43歳の決断。包茎手術をしてきました。#5
なんと1年間も放置してしまった。。。44歳にもなってしまった。
リアクションが無いことで(内容が内容だけに当たり前か)誰も見てないか、やめるか、なんて思ってしまったがフと「いやいや手術を迷ってる人や悩んでる人はリアクションなんてしない!だって恥ずかしいもん!それよりもここに書くことで必ず救われる人がいるはず!」と思い直し約1年して再びペンをとる!w。是非読んでね。
手術まで
カウンセリングを終えクリニックを決めた俺は熱が冷めないうちに最速で手術の予約をした。ここが大事で決めたら即手術!流石に当日は怖すぎるけど1週間以内で決める事をお勧めする。時間があるとアレコレ考えちゃうのが人だからね。手術の細かい内容を確認する為にもう一度クリニックへ足を運ぶ。緊張してカウンセリングの時に聞ききれなかった事も改めて聞くのも良い。ここでは金額やらオプションやら術後の注意事項を聞かされる。今回もカウンセラーは同じ人でさらに安心。
俺が迷ったオプションは大きく2つ。亀頭増大術と言われる亀頭にシリコンを注入して亀頭を大きくする方法。ざっくりとお高めのオプションなんだけどシリコンの種類にもバリがあってお財布に応じた選択ができる。亀頭が大きくなるのは勿論、良い意味で感度が鈍くなるので早漏の対策にもなるので少し迷ったが(何のこっちゃw)注射器で異物を体に、しかも亀頭に挿れる(いや、淹れる)のは何とも抵抗がありパスした。
もう一つ、長径術という、いわゆるサオが長くなる方法。これも良く良く聞くと勃起時にサオが長くなるという事ではなく勃起前のサオを長くするという技だった。ん?もしかしたら皮を切らずにこの方法で乗り切れるのか?と思い質問したけど俺の場合は駄目だった。ざっくり言うと相当軽度な包茎の人はこの方法で包茎解消ができるが大体の包茎ボーイは基本的にはこの方法では根本的な解決はしない。ちなみに具体的な方法は勃起前で根っこが体の方に埋もれてるサオの根本に管を入れて外側に引き伸ばす方法で人によっては違和感や痛みを感じるリスクもあるとの事で俺はパスした。それと小さいオプションで縫合糸が自然に消えるか抜糸が必要なタイプを選ぶ。抜糸の方が仕上がりは綺麗との事で迷わずそちらを選ぶ。
そしてそして、術後の注意事項。手術当日のアルコールはNGという事と事前の調べで分かっちゃいたが術後1ヶ月はSEX禁止。自慰行為も禁止。理由は切った皮を縫い付けてる状態なので各行為によって傷が開くのを避ける為だ。当たり前だね。ん?じゃあ勃起もアカンの?って話なんだがそこは回避しようが無いケースが多いので大丈夫との事。少し安心。だがしかし1ヶ月。。物心ついた頃からそんな仙人みたいな生活した事ない。。不安だ。だがやるしかない。俺は決めたんだ。
風呂は3日間は患部を濡らさぬように、4日目からシャワーOK。湯槽入浴は2週間ほど我慢しろとの事。夏なので何とかなるか。そんなこんなでお会計ざっと30代半ばのサラリーマンの平均月収くらい。金額が金額だが家族にバレる事を回避するためクレジットカードは使用せず個人口座から現金をおろしそれで払う。さぁ、いよいよ手術となる。
手術当日
いよいよ本番だ。長く悩んだコンプレックスからも遂に解放される。明日の俺は今日の俺じゃない。いや、半日後にはもう変わってるんだ!なんて事を思いながら朝起きていそいそと支度をしてクリニックに向かう。決めた事とはいえ恐ろしく緊張する。でももう後戻りは出来ない。だから先生を信じるしかない。クリニック到着後、前の患者さんの施術が長引いてるとの事で少し待たされる。それだけで少し不安になる。
