焼きそばのお代わりを食べられないのなら、どうしたらいい?
娘(5歳)が日曜の昼食の焼きそばのお代わりをした。
お代わりもペロッと食べて、もう一度お代わりをしたいと言った。
娘:「もう一回お代わり!」
私(母親):「これくらい食べられる?」
娘:「うん」
娘はマヨネーズをたくさんかけて、10秒後くらいだろうか?
娘:「やっぱりもう食べられないよー。おなかいっぱい。」
いつもなら、「食べるって言ったんだから食べなさい!」で終わらせちゃうところ。
でも、私も気づいてしまいました。ビジネスファシリテーションで学んだことを活かすチャンスだと。
私:「どうしようか?」
娘:「おなかいっぱいだってばー。」
私:「じゃあ、この焼きそば、どうすればいい?」
娘:「だっておなかいっぱいだもん。」
娘は考えようとしてない。もうちょっと、引き出してみよう!!
私:「○○ちゃんは、食べるって言ったけど食べられなくなっちゃったんだよね?どうしようか?この焼きそば、どうすればいいんだろ?どうすればいいか思いつく?」
娘:「ママが食べればいい。」
私:「他にはどうしたらいいと思う?」
娘:「自分で全部食べる。」「あと、捨てる。」
私:「捨てるのはいいことだと思う?」
娘:「ダメ。いけないこと。」
私:「そうすると、ママが食べるっていうのと、○○ちゃんが食べるっていう選択肢があるよね?ママはそれ全部食べれないなぁ。○○ちゃんは全部食べられるの?」
娘:「嫌だ。食べられないよー。一緒に食べようよ。」
私:「それがいいね。そしたら、自分でこのママのお皿にママが食べる分は入れてね。」
娘:「はい。○○ちゃんはこっち食べるから、ママ、半分食べてください。お願いします。」
自分から「お願いします。」って言葉がでたのがすごい!(と親ばか感情あり)
私:「じゃあ半分だけね。今度からお代わりする前に食べられるかもっと自分に聞いたら?」
娘:「わかった!」
そして、また自分の分を娘はペロッと食べたのでした。
【Point!】
✓ 命令しない
✓ 考えさせる
✓ 自分で決めたことに責任を持たせる
✓ どうしたらいいか?どう考えたらよいか?(この場合は選択肢を考えさせる)などヒントを与えていく。
自分で考えて自主的な行動をすると、行動もすばやく、親もストレスなしになるなーと新ためて思ったのでした。