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【保存版】住宅の寿命は何年?法定耐久年数と資産価値の話

我々人間にも寿命があるように
突然住宅にも寿命があります。
もちろんメンテナンス次第で
長く良い状態で住むことは可能ですが、
住宅の「資産価値」としては、
手を入れたからといって
必ずしも価値が復活するは言えないようです。

今回はそんな法的な目線からみた
住宅の価値のお話です。



木造住宅の寿命は22年?!

早速ではありますが、
お家の寿命なんてものは
当然手を入れれば長く
快適に住み続けられますので
明確な定義付けはありません。

ヨーロッパのおうちなんかは
築100年近いものが
ゴロゴロありますよね。

各住宅構造ごとの法定耐久年数
をみていきましょう。

法定耐久年数
・木造住宅→22年
・鉄骨住宅→34年
・コンクリート構造→47年

上記の数値はあくまでも、
税法上の「減価償却資産の耐用年数」で、
実際の建物が使えなくなる年数ではありません。
とは言え、いくら手を入れていても
木造住宅は22年を経過すると
資産価値は0、土地だけの値段しか
査定がつきません。
新築で購入した木造住宅は
残念ながら22年後には
建物の資産価値は0円ということです。
※ただし、2014年に制定された
「中古戸建て住宅に係る
建物評価の改善に向けた指針」
が適用され、質の良い建物に関しては
法定耐久年数を超過しても価値がつく
ケースもあるようです。

おうちの資産価値なんてものは
一生そこに住む方にとっては
関係のない話かもしれませんが、
これから新築を購入したり、
今のお住まいを将来的に売却するなど
ご検討している方にとっては
知っていて損のない
有益な知識になるかと思います。

今回はお家の価値を資産として
とらえた際にはこんなロジックが
ありますよってお話でした〜◎

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