子育てファシリテーション的、ホワイトボードの使い方

ホワイトボードってどう使います!?
家だと、日程や情報共有、子どもの自由帳的な利用方法などが主ですよね。

私が教育現場(小学校・中学校・高校・大学)で受けてきた授業は、黒板はノートに写すためだったような気がするのです。
それだったら、PPTで作ったものを投影すればいいですよね。
ノートに写すだけの授業って無駄だぁと、常々考えてきました。

ファシリテーションで学んだ「板書スキル」って、そうではなかったのです。

Q.ファシリテーションの板書スキルって何かというと。。。

A.・議論を空中戦にさせずに、皆が理解できるように図化などによって整理
  ・アイデアを整理し、活かすもの
  ・議論の活発化
  ・プレゼンテーションの一つ

つまり、子供たちが、

✔自分で話しながら、内容を整理できる。

✔子どもたちのアイデアを活かすことができる

✔自分の意見を発表する(プレゼン能力)

などがあります。

わが家の実例としては、

ある日、長男(小学二年生)が、「オレねー、今日おもしろい遊びしたんだー。ドッチボールみたいなんだけど、ちょっと違ってさー。。。。」と。いやいや、彼の会話を聞いても何がなんだか全く分からない。

そこで、ホワイトボードに書いてもらってプレゼンしてもらいました。

「海鮮丼」という名の自分たちで考えたゲームらしい。

「ドン!」とボールを壁にぶつけて、スタート。ボールを当てられたら、座って残った人が勝ちだとか。いやー、書くと解りやすい!そして、盛り上がる!
本人も頭が整理されてきたようで、こうするといいかも!などのアイデアが湧いてきていました。

他には、5歳の長女(私と同じような論理思考が得意な気がする子)は、「○○ってどんな意味?」と聞いてきます。
なので、漢字を知らなくてもその漢字を書いて答えてあげるようにしています。

例えば、ニュースで「落下物が。。。」と聞こえると、「らっかぶつって何?」となります。だから、


漢字を書いて、「下に落ちた物」と説明するわけです。

この、漢字の説明のポイントは、本人が「どういう意味だろう?」と興味があるときに、その興味を学習の場として役立てること。これほど、効率的に頭に入ってくることはありません。
左側には息子が同じように書いてました。
ホワイトボードだと、書きたくなるようですね。

他の利用法としては、テレビ(特にドキュメンタリー)の論点を聞いて、親が板書をするというのがあります。
これは、親も大切で、せっかく良い番組を見てもアウトプットしなければ、「良かった!」「感動した!」「すごかった!」という感情だけで終わってしまいます。
「どこが良かった?」と聞いてあげて、その意見を書き出してあげて、自分(子ども)の意見を尊重してもらうと、子どもたちはぐっとやる気が出るようです。
ちなみに、今、私が子どもと見るのにオススメする番組は、NHKの「奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~」です。
この番組から、自分と共感すること、何がすごくてやってみようと思ったのかを書き出してみます。
要点を最後に説明させると、2年生と5歳の理解力に驚きます!

こちらは、とうとう、自分で板書したいと言い出し、小学二年生のお兄ちゃんの書いたものが左上(途中でおわってますが…)。
左下が、5歳の妹が書いたもの。
そして、右が私(母親)の書いたものです。

【板書スキルの方法】
1.要点やキーワードなどを書く
2.論理的な流れを矢印を使って表現したり、同じグループを囲ったりしてまとめる
3.絵や図などを使って、わかりやすく表現する

家族でホワイトボードを囲んでの、会話!これ、おすすめです。
Q.習いごとはどうする?
 今日は、どこにご飯を食べに行きたい?
 自分のやりたいことはなんだろう?
など、家族会議が楽しくなりますよ♪








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