見出し画像

【玄関ドア】リフォーム時に注意すべき3つのポイント

今回は我々の最も得意とする分野「玄関ドア」
についてのお話です。
これは盲点であった…
などと後悔しないように
しっかりとポイントをみていきましょう!

画像1

リフォーム時に注意すべき3つのポイント

さっそくですが、リフォーム時の
要注意ポイントはこちらの3つとなります。

・玄関付近に窓はあるか?
・ドアが照明やヒサシなどに干渉しないか?
・有効開口が既存ドアと同じだけ確保できるか?

それでは順番にみていきましょう。

・玄関付近に窓があるか?

現在、現行で出回っている玄関ドアは
そのほとんどの場合、
セキュリティ性、断熱性が
大きく向上されています。
しかしながらその代償として
採光部が圧倒的に少なくなっています。
旧式の玄関はランマが付いていたり
採光部が多いデザインが多く見られましたが
最近のドアは下記のように
採光部が極端に少なくなります。
「室内は暗くなる」大前提で
考える方が良いです。
※玄関照明がある場合、問題はありません

画像2

・ドアが照明やヒサシなどに干渉しないか?

こちらもよくありますが
昔のデザインの玄関ドアは
背丈が低く、明り取りのランマが
付いているお家が多く見られます。

画像3

ランマに関しては、
「室内からの明るさ」という点で
メリットになりますが、
近年では「重厚感」「断熱性」という点から
ランマ無しのお家が多くなっています。
昔のドア高は概ね180cm程度ですので
高身長の人だと窮屈になる事もあります。

ここで要注意なのが
ランマ付き玄関からランマ無しへ
リフォームする際に
ドア開閉の時に干渉するものがないか
しっかりと確認が必要です。
上記の現場は(写真だとわかりずらいですが)
玄関の前に下屋があり、
仮にランマ無しの玄関ドアを設置すると
扉を開けた際にドア本体が
下屋に当たってしまう事がわかりました。

また今回は該当しませんが
仮に吊元が現在と逆の場合、
扉に玄関灯が干渉して90°開閉できない
という問題も生じます。

多くの場合これらの問題は
リフォーム業者さんが
指摘してくれるかと思いますが
理想通りにいかないケースもありますので
事前にチェックされることをオススメします。

上記写真宅のお客様も
当初はランマ無しをご希望でしたが
干渉物がある旨、ご説明させて頂き
可能な範囲で扉を高くしてランマを
極力小さくするという形で
ご納得いただいた上で
ランマ付きの玄関ドアを
設置させて頂きました(^^)

画像4

・有効開口が既存ドアと同じだけ確保できるか?

近年リフォーム用の玄関ドアは
様々なデザインや機能を備えたものが
数多く発売されておりますが
そもそも、リフォーム玄関ドアとは、
既存の玄関を枠だけの状態にして
その枠(旧枠)の内側に新しい枠を設置する為、
壁を壊さず簡単に1日で工事ができる、
というのが、この商品の最大のメリットになります。

従って既存枠の内側に新枠がくる為、
新枠の分の間口が狭くなります。

画像5

通常であれば80cmほど
扉の幅があれば問題なく使用できますが
既存の玄関ドアの幅が狭い場合は
さらに5cmほど狭くなってしまいますので
こちらも注意が必要です。

しかしながら既存の玄関ドア枠が
親子や片袖、両袖の場合は
親扉の幅を優先させて
短くなる約5cmを子扉や袖ガラスで
調整することが可能ですので
片開きの玄関でない場合には
そこまで心配はいらないかと思います。

枠の種類やリフォーム用玄関ドア
についてもっと詳しく知りたい方は
こちらの記事も是非読んでみてください★

まとめ

今回は玄関ドアリフォームについての
注意点をご紹介させて頂きました。

小社、㈱西之原ハウジングでは
玄関・窓を主力商品としまして
幅広くリフォーム工事を承っております。

関西圏の方限定にはなってしまいますが
是非、お気軽にご相談頂けると幸いです。

では本日はこの辺で~★

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?