誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォーム「issues」。
issuesで集まった250件ほどの地元住民と地方議員の方々のやり取りが政策実現に向けた動きを後押しし、議会質問での提案や、担当課職員をはじめとした様々な方の尽力もあり2022年1月から、板橋区立の小中学校、全73校にて、欠席届のオンライン化が実現されました。
これまで、多くの小中学校では子どもが学校を欠席する際には、「連絡帳」や学校指定の「欠席届用紙」に記入して、先生に渡すことが一般的でした。保護者が欠席届を記入し、その用紙を登校班の班長や、近所の同級生に渡し、その後に先生に渡してもらう流れです。
一部では、電話での連絡に対応している学校もあるものの、投稿時間の先生の業務多忙を理由に、電話連絡に対応していない学校も多くありました。
その結果、
欠席させる保護者が連絡帳や欠席届を記入
登校班や近所の同級生に手渡し
その児童/生徒が先生に手渡し
との流れとなっていました。
こうした欠席届の提出方法には、
朝の忙しい時間に近所の子に届けに行くのは、親の負担になる
親が届けに行くあいだ、体調不良の子どもが自宅に取り残される
欠席届を託した子が先生に渡し忘れる可能性がある
手渡しの際に、新型コロナウイルスの感染リスクがある
などの課題をはらんでいました。
250件ほどの住民からの声。議会での取り上げ、教育委員会からの通達が後押しに
こうした状況の中、issuesでは板橋区内の住民から、250件ほどの体験談が寄せられていました。
issuesで集まった250件ほどの体験談が1つのきっかけとなり、2020年5月頃より、issuesを利用している区議会議員と板橋区役所の担当課の間で、検討が開始されました。そして同年の秋に板橋区内の一部の小中学校でテスト導入がはじまりました。
2021年3月頃にGIGAスクール構想で区内の全児童・生徒にタブレット端末が配布されたことも後押しとなり、2021年から板橋区議会の各種委員会や定例会で取り上げられました。
250件ほどの住民から寄せられた体験談、板橋区議会議員の皆さんが議会で取り上げられたことが後押しとなり、2021年5月に教育委員会から区内の全校にオンライン化するように通達が発せられ、2022年1月24日より区内の全校にてオンライン化が実現されました。
issuesの利用ユーザー、利用議員の方のみならず、他の地元議員の皆様や担当課職員の方々のご尽力によって実現した政策ではありますが、issuesは誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォームとして、今後も様々な政策実現の後押しとなれるように、サービス提供を続けてまいります。
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