とある少年H君の物語
20年前の夏
2004年7月27日 時刻は深夜0:30過ぎ
静まり返ったとある夜の道.....
ガシャーン!!!💥
と大きな衝突音が響き渡った
片側1車線の道路
セブンイレブンに入ろうと右折した車と
直進していたバイクが
激しく正面衝突💥したのだ
バイクに乗っていた少年(19)は
車の助手席あたりに突っ込んだようだ
その少年は事故現場から
数十メートル飛ばされて
地に堕ちた。微動だにしなかった...
ヘルメットは遥か遠くに転がっていった....
少年は血まみれ、地面は血の海になった...
その後の警察の事故現場検証
道路には
一切のブレーキ跡は無し
バイクと車の破損状態の推測から
400ccのバイクは推定 時速80km
ノーブレーキでそのまま車と正面衝突💥
少年は11.6メートル投げ出され飛ばされて
対向車線の地面に叩きつけられた
ヘルメットははるか遠くに転がっていた....
車とバイクは即日廃車
少年は再起不能の廃人に....
バイクに乗っていた少年は
意識不明重体で救急病院へ運ばれた
集中治療室に運ばれた少年が目を醒ましたのは
事故から、3日後だった...
その3日の間に少年は幽体離脱をしたそうだ
とある少年 幽体離脱の話
眼を開けると、天井から眺めている視点で
ベットに寝ているひとりの少年がいる
その姿は血だらけで酸素マスクをつけていた
身体には たくさんの管に繋がれて
いまにも死にそうな少年の姿を眺めていた
この少年は誰なのだろうか...?
そして、この景色は何なのだろうか...
天井に浮いている状態で自分の身体は見えない
カメラのレンズを覗いているようだ
血だらけの少年が寝ているのを
天井から眺めている
やがて少年がゆっくりとうっすら眼を開けた
その少年と
目と目が合った瞬間に
「ズドーン💥!!!」と
ものすごい勢いで
少年の中に吸い込まれていった
と、入った瞬間と同時に
身体からは何かが飛び出たように入れ替わった
気がつくと、なぜだか わからないが
緑の大男🟢の背中の上に乗っていたのだ
宙に浮いている状態だ
宙に浮いた緑の大男は、突然、動きはじめる
背中に自分を乗せたまま
空を飛ぶように縦横無尽に飛び回りはじめた
その背中から落ちないように
必死にバランスを取ってみる
見える景色は
天井から見下ろしているように空を飛んでいる
この眺めは、どうやら病院の中のようだ
病院の廊下を歩く医者、看護師、患者
トイレ、ナースステーション、売店、会計、
手術室、病室と...
大きな病院の中をくまなく飛びまわっていた
緑の大男の背中から
落ちないようにと、なんとか必死に耐えて
ようやく最後に帰ってきたのはさっきの病室だ
ん?見覚えがある少年がまだ寝ていた
さっきより死にそうになっていた
心臓を打つ音が🫀
先ほどより明らかに遅くなっていた
あぁ、この少年はもうすぐ死ぬのかなぁ...
そこで、ようやくわかったのだ!
天井から眺めている少年は
なんと「自分だった」
「あぁこの少年、死にそうだなぁ...」
「この少年は、もしかして自分...?」
「あぁ...死にそうだなぁ...」
「自分は死んでいるの?これから死ぬのか?」
「これを眺めているのは誰なのだろうか?」
「眺めているが自分の身体は無い、見えない」
眼球👁️でははっきり景色が見えるのに
見回しても、自分には手足、身体が無い
まるで、カメラのレンズのようだ...
「一体、これはどうなっているのだろう...?」
と思った時に
血だらけの少年がゆっくりと眼をあけた
さっきよりも目が開くのがゆっくり
ようやくうっすらと目と目が合った瞬間に
その少年の中に
ズドーン💥!!!と
勢いよく吸い込まれるように
少年のカラダの中に入った
この出来事が事故から3日間の中の話だった
詳しくは
事故から2日間はオペも出来ずにいた
息子さんの生命力次第です
そのまま亡くなるか
内臓の出血がおさまったら
手術をします。今が山場です。と
両親は医師から説明を受けたという。
2日間は、生死をさまよい続けたそうだ...
