第三回 MKB杯トレードバトル 2ndステージ振り返り
お疲れ様です。隠者ことHERMITです。
2ndステージ振り返りを行っていきましょう。
まずは口座状況など(ツイッターの報告参照)
30万スタート
①口座状況:+41,226円(=1st:254,771円-2nd:295,997円)
②保持ポジション状況:-105,655円
③一番大きな利益確定:+19790円
④一番大きな損失確定:0円
①+②:-64,429円
続いて2ndステージのデータ
※データはスワップなど含まれていません。口座状況と合致しませんので、悪しからず。USDZARとCFDのトレードなので、pipsは大きくなっています。
トレードは1stステージ終了時点で含み損だったHEATING OIL(ポジション二つ)がプラスに転じて利確。日足の下降3波狙いで持ったUSDZARの一部が手違いで微益で決済になり、合計3ポジションの決済が2ndステージ期間での全トレードとなりました。
しかし、口座状況やツイッターから分かると思いますが、残るUSDZARが大きな含み損になっていますので、利確した分との差し引きで-64,429円が2ndステージの結果となります。
では実際のトレードを見ていきましょう。
2nd stage 7月20日~8月7日
〇7月22日決済 HEATING OIL
1stステージから含み損で持っていたHEATING OILが利確できました。
日足で窓埋めを狙っていましたが、N値の上限で下落パターンも作り、狙った方向にブレイクしたものの、勢いがなく、7月末で期限も迎える事や、相場全体の様子から決済しました。
日足で3波も完成し、N値も達成しているのになぜエントリーしたかと言えば、確かに3波後は4波5波など素直に動いてDTや三尊を作り、下落していくことが多いです。しかし、今回の様に波が完成した後に長く揉んでいると、そのままトレンド方向にブレイクして継続となる事があります。
値幅で調整しているのか、時間を使って調整しているのか、転換を示すパターンを作っているか、ラス押し戻りを抜けたかなどで目線を判断しています。
また、相場がリスクオンで全体的に上昇しており、窓も埋めていなかったのと、原油関係は3月下落前のレートに達していなかったので、7月中に動き切るかなと考えて上目線でエントリーしました。
エントリーの反省として、上の画像は1時間足ですが、水色の切り下げラインを抜けて、リタッチした黒丸のところが、MAにも支えられてエントリーするのに最適なところでした。
〇7月23日一部決済 USDZAR
次のトレードであるドルザーは絶賛含み損中です。
日足の下3波目を狙って、一時間足のレンジ上限でショートエントリーしましたが、
その後、上昇し追加で売りエントリーしました。その追加分は、指値のミスで微益で決済になりました。
その後もさらに上昇をして、
4時間足でDBを作り、下降トレンドラインも抜けて、ネックラインに押しをつけて月末に大きく伸びていきました。
8月9日現在はさらに上昇しています。一旦押し目を作ると思いますが・・・
日足の3波にこだわり、4hのチャネル底付近でショートエントリーをしてしまった事。ショート後チャネル上限まで上昇し、そこからまた下落した際は期待していましたし、追加でショートを入れるチャンスでもありました。
DBを作りに再度下落した時に、利確ができず、その後DBのDB、教科書通りの押し目、MAのGCから上昇の3波になっています。
総括・感想
2nd開始直後にノルマを達成する利益を出せましたが、USDZARが逆行して含み損になっています。もっと狙いやすい通貨ペアもありましたが、自分の分析にこだわってしまいました。
分析から導き出した下目線は、まだ自信がありますがどうなるか・・・
ここらで転換の兆しが見えなければ、強制ロスカットもあり得ます。
大会全体としては、1stステージは参加者全体で順調の滑り出しでしたが、2ndステージではノルマ達成者は一人。1stで上位だった人も大きく損失を出していました。
相場は、7月はドル売りが進み、GOLDが史上最高値を更新し、GOLDと相関のあるユーロも買われています。
株と国債は逆相関のはずですが、国債は買われ金利は下がり、株は押し目をつくるものの、本格的な下落にはならず、景気が良くなるわけでもないのにこちらも買われています。
実体経済悪化に対する安全資産(国債、GOLD、ビットコイン?)の購入と、金融政策による市場にあふれたお金が、株式などの積極的な運用(投資?投機?)に回っているのでしょうか?
現実的なリスクオフと投機的、バブル的なリスクオンの同時進行とでも言えばよいのでしょうか?
単純なリスクオンとリスクオフでは動いていないようです。
この動きがいつまで続くのか?そして自分のポジションにどう影響するのか?しっかりと分析して決断していきたいと思います。
3rdへ続く