Adoちゃんが好き。
私は数年前からずっと、CDを買うのはT.M.Revolution(西川貴教)さんだけだった。
ダウンロードの方がすぐに聴けて手軽だし、
私は物が多くて部屋を散らかしがちだから、という理由もある。
ただ、CDの方がアーティスト的にはありがたいらしいと聞いたので、
西川貴教さんのCDだけは買うようにしていた。
が!
今年、めちゃくちゃ久しぶりに他のアーティストのCDを買いたくなった。
それがAdoちゃん。
私は正直、最新の音楽事情に疎い。
私の音楽の情報源は子どもか夫がメイン。
Adoちゃんも、流行りの「うっせぇわ」を子どもが聴いていたので耳に入ってきた。
「うっせぇわ」は、作詞家には悪いが、歌詞が「子どもに聞かせたくない日本語」なので、当初はネガティブな印象を持っていた。
でも、耳を傾けてみるとAdoちゃんの表現力豊かな歌声が聞こえてくる。
夫もどうやら、そんなことを感じていたのか、
ドライブ中にAdoちゃんの歌声が流れてくることがあった。
その時聴こえてきたAdoちゃんの歌声は、「うっせぇわ」とはまた違って、
EGO-WRAPPIN'みたいだな、と思った。
18歳くらいでこんな歌声なんてすごいなぁ、と感心した。
その時流れていた曲がなんだったか思い出せないが、なんとなく「くちばしにチェリー」を思わせる曲だった。
それはそれでもちろんよかったんだけど、個人的には「もっと激しい感じのやつとかも歌って欲しいな」と考えていた。
それから少しして、娘が聴いていたのが「阿修羅ちゃん」。
これが私にはかなりツボにハマった。
「もっと聴きたい、応援したい」
そんな気持ちでアルバム購入を決めた。
そんで、Adoちゃんのファーストアルバム「狂言」はどうだったかというと、期待を裏切らない出来だった。
在宅ワークをしながら聴いています、集中がたびたび途切れるけど。
Adoちゃんは自分で作詞作曲をしないので、アルバムには多彩な作詞家・作曲家の曲が入っております。(ボカロPっていうのか?)
それがまたいいんだよね。
西川貴教名義になってからの西川貴教さんの曲もそうなんだけどさ。
(さりげないアピール)
様々な作曲家のお陰で、多彩な歌声を引き出してくれていると感じる。
いろんな表情の歌声を味わえるという良さがあるよね。
Adoちゃんのアルバムでは、少年のような声や、かと思えばセクシーな大人の女性のようだったり。
前述のEGO-WRAPPIN'のようだったり、椎名林檎のようだったり、西川貴教のような力強さもあったり(敬称略)。
「花火」や「会いたくて」は切なさを感じられるし。
アルバムをリピート再生しながら、
「この子はなんて才能豊かな子なんだろうなぁ~」
と聞き惚れています。
ちなみに、1人カラオケで何曲か歌ってみたけど、
「うっせぇわ」が割と楽しかったです。
Adoちゃんみたいにかっこよく歌うのは難しいんだけど、
それでもけっこうなんかスッキリするのよね。
Adoちゃんのライブなら家族で行けそうかな…。みんな好きだし…。
Adoちゃんと西川貴教さんコラボしてくんないかなぁ?
なんてこともたまに頭をよぎります。
合わないかな?