第二回MKB杯 5thステージ結果とトレードノート
お疲れ様です。
7月からの第三回MKB杯に向けて準備も開始していますが、引き続き振り返りです。
5thから試験的にトレードノートの内容をブログの方で記載してみました。
理由としては、MKB杯参加をきっかけにツイッターやブログを開始しましたが、仕事と生活とトレードとSNSの並立は困難でした。
仕事と生活が大事だったので、頑張って仕事には影響を出さずに何とかこなしていましたが、生活部分では掃除や片付けをせず(もともとあまりやりませんが…)次第に部屋は荒れ、トレードでは振り返りをしなくなり、ルール違反も増えてしまいました。
というような経緯があり、負担を軽減するために重複する部分があるトレードノートの作成とブログを一緒にしてみる事にしました。
5thステージ 4月27日~5月15日
ではトレードデータから見ていきましょう。
4th同様に全部で7トレード。内勝ちは4トレード。勝率は57.1%となっています。
しかし、損益率(pipsベース)は0.75と低く、本来勝率60%以下では損益率は1.8以上ないと破産確率0%にはなりません。(破産確率1%以下は、勝率60%で損益率1.3以上必要です。)
PF(金額ベース)は1.8と、勝率と損益率から必要になるPFの値0.99を上回っています。
損益率はユロキャドの損切りが遅れて、足を引っ張っています。やはり損は大きくなるまで見てしまう傾向があります。
PFが高いのは、LOTを上げて、ポンド円でリスクオフの動きを二回狙い通りに取れたことが大きいですね。最後のドル円のトレードも1万通貨でしっかり利益を残せています。
データによる数字の振り返りは以上になります。実際のトレードの内容はどうだったのでしょうか。質的な面を振り返ってみましょう。
〇5月1日ユロキャド(4thから持ち越し ナンピン分も含めて損切り)
上位足環境:日足は2月末の大きなユーロ買いから三尊(ダイヤモンド?)を作って、高値圏のレンジから右肩で下降チャネルも組み始めていた。
エントリー理由:4hでフラッグ系のDTからレンジ下抜けし、1hのMAに触れて下げたところからさらなる下落を狙ってS。
ナンピンは、急激な上昇があった後に直近高値で反転すると考えて追加でエントリー。損切りは直近高値付近。
EXIT理由:直近高値の逆指値でロスカット。
ENTRY前感情:大きく上昇した後で、下目線で間違いないだろう。4thも終了間際だし、エントリーしよう。
EXIT後感情:入るところが悪かったので納得。しかし、+50pips含み益になってた時もあったので決済できればよかった。
反省と気付き:入ったところがレンジの下限になってしまっていた。その後上昇した後、下がってきて週開けて利益が出ていたが、月末のロンドンフィキシングで含み損から損切りになった。反省として、急激に噴き上げたところで動きを見て損切りをしてもよかった。トレンドラインを割る転換の動きだった。1MA(一時間足のMA)に触れるまで待ててはいたが、レンジ内に戻ってしまった。
〇5月6日 ポンド円 指値で決済
上位足環境:週足は下落トレンド中。日足は下落の第二波中。もしくは、ソーサー(ラウンド)トップからのレンジ中。
ENTRY理由:4hで小さな三尊を作り4MADC(MAのデッドクロス)でSMAにレートが触れて、1hでも三尊右肩から、1MADCかつ、レートが下抜けしたところからショートエントリー。15分足では下落中の上昇フラッグになっていたところからの下落となった。
EXIT理由:指値で決済。約104pips。
ENTRY前感情:他通貨も分析して、円買いが起こりそう。少し待ってエントリー。
EXIT後感情:様子見の意味も含めて約100pips下に指値したけど、根拠が薄かった。まだ下げそうだし少しもったいないと考えてしまう。
反省と気付き:長いレンジ相場で他通貨も合わせてレンジ下限に近付いており、下へのブレイクが考えられた。決済位置からさらに下落し、反省として指値の根拠が薄かった。
〇5月7日 ポンドドル 損切り
上位足環境:週足は大きな下落の後の、ツーバーリバーサルの大きな戻り後のレンジ。日足はWMA(週足のMA)に頭を抑えられてレンジでDTを作っている。もしくはペナントかウェッジ中。
ENTRY理由:短期足でのレンジブレイクに飛び乗り。
EXIT理由:損切り。
ENTRY前感情:前日ポンド円をとれたが、まだ下げ余地があるだろう。
EXIT後感情:安値掴み…またやってしまった。
反省と気付き:週、日足レベルで大きな戻りの後、ずっとレンジが続いている。目線をしっかり固定して、エントリールールを守るようにする。
・・・ここまでやってきましたが、見にくいですね。やはり画像の中に解説があるとわかりやすそうです。
残りのトレードは、ポイントだけ記載をしていきます。
〇5月13日 ユーロドル
レンジの下限から、MAがGCしたところからロングしましたが、その後10pipsで利確しました。
ユーロドルはすぐに利確する事となりましたが、気づいたこととして、その後下の画像の三つ目の山を作りに、きれいな時間的な間隔を作って上昇していきました。
この横軸(時間)の周期の間隔も、縦軸(値段)の幅(レンジ)と同様にトレードに活かせれば、もう少し待って、右下の赤丸でロングを打つ事もできたかなと思います。
〇5月14日ポンド円
日足のレンジ帯から、一段下抜け、一度戻って日足のMAに頭を抑えられて、一時間足で三角保ち合いを作り下抜けし、
15分足でも同じように斜め上方向のレンジを作ったところでショートしました。
この時相場では、リスクオフの円買いが起きていました。
安全資産である米10年国債が買われ、金利が低下し、通貨の強弱でも円買いが起き、ポンドが弱くなっていました。
指値は1波分のN値で設定し、決済しました。
〇5月15日ドル円
最後にドル円のトレードです。
長くレンジでしたが、トレード時は日足で逆三尊の形になりかけていて、
4h足でラス戻りを抜ける1波が出現し、下降フラッグを作り、抜けたところでロングエントリーしました。指値は最初1波分のN値でしたが、持ち越しをするつもりが無かったのと一旦下がってきたので決済しました。
見えにくいと思いますが、15分足で赤の点線が後から引いたインナーラインでそこへの押しから乗れれば理想的でした。
以上が5thステージのトレード内容です。
総括
反省としては飛び乗りや値動きが伸び切ったところで、つられてエントリーをしてしまっています。なかなか癖が治らないですね。ブレイク狙いではなく、しっかりと押し戻りを待つようにしたいです。
ユーロドルは目線はあっていましたが、周期性の視点が頭になく、焦った仕掛けになっていました。この周期性(時間のレンジ幅)も今後に活かしていきたいですね。
大会前からポンドは弱く、売られやすく、かつ、欧州通貨は一方向に動きやすいという特徴があり、リスクオフでは円が買われ強くなるため、ポンドと円の組み合わせでよく動いていました。リスクオフはわかりやすいので私のトレードでもよく取引きしています。
次回はファイナルステージの振り返りをしていきます。