な出来事を防ぐためにも、きちんと確認しておきましょう!

桶にバツマークが付いているものは「水洗い不可」です。
この場合はおうちで洗うのは避けたほうが良いでしょう。

手のマークが描いてあるものは「手洗い可能」
数字が描いてあるものは「洗濯機洗い可能」で、中の数字は使用する水温の限度を表しています。30と描いてある場合、30℃が限度です。
また、桶の下の線は水流の強さを表しています。本数が多いほど弱い洗いを推奨しているマークです。

洗濯表示について詳しくご覧になりたい方はこちらをご参照ください。

水洗いの可能・不可能については、縮みや色落ち、型崩れなど色々な要因で変わってくるのですが、水洗い不可のものを水洗いしてしまうと大きく縮んでしまう可能性があります。

動物性繊維には表面を覆っているスケールとよばれる鱗状のものがあるのですが、水に濡れるとこのスケールが広がり、そのまま摩擦がかかると繊維同士が絡まり解けなくなってしまい、生地が縮んでしまうためです。
水に濡らしてキューティクルが開いた髪の毛が絡まりやすいのをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

水洗いが可能なものはこのスケールが広がらないようにコーティングを施していたり、スケールの引っ掛かりを取り除き繊維がなめらかになる加工をして、縮みが出にくい工夫をしています。


実際に洗ってみました!

今回は「手洗い可能」表示のカシミヤのマフラーを洗ってみます。
物によって異なるので一概にこうとは言えませんが、縮み具合や手触りの変化なども見ていきましょう!

さっそく、計測していきます。

半分に折った状態で長さが約93cm、幅が約30cmでした。
手触りとしてはツルっとしたなめらかさのある生地感です。

では洗う準備に取りかかります!

1.型崩れしないように洗濯ネットに入れる

型崩れしないように、折り畳んだマフラーをネットに入れましょう。
中でマフラーが動いてしまわないように、ぴったりサイズのネットに入れるのがおすすめです。
また、マフラーを畳むときにフリンジが内側にくるように畳むと絡まりにくくなります。


2.洗剤水に浸す

洗濯桶や洗面台に、水2Lに対してTHE 洗濯洗剤1g(1ml)の割合で洗剤水をつくり、洗濯物を浸します。
特に汚れが気になる場合は30度のぬるま湯で洗うと汚れが落ちやすいです。
温度が高くなりすぎると繊維の変質や、生地の縮みにつながってしまうので注意しましょう。


3.押し洗いで汚れを落とす

浮かせる⇄沈めるを20〜30回ほど繰り返し、汚れが浮きでたら洗剤水を捨て、軽く押して水気をしぼります。
縮みにくい加工をしていても、水を含んだ状態でゴシゴシと摩擦をかけてしまうと繊維が絡まってしまうので、やさしく扱いましょう。


4.すすぐ

再び綺麗な水を入れ、洗いの時と同様に浮かせる⇄沈めるを20回ほど行います。このすすぎ工程を2回行います。


5.タオルを使って脱水

すすぎ終わり軽く押して水気を切ったら、タオルで包んで残りの水分を吸い取ります。

タオルで包んで上からぎゅっと押し、タオルに水気を移します。


6.形を整えて干す

シワや型崩れを防ぐために綺麗に形を整えて干します。
今回は生地が伸びないようにハンガー2本を使用して、重さを分散させて干しました。
特に型崩れなどが心配な場合は、平干し用のネットを使うとより綺麗に乾かせます。

以上でおうちクリーニング完了です!
では1日干して乾かしたものを測ってみましょう。

長さは半分に折った状態で1cmほど縮んでいるので、全体で2cmの縮みが出ており、幅は変わりませんでした。
手触りに関しては、洗う前のなめらかな手触りからフンワリとした手触りに変わりました。

また、洗って干した時点では獣毛のにおいが強くてちょっと驚いたのですが、乾いたら全く気にならなくなったので安心してください。

その他、変化があった点としては生地の端部分がうねってしまった点です。
縮みや肌触りの変化など、私個人としては気にならない程度でしたが、「水洗い可能」表示のものでも水洗いをするとどうしても生地に変化は出てしまいます。

うねってしまったことについて、弊社のアパレル開発担当のOさんに相談したところ、アイロンを当てれば気にならなくなるよ!とのこと。
早速家で試してみたところ、アイロンがけで綺麗に伸ばすことができました!


手洗い=面倒くさいという印象があったのですが、今回実際に試してみて、風合いの変化なども気にならない仕上がりで、思っていたよりずっと簡単に洗濯することができました。
普段使いしているニットなどはおうちクリーニングで、大切な場面で着る特別な衣類はクリーニングに出してお手入れする、自分の中で2つの選択肢ができて嬉しく思います!

いかがでしたでしょうか。
この記事がおうちクリーニングを検討している方の参考になると嬉しいです!


THE 洗濯洗剤についてもっと詳しく知りたい方はこちら。


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