脾臓からの出血
左大腿骨粉砕骨折
右手首 橈骨、尺骨ともに粉砕骨折
右手中手骨 骨折
左膝蓋骨 骨折
左膝の皮膚は10センチ四方エグれた
(後に皮膚移植を受ける)
アゴの皮膚も10針🪡縫う
陰部の皮膚も裂けて何針か縫いました
内臓の出血もおさまってきて
2日後にようやく手術ができたそうだ
粉砕してしまった骨を
つなぎ合わせる手術をして
左大腿骨と右手首(橈骨、尺骨)を
プレート、ボルトでつなげた
事故の瞬間の記憶は全く無い
3日間のある記憶といえば
死にそうな少年の姿と
身体から飛び出した何か?が
緑の大男の背中に乗って病院中を飛び回った
そして、
その死にそうな少年は自分だと気がつき
身体にズドーン💥と戻った感覚記憶のみだ
手術後に、目が醒めた時にようやく
自分がバイクで車と衝突事故に遭った事を知る
ここがどこに運ばれた病院なのかも
わからなかった
わかるのは不思議な体験だけと身体の激痛
動けない身体のまま
不思議な体験を両親や友人にした所
それは、事故によるショックで
「せん妄だ。それは妄想だよ。」と言われた
が、しかし。
事故当初は、自分自身が
どこの病院に運ばれたのか?わからない
ずっと寝たきりの状態のまま
それなのに
不思議な体験で見た景色を鮮明に覚えていて
いま、ここは何階の病室なのか
トイレの場所、ナースステーションの場所
売店の場所、名前などをすべて言い当てた
緑の大男の背中に乗って
一度、見た
景色だったのだから。....
そこで氣がついた
一度、魂が肉体から離れたのではないのか...
身体は
魂の乗り物なのかもしれない
きっと身体から魂が飛び出してしまい
緑の大男は、もしかしたら
死神だったのかもしれない...
魂を振り落とそうと飛び回ったのではないか...
緑の大男の背中から落ちてたら....
そのまま魂が離れて
肉体が死亡してたのではないか...
なんとか、背中から落ちない魂を最後に
病室に帰ってきて
なんとか眼を開けてくれた自分の肉体があったからこそ、戻れた【魂】だったのでないか
眼球状態の自分【魂】そのものであり
目が合った【肉体】に
ズドーン💥と戻れた瞬間だったのだと
身体は魂の乗り物
身体は魂の借り物
魂がイキイキとワクワクと活かされるために
借り物の肉体のメンテナンスの重要性を知る
健康の大切さを痛感する
健康のこだわりと執着の違いが確実にわかる
執着とは
健康に対して老化する身体への
不安、恐れ、心配からモチベートされる事
こだわりとは
どこにも痛みがなく
疲れにくく快適に動けるカラダづくり
自分のカラダが健康な事に感謝をして
労って、ケアして愛を注ぐ事
これが
健康へのこだわり
それ以降の二度目の人生は
健康になる為のコツ、知識、知恵を
事故以来、ずっと探求して
そして、今も追求しています
ひとりでも多くの人に伝えていっている毎日
スポーツトレーナーとして
日本🇯🇵を健康にする
世の中の体温をあげる
そんな使命を抱いて
人々を健康に導いています
トレーニングはカラダづくり
カラダづくりは
【魅力づくり】
健康である事そのものが希望であり
豊かであり、幸福なのですから
あなたは、どう生きていく?
過去は変えられないが
過去に意味を生み出すのは自分である
【いま】を大切に積み重ねていこう
ひとりひとり色々な事があるはず
ただ、悲劇のままにするのか
喜劇にしていくのか
なにかの【せい】ではなく
あの【おかげ】にしていくのだ
希望を捨てちゃいかん!!!
※事故現場は横横高速道路
朝比奈インターそばの
セブンイレブン前
星﨑家 御先祖墓 横浜霊園そば
ワシの父は星﨑家の長男
そして、ワシは長男
きっとご先祖さまが助けてくれたんだと想う
ありがとうございます
※運ばれた病院は
【湘南鎌倉総合病院】(当時の名称)
担当医師は
整形部長の塩野Dr.
当時、若手の名医 明田Dr.
理学療法士 塚田さん(男性)
作業療法士 鈴木さん(女性)
たくさんの人の支えの中で
人は生かされております
生きてるんじゃないよ
生かされているんです🙏ありがたい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?