少し待つ事30分、いよいよ呼ばれた。緊張度はMAX。すぐ隣にある手術室に入り荷物を置き服を脱ぐ。(下だけ)程なく院長先生登場!展開は早い。当日の体調などを聞かれ問題ないとなると早速手術スタートだ。まず最初に麻酔。サオに3本くらいの麻酔をする。怖すぎて見れないので天井を仰ぐ。でも最初だけかなり小さくチクッとするだけであとは何も感じなくなる。見事に麻酔が効いてる証拠だ。切るラインをマジックで手際良くマークしてレーザーメスで皮を切っていく。下を見る勇気は全く湧かず引き続き天井を見ながらもたまに視線を少し下にずらすとレーザーメスなので切った患部から煙が出るのが見える。おお。。本当に切ってるんだ。手術してるんだ俺。そして観念したのかこのあたりで緊張も解け軽口がたたけるようになる。最初のクリニックで裏筋を取ると言われた事、ここのクリニックはHPが丁寧で安心するとか、逆に緊張してたからやたらと喋ってるのかも。でも院長先生は丁寧に会話に対応してくれた。本当に麻酔の技術がすごくて何も感じないので逆に不安になり途中「順調ですか?」ときくと助手さんがニッコリと「大丈夫です。かなり順調です。」と答えてくれてさらに安心。
そんなこんなで手術終了。30分くらいでアッという間に終わった。
はい、終わりましたよーの院長の呼びかけで漸くムスコを見る事ができた。
痛々しくも丁寧に巻かれた包帯。おおう、、なんだかドラマとかで不良の争いに巻き込まれて包帯ぐるぐるでベットに横たわるシーンを思い出させる。
さておき、終わったんだ。やったんだ。ついに。。
長年のコンプレックスを皮と共に取り去った解放感がそこにはあった。
院長先生と助手さんに丁寧にお礼を言ってオズオズと服を着る。(下だけ)帰りがけに痛み止めと抗生物質、幹部に塗る軟膏と包帯と包帯をとめるテープ、術後の注意事項が記載されたペライチを渡されクリニックを後にした。
終わったーーーーーー!!!!改めての達成感を噛み締める。
えらい!俺!成長できた!これからの人生プラスにしかならない。
などなど心の中で沢山自分を褒める事ができた。とにかく嬉しいのだ。
だって本当に本当に今まで長い間このコンプレックスと一緒に生きてきたんだもの。隠し通していた秘密をもう隠す必要がないこの晴々とした気持ち!勇気を出して決断して本当に良かったと思える。
手術終了からの。。。
かくして俺の手術体験は終わった。
思い立ってから手術まで2週間程のバタバタ劇だった。
コンプレックスを抱えウン10年、思い立って2週間、手術30分のドラマ劇。
かなり迷ったけども本当に手術して良かったと心の底から言える。
これを読んでくれてる包茎ボーイの諸君に一言。
決断は自分でするしかない。失敗するリスクだってある。
このままの自分で居続けるのか、それが良いならそれで良いんだきっと。
でもそれがコンプレックスになってるのなら勇気を出して1歩進んでみる事をお勧めする。カウンセリングだけでも良いと思う。恥ずかしいのは最初だけだ。その時迷っててもカウンセリングで気持ちが固まることもある。
みんなが気になる手術して結局良かったか?の質問に答えるとするとまず間違いなく良かったと答えられる。本当にこっち側にきて良かったと心底思える。でも決めるのは自分。勇気を出して前に出るのも自分。その決断と行動が良き結果となる事を心から願ってる。こっちにこいよ!世界が変わるぜ!
次回は最終回
希望しかない未来にワクワクする俺に突きつけられた現実。
手術直後に起こった事態から1年間の経過をレポートします。
果たして家族はもちろん誰にもバレずにやり過ごす事ができるのか!?
乞うご期待。